興味が尽きない歴史
沖縄の知事選では糸数さんが惜敗して少々落胆している。 仲井真氏も政府案は受け入れがたいと発言しているが、多分最終的にはキャンプシュワブ沖への移転受け入れをテコに公共投資を呼び込むことに精を出すことになるのだろう。この方法では田中康夫氏が指摘していたように沖縄に残るものは少なく、殆どが東京へと回流していく。民主党にも頑張って欲しいが、地元に金が残り回るような仕組みを提案できなければ沖縄県民には実際上の選択肢はないのかも知れない。基地を高く国に売りつけようと思えば反対の糸数氏よりは条件派の仲井真氏の方が適任と言うことになったのだろう。
昨日は朝から鏑木蓮の「東京ダモイ」を読んでいた。何となく題名の語感が気になって立ち読みし一昨日に買ってきた。筋は現代の殺人事件なのですが先の大戦後のシベリア抑留体験が伏線となっている。最近騒がれた世界史などの履修逃れ問題などを考えると、果たしてどのくらいの人達がこの小説を味わうことが出来るのだろうかと考えてしまう。歴史を知っているのと知らないのとでは随分違うだろう。最近は大学生でも本を読まないそうなので、そもそも小説を味わえないことを残念と考えないかも知れないが、こんな面白いことを知らないのは気の毒と私は思う。だからといって、高校で世界史や日本史を習えばそうしたことが可能だとは言わないけれど、触発されて歴史に深入りしていくならば面白いことは幾らでもあると言いたい。
どこの局だったろうかクリント・イーストウッドがインタビューに応じていた。私も話題の映画「父親達の星条旗」と「硫黄島からの手紙」を見ようとは考えていたので良いタイミングでした。イーストウッドの映画は好きでDVDも時々出してみるのですが、今度の映画は趣がかなり違う。栗林中将に関する話題の本も手に取ったことはあるのですが、どうも美化されすぎているような気がして結局は読んでいない。本土侵攻を一日でも遅らせるためだとしても「死なないで戦え」と言うのは食料も弾薬の補給もない中での不合理さを思うと酷さの方が先に立ってしまう。このことは戦後生まれの私には理解し得ていないことなのかも知れない。個人の意志を過大に評価しすぎるのかも知れないが、合理的に考えられる人であれば尚更「どうして?」との思いが拭い去れない。この点なども見終わってどう変わるのか自分の事ながら興味がある。
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コメント
TBをいただき有難う御座います。
私もTBさせて頂きました。
テレビ宣伝から、私も「父親達の星条旗」と「硫黄島からの手紙」を見たいと思っています。この映画を通じて、国家の下に個人が悲惨な目に合っていることを疑似体験しようと思っています。
投稿: morichan | 2006年11月21日 (火) 14時31分
沖縄知事選挙をご支援くださった
みなさまへ
11月17日から20日まで選挙応援に沖縄へ行ってきました。沖縄知事選挙の結果
は、ご存じのとおりです。
糸数けいこさんは、大奮闘されました。
報道各社の投票日当日の「出口調査」では、
いずれも数ポイント糸数リードの結果が出ていました。
「期日前投票」が、過去最大の11万票(投票総数の16%)
もあり、その大半が仲井間陣営とみられ、「期日前投票」で逆転して、3万7000
票差で、仲井間当選となりました。。(NHKの出口調査で仲井間陣営7割、糸数陣
営3割)
詳しい選挙結果分析は、後日詳述したいと思います。
自公政権は、30億円の選挙資金を投入したと言われています。対する民主党は30
00万円の選挙資金を投入。地元政党の選挙資金力は300万円程度だそうです。
沖縄電力を中心とした大企業と、創価学会による「根こそぎ動員」の実態が解明され
るべきだと思います。
投票日当日の投票では、糸数さんはリードしています。無党派層の得票数でも、糸数
陣営6割、仲井間陣営は3割でリードしています。
沖縄知事選挙は、まさに「利権選挙」です。本土政府が巨額の選挙資金を投入して、
沖縄電力などの大企業と創価学会が、期日前投票に約8万票もの「根こそぎ動員」を
強制して、民意がねじ曲げられてしまいました。
沖縄戦の皇民化教育と防衛隊へ戦時動員された悲劇の歴史さえ彷彿させます。
困難な状況のなかで、大奮闘された糸数けいこさんに心から敬意を表したいと思いま
す。
自公政権の強大な圧力のなかで、それでも「基地はいらない」という声が31万票も
結集した事実にこそ、沖縄県民の真の民意があることに、どうか耳をすませていただ
けたらと思います。
東京で、みなさま、がんばりましょう!
2006.11.22
投稿: まえたけ | 2006年11月23日 (木) 04時28分