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2009年2月27日 (金)

小沢発言は野党ではなく与党への爆弾だ!

 「第七艦隊だけで十分では」と述べた民主党小沢代表の発言が注目を浴びている。民主党内で論争になることは当然だが、これ幸いと批判している自民党の幹部達も身の程知らずと私には思える。この議論がどこに着地することになるのかはまだわからないが、この議論は安全保障に関する保守と革新との対立ではなく保守内部でこそ対立となるものである。この議論は対米従属か自主独立かとの論争に繋がって行かざるを得ない性質のものであるから、気持ちよく批判していると自分が対米従属にどっぷりと浸っている政治家であることを露わにすることになる。そこのところを気づいていますか麻生さん、町村さん…?

 民主党の小沢一郎代表は24日、在日米軍再編に関連し「米国もこの時代に前線に部隊を置いておく意味はあまりない。軍事戦略的に米国の極東におけるプレゼンス(存在)は第7艦隊で十分だ」と述べ、将来的に日本に駐留する米軍は海軍関係だけで十分との認識を明らかにした。

 同時に「あとは日本が自らの安全保障と極東での役割をしっかり担っていくことで話がつくと思う」とし、政権交代を実現した場合は、国連活動への協力など日本の軍事的役割の拡大を通じて在日米軍基地の整理、縮小に取り組む考えを示唆した。奈良県香芝市で記者団の質問に答えた。

 これに関連し小沢氏は「米国に唯々諾々と従うのではなく、私たちもきちんとした世界戦略を持ち、少なくとも日本に関係する事柄についてはもっと役割を分担すべきだ。そうすれば米国の役割は減る」と強調した。

 政府が国会提出した在沖縄米海兵隊のグアム移転をめぐる米国との協定締結承認案件への賛否に関しては「個別の話は政権取ってからにしてほしい」と明言を避けた。
2009/02/24 23:12 【共同通信】

 マスコミも自公政権側の政治家達も野党側の対立を深めるものとみて喜び勇んでいるが、70年代くらいまでは力のあった非武装中立論は今では国民の支持を受けられるものではない。非武装中立論で小沢氏に挑んでも国民の支持は得られるものではないと思う。社民党も共産党も正面からはこの論理を担げない。

 どこまで国民が意識しているかどうかはわからないが、現実に問われているのは軽武装で米軍に依存し続けるか、それとも米軍から自立する為に重武装の道を選ぶかである。 それは何で米軍がグアムに移動する費用を日本人が負担しなければならないのかとか、アフガニスタンやイラクに何の恨みもないのに自衛隊を出さなければならないのか、何でそこまでアメリカに気を遣わなければならないのか?との素朴な疑問となって国民の間に渦巻いている。 自公政権は「アメリカに守ってもらうしかないんだよ」、だから「アメリカの鼻息をうかがう以外にないでしょう」と繰り返すばかりで、「馬鹿の一つ覚え」状態だ。国民は別の道がないのかを知りたがっているとは思わないらしい。別の選択肢が提示されればそちらを選択する可能性もあるのだよ。

 対米従属論を補強するために持ち出すのが北朝鮮と中国の脅威だが、本当に日本の国益に沿ったことがなされるかどうかの保障はない。その良い例が今日マスコミに乗った以下のことだ。

北朝鮮ミサイル、MDシステムで迎撃「前から検討」と防衛相

 浜田防衛相は27日午前の閣議後の記者会見で、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際に、ミサイル防衛(MD)システムで迎撃することについて、「今回のこと(北朝鮮の発射準備)でどうこうではなく、前から検討している」と述べた。

 MDシステムは大気圏外で迎撃する海上配備型のスタンダード・ミサイル3(SM3)と、地上近くで撃ち落とす地対空誘導弾パトリオット・ミサイル3(PAC3)の二段構えとなっている。SM3はイージス艦「こんごう」と「ちょうかい」の2隻に、PAC3は首都圏の4か所と浜松、岐阜両基地の計6か所にそれぞれ配備されている。
(2009年2月27日11時50分 読売新聞)


