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2007年12月 5日 (水)

ちょっと反発

今日は朝刊を読んでいて思ったとりとめのない話しです。

 4日午後5時50分ごろ、和歌山市宇須、無職坂口喜雄さん(82)方を訪れた介護ヘルパーが、応答がないのを不審に思い室内を見たところ、坂口さんが倒れていたため、派遣会社を通じて110番通報した。
 和歌山西署員が駆けつけたところ、坂口さんと長女の医師高田美和子さん(49)、美和子さんの長男の市立高松小6年翔君(12)が刃物で刺され死亡していた。(読売新聞)

 被害者が無職だと言っても82歳ならば不思議ではないでしょう。こんな高齢で職がある方が不思議だ。 何か事件がある度に「無職」という文字をみて一定の予断を私達は持たされる。先の坂出市の事件なども父親が「無職」というのを見て想像をかき立てられた人が多かったのではないかと思うが、あの場合「無職」という情報が本当に必要だったのだろうか? 捜査機関にとっては必要な情報でも一般人には必要でない情報もあると思うのだが…。 だいたいこの情報は警察発表なの?それとも勝手に報道機関が調べたのだろうか?

 次は「pisa 日本、数学応用力が10位 読解力は15位に」という記事で「ゆとり教育」を批判している。

 経済協力開発機構(OECD)は4日、加盟国を中心とする57の国・地域の15歳男女計約40万人を対象にした2006年国際学習到達度調査(略称PISA)の結果を世界同時発表した。

 3回目の今回、日本は、すでに2位から6位に転落したことが明らかになっている「科学的応用力」に加え、「数学的応用力」が6位から10位へ、「読解力」も14位から15位へと全分野で順位を下げた。今回の対象は、詰め込み教育からの脱却を狙った「ゆとり教育」で育った世代で、日本が最も得意としてきた理数系で世界のトップレベルから転落したことは、今年度末に改定予定の次期学習指導要領に影響を与えそうだ。(読売新聞)


 「応用力」や「読解力」が落ちたのは「ゆとり教育」のせいだと批判しているのだけれど、そもそも「詰め込み教育」ではこうした能力や、斬新な発想力はつかないと言うことで「ゆとり教育」を始めたのではなかったのか? 頭から「ゆとり教育」を批判して省みないような態度で、今後の教育をどうしようというのか? 教育再生会議(これからもしゃべり続けるのだろうか?)での議論なんかを聞いていると「訓練」と「選別」、「競争」とが強められていくようにしか思えないのだが、本当に大丈夫か?

 「読解力」ということでは世を挙げて「幼少時からの英語教育」に熱を上げている情況では上がりようがないと思う。 だいたい小説に夢中になっているなんて言うことを親たちは許容できるのだろうか? 「本ばかり読んでないで勉強しなさい!」、「英語の勉強はどうしたの!」とは言わないだろうか?

 私は確かに英語の成績に苦しめられた口だけれど、たっぷり小説を読んで「とっても幸せ!」だったと思っているんですけど…。

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