ちっとも懲りない自衛隊!
自衛隊が事故を起こしたからと言って喜んで飛びつくような真似はしたくはなかったのですが、相変わらず自分で墓穴を掘っている。 19日の朝、布団の中でこのニュースに接したときは最新鋭のイージス艦なので真相解明は早いと思ったくらいなのに全然そうはなっていない。
海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」が衝突した事故で、第3管区海上保安本部(3管)は21日、あたごのレーダー記録が保存されていなかったと発表した。調べによると、イージス艦は演習時などにはレーダー記録を残すが、通常の航行時には記録しないこともある。3管では、あたごが最初から記録していなかったのか、事故後に何らかの原因で消えたりしたのかについて、艦橋や戦闘指揮所(CIC)などにいた当直員から事情を聴いている。
レーダー記録があれば、清徳丸や僚船とあたごの位置関係、双方の回避行動の有無などが明確に裏付けられるはずだった。3管では記録がないことから、あたごから押収した海図や航海日誌、艦橋にある全地球測位システム(GPS)端末のデータなどと、清徳丸や僚船のGPSデータを合わせて分析し、双方の航行状況の特定を急いでいる。
(2008年2月21日21時01分 読売新聞)
自衛隊の内部調査発表と漁師達の証言の食い違いから自衛隊の内部調査その物の信頼性が揺らいでいる。潜水艦「なだしお」の事故の時も日誌の改竄という前歴があるし、ちょっと前のアラビア海での給油活動においても航海日誌が捨て去られている。都合の悪い情報は「改竄する」それが無理なら「捨ててしまう」というのが海上自衛隊の文化なのだろうか?全く信頼の置けない組織だ。
情報を隠すと言うことが一番信頼を失うことだと言うことを何故分からないのだろう?防衛相に報告が届いたのが1時間半も後だと言うが、その間何をやっていたのだろうか?本来ならば「人命救助活動に忙しかった」と言って貰いたいところであるが、そんな風もないので実際は「口裏合わせ」をやっていたと思われても仕方ない。そして、その筋書きに合わせた「証拠隠し」と「証拠捏造」迄もが疑われる。
今日の午後のニュースでは漁船のGPSに残った航跡が証言に使われていた。最新型のイージス艦に漁船ほどの記録装置もないと言うことは信じがたい。石破防衛相はイージス艦の航海記録を全部保存し提出するように命令しなさい。それが出来ないというなら既に自衛隊は戦前同様に政府のコントロールの手を離れていると思わなければならない。まさか海上自衛隊は既に日本政府の指揮権を離れてアメリカ海軍の指揮下にあると言うんじゃないでしょうね?!
この「ちっとも懲りない自衛隊」を見せつけられると警察の取り調べの可視化同様に、自衛隊も各セクションの行動を監視カメラで記録する必要があるとすら思える。
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 「臓器移植法」は「市民的自由」への脅威になりかねない!(2009.07.13)
- ロシアでは既に鳩山首相か?(2009.07.11)
- 「負けっぷりを良くする」ことも必要では?(2009.07.11)
- 中国は民主化出来るの?(2009.07.08)
- 警察国家は望みません!(2009.07.05)





































コメント
はじめまして。
さて、私のうろ覚えの知識です。
国際法上このような場合、そもそも軍艦に回避義務はあるのでしょうか?
投稿: さるさ | 2008年2月28日 (木) 21時49分
さるさ様、コメントを有り難うございます。
国際法上、常に軍艦に回避義務があるわけではなく交差する船の位置関係によって回避義務が生ずると聞いております。お互いの進路が交差する場合、右前方に相手の船を見ている船の方に回避義務が生ずるもので、今回の場合護衛艦がその位置にあったと言うことです。
投稿: hide | 2008年2月29日 (金) 10時20分
ただ、慣行(もしかしたら明確に)として軍艦は基本的に回避しなくてもかまわないと聞いたことがあるのですが、そのあたりは実際にはどうなのでしょうか?(確か軍艦はその法の適用外だった気がするのですが)
投稿: さるさ | 2008年2月29日 (金) 19時09分