 オイオイ、本気かよ?!と驚いたら、しっかりアメリカでも呼応しているのですね。
北ミサイル迎撃の用意=大統領が命令なら-米太平洋軍司令官

 【ワシントン26日時事】キーティング米太平洋軍司令官は26日、ABCテレビの番組の中で、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した場合の対応について、「オバマ大統領の命令が出れば、あらゆる北朝鮮の弾道ミサイルを撃ち落とす準備が十分できている」と述べ、北朝鮮をけん制した。
 キーティング司令官は、北朝鮮が資材の移動など打ち上げ準備に向けた動きを見せていることを懸念。ミサイルを迎撃するイージス艦や衛星による探知など米軍の迎撃体制を説明し、「われわれには非常に洗練された有効なミサイル防衛体制がある」と自信を示した。(2009/02/27-12:55)

 オイオイ、ひとの家の庭先で何をするの?! 戦争を仕掛けるつもり? 国民は認めたの? アメリカは遠いから北朝鮮が暴発しても今なら問題ないかもしれないけれど、日本に届くミサイルなら相当数配置されているでしょう。日本の防衛相はアメリカのためなら日本国民を危険にさらしても何ともないの? それともすべてのミサイルを100パーセント打ち落としてみせる自信でもあるのですか? その根拠は?

 日本国民を危険にさらしてでもアメリカのためにと考えている自民党の政治家は次のことをどう説明しますか?

米「尖閣を防衛」明言せず、日本の確認要求に…中国船の侵犯後

 【ワシントン=小川聡】昨年12月上旬に発生した中国の海洋調査船による尖閣諸島南東の日本領海侵犯後、日本側が求めた「尖閣諸島には日米安全保障条約が適用される」とした従来の米政府の見解の確認を米側が避けていることが26日、明らかになった。

 日本政府は「米側は政権移行期のため、最低限の回答をしている」と分析、政治任用の実務責任者が空席の影響もあると見て、国務、国防両次官補が承認され次第、改めて確認を求める考えだ。

 尖閣諸島を巡り、米政府は領有権問題には介入せず、中立を維持する立場を取っている。一方で、クリントン民主党政権時代の1996年、カート・キャンベル国防次官補代理(当時)は、尖閣諸島を日米安保条約の適用対象とし、有事の際には米国の防衛義務が生じるとの見解を米政府高官として初めて示した。

 ブッシュ共和党政権1期目の2004年3月、中国の活動家が尖閣諸島に上陸した際にも、国務省副報道官が記者会見で「日米安保条約は日本の施政下にある領域に適用され、尖閣諸島にも適用される」との見解を改めて示した。

 ところが国務省は昨年12月以降、日本側がこうした見解の再確認を求めても、「領土問題は当事者間で平和的に解決するべきだ」と回答しているという。国務省は今月、読売新聞が文書で質問した際にも「米国は国際合意を順守する。米国の政策は一貫している」と回答するにとどめている。

 日本政府内には「中国との関係強化を目指す米政府が外交的な配慮を優先している」(外務省幹部)との受け止めもあるが、オバマ大統領は24日の日米首脳会談で対日防衛への関与を確約しており、冷静に対応する方針だ。

 麻生首相は26日の衆院予算委員会で、「尖閣諸島は日本固有の領土である以上、日米安保条約の対象になる」と改めて明言した上で、米国側にも改めて確認する考えを強調した。
(2009年2月27日03時18分 読売新聞)

 尖閣諸島の問題では日本を支持しないと言うことでしょう。勿論中国も支持していないけれど、争うに任せると言うことだよね。争いがある限り「日本はアメリカに頼らざるを得ない」という読みも当然あるだろう。北方領土の問題もそうで、争いを楽しむように何もしてくれないのがアメリカと言うことではないのか?アメリカの大統領だって日本のためにアメリカ国民を危険にさらすわけにはいかないは当然だ。 ただ自民党の政治家達のみが闇雲にアメリカを信じて顧みない。

小沢爆弾はどこで爆発するかはまだわかっていないが、多分自民党で爆発するというのが私の見立てだ。

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2009年2月26日 (木)

墓の前で感動するな!

