「一歩前進!」

22日のNHK「ほくほくニュース」で「北海道に夜間中学をつくる会」の活動が紹介されました。
22日午後4時から「北海道に夜間中学をつくる会」の上田札幌市長への面会が叶いました。20分間だけですが、会は要望書を手渡し、遠友塾生徒の思いも市長に直接聴いて貰うことが出来ました。
要望内容は以下の通りです。(詳しくは遠友塾のサイトからPDFファイルを参照してください。)
義務教育を受ける機会が実質的に得られなかった人達の実態の把握を可能な限りすすめながら、
①北海道におけるセンター校の役割を担う公立夜間中学(公立中学校夜間学級)を札幌市に開設すること。
②道内の自主夜間中学を運営する民間団体に対し、学校の教室使用を主とする施設の提供と財政的支援を行うこと。
③教育を受ける機会を保障するため、個人教師の派遣などの施策をすすめること。
④シニアスクールなど、既存の学校の受け入れ対象者を拡大すること。
⑤住所変更届や病院の問診票など、公的書類の漢字に「ひらがな」をふり、苦しみを和らげること
2000年の国勢調査では小学校未修了者数は9,600人となっていますが中学未修了者そして形式的卒業者を含めると10万人は降らないだろうと見ています。実態の把握が重要ですが、プライバシーの問題もあり調査方法に工夫が必要です。何のための調査かを明確にすることとプライバシーが厳格に守られることを信じていただけるようにしなければなりません。私は「何のため」と言うことが本当は重要だと思う。調査のための調査ではなくて「未修了者に学習の機会を保障するため」の行動を国や地方公共団体が起こすためにする調査だと言うことが正確に回答してもらうためには何よりも重要だと思います。「世論誘導のための世論調査」や「民意でっち上げのタウンミーティング」で国民は疑い深くなっています。
公立の夜間中学はそんなに簡単に始められるとは思っていません。決意しても予算や人員等時間が掛かるものです。それ以外は直ぐに決断すれば出来そうな要請だと思うのですがそれすらなかなか実行されてこなかったのが現実です。私の住んでいる厚別区でも私の子供達は一学年5クラスだったものですが今年は2クラスだ、いや1クラスだと毎春騒いでいます。単純計算で一学年で3教室余る計算になるのに現実に貸してもらうことは出来ていません。公文書にふりがなを振ってもらうことも色よい返事が頂けたことはありませんでした。こんな事が「何で出来ないのだろう?」と今までは思案投げ首するばかりでした。
今回は報道が入っていた為もあるでしょうが予想以上に温かい言葉を返していただけたことを有り難く思っています。「無理です」と最初から考えるのではなくて「どうしたら実現できるのか」と前向きに考えてもらえるのだろうか?少し光明が見えてきた面会だったと思っています。
上田市長はNHKのカメラの前で確かにこう仰ってくださいました。
(夜間中学の)活動がどれだけ晴らしいか、欠くことの出来ないものか知ることが出来た。今直ちに約束は出来ないが、どうあるべきか議論していきたい。
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