 昨日のオバマ大統領との会談の様子をテレビで観ていても無内容で、むしろ会談後にオバマから囁かれていた内緒話の方が気になりました。表向きは自国民向けの当たり障りのない話でまとめ、実質的なことは秘密裏に事を進めているという印象ですかね。 今日は早速麻生太郎の「強く明るく」というメルマガが入っていました。別に自民党支持ではないのですが小泉時代からメルマガを読んでいます。どんなことを考えているのか、どんな勘違いをしているのかが幾らかは感じ取れるので、腹が立つことも多いですが止めずに続けています。アメリカもヨーロッパの新聞もこの会談をほとんど取り上げていないことをみても何を約束させられるのかはお見通しと言うことだろうか。たかり甲斐のあるお人好しの金持ち役を続けていくことにはこちらがウンザリなのですが本人はまるで気にする風情もない。(以下の引用は麻生内閣メルマガより。)

 先週のサハリンでのロシアとの首脳会談に続き、今週は、米国のオバマ大統領との初会談。オバマ大統領がホワイトハウスに招く最初の外国の首脳となりました。新政権の日本を重視する姿勢を感じます。  「誠実」で「率直」。オバマ大統領と初めてお会いしての印象です。  この難局にあたり、自国の経済の立て直しに必死なのは当然ですが、同時に、世界経済の立て直しも図らなければならない、という使命感。私は大いに共感するところがありました。一緒に手を携えてやっていける、そういう信頼を置ける方だと確信しました。オバマ大統領も、私と同じように感じてくれたと思います。
-- アジアで最初だとか外国首脳で最初だとかと言うことに異常に執着している政府だから、「ご褒美をあげるからしこたまお土産を持ってきて」と言うことと日本の国民のほとんども気付いている。麻生氏本人は「一緒に手を携えてやっていける、そういう信頼を置ける方だと確信しました」とさも偉そうに評価するのですが、値踏みされているのはあなたの方ですと教えてあげたい。オバマは「この超不人気な総理と約束しても本当に実行してくれるのか?」と思っていたに違いないのです。
 これまでも、外務大臣として日米首脳会談に同席したり、米国大統領にお会いしたことがありました。しかし、今回は、この世界的な経済危機の中で、日本の総理大臣として米国の大統領と対応を話し合う、という責任の重さを感じながらの会談でした。  オバマ大統領にとっても、ホワイトハウスでの初めての首脳会談ということもあり、じっと私を見つめ、私の話の一言一言に真剣に耳を傾け、大変真摯な対応をされていたのが印象的でした。
-- だから、「こいつ、ひとに意見出来るほど支持されてないハズなのにどうして偉そうに振る舞えるんだろう?」と不思議だったんです。あの熾烈な選挙を戦い抜いて初めて大統領という権力を手にしているオバマにしたら選挙の洗礼も受けていない、支持率が10パーセント台の麻生総理なんて理解できないよ。
 オバマ大統領は、環境や省エネルギー問題に強い関心と高い知見をお持ちでした。日本のエネルギー効率は米国の2倍も優れている、というような話も出ました。技術力と経済力を持っている日本と米国が手を組んでいくしかない、ということで一致しました。  また、私の方からは、東京23区、約1000万人圏での輸送の鉄道への依存率は76%にもなる、そのおかげで、東京にあれだけ人が密集していても、大渋滞や空気が極度に汚れることを回避できている、という話を紹介し ました(ちなみに、米国全体での鉄道への依存率はわずか1%です)。  米国の鉄道網再構築を考えているオバマ大統領は、この話に強い関心を示されていました。
-- 恥ずかしげもなく講釈をたれるところが麻生の麻生たる所以なのでしょうが、東京23区を引き合いに出したらニューヨークあたりを引き合いに出すしかないでしょうに、あの広大なアメリカ全土の鉄道への依存率と比較するのは全くの間違いです。日本の新幹線だって40年以上かかってまだ北海道に届いていないのですよ。アメリカ中に張り巡らすことがどれ程大変なことか分かって喋っているのでしょうか?


 会談は、問題意識が共有されていたので、非常に中身の濃いものとなりました。日米同盟は日本の外交の要でもありますが、オバマ大統領からは、米国外交のコーナー・ストーン(礎)である、と言われました。

 金融・経済問題、北朝鮮問題、アフガニスタン・パキスタン問題、気候変動・エネルギー問題などを話し合いましたが、世界第1位、2位の経済大国として、私は、オバマ大統領と手を携えて、世界の平和と繁栄に向けて、力
を尽くしていきたいと思います。

-- 確かに日本はアメリカ外交の「礎」でしょう。しかし貴方にも自公政権にも勝手に約束してくる権利はないのですよ。国民は貴方たちに信を置いていないのですから。

 オバマ大統領との首脳会談の後、米国の戦没者が埋葬されているアーリントン墓地に行きました。

 澄み切った青空と寒風のもと、東京ドーム53個分に相当する広大な敷地の中で、長く緩やかな上り坂の参道の両脇に整列し、私を迎えてくれる、数百名にものぼらんとする儀仗兵の方々。外国の首脳を迎える礼砲19発。その中を、私を乗せた車はおごそかに進み、無名戦士の墓に到着しました。日本の国歌、米国国歌の吹奏の後、日の丸を模した花輪を献花しました。

 国家のために尊い命を捧げた無名戦士の方々の御霊に、国家が最高の栄誉と敬意をもって、これを祀る。他国の首脳も、自国と戦った相手の兵士の御霊に対しても最高の敬意をもってあたる。総理大臣になって、もっとも厳粛な気持ちになった場面の一つとなりました。これまでも、この墓地には何度となく訪れていましたが、一国の首脳として訪れた今回、これまでとは全く違う、胸がふるえるような厳粛さに感動しました。

 その後で、アフガニスタンとイラクでの殉職者のお墓に移動し、同様に敬意を表しました。「今この国はテロと戦っている」ということを改めて強く感じました。

 私は、一国の最高責任者として、国益を守ること、そして世界の平和と繁栄を確保していくことへの、決意を新たにしました。

-- 死者を前にすると感情は複雑だ。死者を責めることは出来ないかもしれないが、戦いを命じた国家の行いは評価されるべきだ。無条件に正義の戦争と認めることは出来ない。今日の朝も、以前アフガニスタンで米軍が行った空爆の調査報道がなされていた。3人の戦士と子どもを含む13人の一般市民だった(記憶なので不正確です)と。アフガニスタンでは一般人も武器を持っているから、武器があったと言うだけでアメリカの言うテロリストだったかどうかも疑わしい。

 アフガニスタンでもイラクでもパレスチナでも多くの市民が殺されていっている。墓の前で感動するよりも新たな墓を増やさないように知恵を絞るのが人間のなすべき事だと思う。

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2009年2月21日 (土)

ブログ炎上が何故刑事事件になるのか?

 ブログ炎上で一度に18人もの書類送検者を出した事件の続報が出ていました。

ブログ炎上、ネットカフェからも複数の「書き込み」判明

 お笑いタレント・スマイリーキクチさん(37)のブログ炎上事件で、キクチさんが殺人事件の関係者などとする内容の書き込みを行った18人のほかに、複数の人物がインターネットカフェなどから同様の書き込みを行っていたことが関係者の話でわかった。

 警視庁は、携帯電話や自宅のパソコンから書き込んだ18人を対象に、「表現の自由」を逸脱する書き込みをした人物を名誉棄損容疑で立件する方針だが、他の書き込みの内容も精査するなど、詰めの捜査を進めている。
--略--
 このため、同庁では、ネット犯罪の専門捜査員を投入するなどし、18人以外やネット掲示板への書き込み内容についても、キクチさんの名誉を傷つけるものかどうか、さらに慎重に精査しているという。
(2009年2月21日03時09分 読売新聞)

 この事件自体は書き込みの悪質さよりもスマイリーキクチ氏がコメント欄やトラックバック機能を開放したまま運用していたことの方に問題というか不自然さを感じています。コメント欄やトラックバック機能を閉じたまま公開しているブロガーが珍しいわけではない。ブログは情報発信が主な目的で、コメント欄は決して主要な目的ではないハズで、身に覚えのない事柄を書き込まれることが続くのであれば閉鎖することになんの問題もないはずである。それを敢えて公開し続けたところに恣意的なところを感じる。 勿論、閉鎖できると言うことを知らなかったと言うことも考えられるが、迷惑を受けた時点で周りに一人くらい詳しい人が居ただろう。イヤ、自分でやっているならそのくらいは知っていたと思う。

 確かに無責任に書き込んだ人達を弁護するものではないですが、内容が悪いとはいえコメント欄をわざわざ公開し続けているのでしょう?警察だって、普通なら訴えを受けた時点で「コメント欄を閉鎖すれば済むことでしょう」と諭して終わらせて良いのではないだろうか。ずっと切実なストーカー事件ですら簡単には乗り出さなかったはずなのに…。 ネットカフェからの接続を調べるために、プロバイダーに接続情報の開示を求めているそうですが、何を調べようと言うんでしょう?

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2009年2月20日 (金)

死刑回避は簡単か?

 昨年四月の東京都江東区の女性会社員殺害事件に対する東京地裁判決が昨日行われ、星島貴徳被告に無期懲役が言い渡された。テレビは勿論なのですが新聞も無期懲役の判決に「被害者家族が納得しているかどうか?」に関心を集中させているのですが、そんなことで良いのだろうか? 被害者親族にしたら加害者が死刑になろうとなるまいとおさまりがつくような話ではない。「被害者を元に戻して!」、それ以外の望みはないものと思う。 メディア側が行っていることは「被害者感情に寄り添う」と言うよりは興味本位に近いもののように感じられるのだが…。 被害者親族が死刑を望んでいないと言ったらメディアは「死刑反対」を主張するのだろうか? 被害者側が死刑を望み、死刑判決が下されたとして、「良かったですね」といわれて喜ぶ遺族がいるだろうか?断言は出来ないけれど、遺族としてはそうした気分にもなれないのではないかと思う。

 判決の言い渡しを一ヶ月延期したときに、この裁判官は多分「死刑判決を回避するのではないか」と思った。現在の日本の世論は厳罰化の趨勢が強く「死刑判断」をするよりも「死刑回避判断」をするほうがためらわれると想像しているからである。プロの裁判官もそうした圧力を強く感じていると言うことだろう。

 判決文を読んで、随分「丁寧に且つ回りくどく」言わなければ死刑回避できないものなのだなーとまず感じた。生育環境であるとか、前科前歴とかの評価も、被害者の存在の前ではかすんでしまうものだし、贖罪だって果たして当てになるものかどうかわかったものではない。表現は違うけれど「一人しか殺していない」との論拠は「殺され損」の感を強くするものだ。しかし、こうした簡単に論破されそうな頼りない論拠でしか死刑回避の判断が出来ないと言うことにはもっと注目して良いのではないだろうか。死刑判決を出す方がよほど楽な作業に思えるくらいだ。

 「人を殺したのだから死刑」と言うのは素朴な感情に適うけれど、「殺されて当然」な殺人事件だってあり得る。だからといって人を殺してお咎めなしには出来ないし、遺族が「死刑を望む」と言えばどんなに理不尽でも…さて、どうする? 放っておけば報復合戦だ。 そう考えると裁判は報復の連鎖を止めるように判例を積み重ねてきたと見ることも出来るし、たとえ加害者であっても人の命は尊いと言うことを現していると見ることも出来る。

 今年は裁判員制度が始まる。どんな論理で裁こうとするのだろうか? この裁判の判決要旨を毎日新聞より転載させていただきますが、死刑回避の論理を簡単に論破してしまわないでほしいと切に望むところです。

 1 死刑は人間存在の根源である生命そのものを永遠に奪い去る冷厳な極刑であり、誠にやむを得ない場合における究極の刑罰であることにかんがみると、適用は慎重に行われなければならない。死刑制度を存置する現行法制では、犯行の罪質、動機、態様ことに殺害の手段方法の執拗(しつよう)性・残虐性、結果の重大性ことに殺害された被害者の数、遺族の被害感情、社会的影響、犯人の年齢、前科、犯行後の情状等各般の情状を併せ考察したとき、罪責が誠に重大であって、罪刑の均衡の見地からも一般予防の見地からも極刑がやむを得ないと認められる場合には死刑の選択が許される(最高裁83年7月8日判決参照)。

 殺害された被害者が1人の事案においても、前記のような諸般の情状を考慮して、極刑がやむを得ないと認められる場合があることはいうまでもない。だが83年最高裁判例も死刑を選択する基準の一つである結果の重大性を考える際には殺害された被害者の数が重要である旨判示しており、罪刑均衡の観点からは殺害された被害者が多数に上る事案とは状況を異にするというべきであるから殺害された被害者が1人の事案において死刑を選択するためには他の量刑要素において相当強度の悪質性が認められることが必要となる。

 2 本件についてみると第一に強姦(ごうかん)目的で被害者宅に押し入って拉致した上、犯行の発覚を恐れて被害者を殺害し、その死体を細かく切断して投棄したというもので、各犯行の罪質は甚だ悪質である。

 第二に、犯行の動機は、住居侵入、わいせつ略取については女性を「性奴隷」にしようというゆがんだ性的欲望のため、殺人、死体損壊、死体遺棄についてはわいせつ略取等の発覚を恐れたためであって、いずれも極めて身勝手で自己中心的である上、住居侵入、わいせつ略取については計画性が認められる。

 第三に、犯行態様は、住居侵入、わいせつ略取については、被害者宅に押し入って無理やり被害者を拉致して自室に連れ込むという凶悪なもので、非常に悪質であり、殺人については、包丁で被害者の頸部(けいぶ)を突き刺すなどしており、残虐かつ冷酷である上、死体損壊、死体遺棄については、死体を細かく切断して投棄したという戦りつすら覚えるものであって、死者の名誉や人格、遺族の心情を踏みにじる極めて卑劣なものである。

 第四に、被害者は、何らの落ち度がないにもかかわらず拉致された上で尊い命を奪われており、結果が誠に重大であり、遺族らの処罰感情がしゅん烈を極め、社会に与えた衝撃も大きい。

 第五に、被告は徹底した罪証隠滅行為を行い、事件と無関係を装っていた。これらの事情に照らすと一般予防の観点も踏まえて、検察官が被告に対して死刑を求めるのも理解できないことではない。

 3 他方で、被告の刑事責任を検討するにあたっては、以下の事情も指摘されなければならない。第一に、本件殺人の態様は、執拗なものではなく、冷酷ではあるが残虐極まりないとまではいえない上、死刑選択の当否という場面においては、死体損壊、死体遺棄の態様の悪質性を殺害態様の悪質性に比べて過大に評価することはできないと考えるべきである。

 第二に、被告は、拉致した後も2時間以上にわたり、当初意図していた強姦はもとより、わいせつ行為にすら至らなかった。

 第三に、殺人、死体損壊、死体遺棄には計画性は認められず、殺害行為が偶発的であったとは言い難いとしても、計画性の有無により非難の程度に差異があるのは当然である。

 これらの事情に照らすと罪刑均衡の観点から量刑の傾向をも踏まえて検討した場合、本件は死刑の選択も考慮すべき事案ではあるものの、特に酌量すべき事情がない限り死刑を選択すべき事案とまではいえないと考える。

 4 そこで更に、被告の生活歴、逮捕後の態度等の主観的事情についても検討を加えると、被告は、逮捕された後は、警察官の言葉に心を動かされ、罪悪感を募らせて、各犯行の詳細を自供し、その後も一貫して事実を認め、公判廷でも自己の行った犯罪に向き合い、各犯行の詳細を述べるほか、被害者に対して冥福を祈るなど自らの罪を悔い、謝罪の態度を示している。

 被告は、前科前歴がなく、職に就いて一定の収入を得るなど、犯罪とは無縁の生活を送ってきている。幼少時に負った大きなやけどのあとにコンプレックスを感じて生きてきたことには同情すべき点もみられ、家族との間の関係には変化の兆しもみられる。

 これらの点は、本件のように罪責が重大な事案の場合、過大に強調することは適当ではないものの、前記のとおり、本件は特に酌量すべき事情がない限りは死刑を選択すべきだとまではいえない以上、相応の意味を持つというべきである。

 5 そうすると、本件は死刑の選択も考慮すべき事案ではあるものの、特に酌量すべき事情がない限り死刑を選択すべき事案とまではいうことはできない。これに、被告にとって有利にしん酌すべき主観的な事情をも併せ考慮すれば、被告に対し、死刑をもって臨むのは、重きに過ぎるというべきである。

 したがって、被告に対しては無期懲役刑に処することとして、その終生の間、生命の尊さと自己の罪責の重さを真摯(しんし)に考えさせるとともに被害者の冥福を祈らせ、しょく罪にあたらせることが相当と判断した。

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2009年2月17日 (火)

中川昭一は日本そのもの!?

 イタリアで世界中に醜態を晒した中川昭一財務相がついに今夜辞任した。「酔っぱらっていたのではなく、体調が悪かった」で辞任しないで済ませられると思っていた本人と麻生総理の判断は素人目にも信じ難いくらい大甘だ。しかしこれで経済・財政金融は一手に与謝野氏が握ることになりそうで、財政再建路線が決定的との印象を受けるのだが果たして大丈夫か? 景気の方は「GDP35年ぶりマイナス幅 12・7%減、10-12月」(02/16 北海道新聞)と報道されているのに…。

 中川氏の醜態を何度も何度も見せられていい加減辟易していますが、同じく長時間飛行機に揺られて時差対応に苦しんでいるはずのクリントンの元気さには目を見張らされる。分刻みのスケジュールをこなし、歩行中に記者から問いかけられても気の利いた受け答えをこなし、まさに見事なスマートパワーぶりを体現して見せてくれている。中曽根外相も麻生総理もとても適いそうもない。

 しかし、このクリントンでさえアメリカでは辛辣な意見に晒されているのだから驚く。

「クリントン氏はお飾り」と米誌 米外交の大物に埋没と指摘

 【ニューヨーク15日共同】16日発売の米誌ニューズウィーク最新号は、同日訪日するクリントン国務長官にとって、オバマ政権の外交担当者に大物実力者が多いため埋没し、単なる著名人としてのお飾りになりかねないことが悩み、とのコラムを掲載した。

 コラム「ペリスコープ(潜望鏡)」は元大統領夫人としての知名度はあるものの(1)ジョーンズ大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が環境問題や経済分野まで含めた外交・安保の要(2)対中国問題ではガイトナー財務長官(3)パレスチナ・中東問題はミッチェル中東和平担当特使とデニス・ロス国務省上級顧問が取り仕切る(4)アフガニスタン・パキスタン問題ではホルブルック特別代表がオバマ大統領直轄-のため、長官の出る幕はないとしている。

 オバマ大統領の周りにはこのヒラリーですら霞んでしまうような大物スタッフが周りを固めていると言うこと。本当に、日本は本気で政治家を育てて、政権を立て直さなければアメリカの良いように引き回されるのも無理がないと思わざるを得ない。クリントン国務長官が一番最初に日本に来てくれたからと言って喜んでいて良いのか?ホワイトハウスに最初に招かれる外国首脳は麻生だとお土産をもらって喜んでいて良いのか?拉致家族会が面会してもらったと喜んでいて良いのか?これが日本政府や外務省の手柄だと思っているとしたら日本は終わっている。子どもだって好物を先に食べる子と、最後に食べる子とがいるように、後先でおいしさが決まるわけではない。どの国との交渉が戦略的に大事なのかは内容による。客観的には中国との交渉の前に足場を固めておく必要があると言うことなのではないか?つまり手強いところは後回しと言うこと。 

 日本政府がアメリカの覚えがめでたいかどうかを異様に気にすることは世界中に既に知れ渡っていると考えても良いだろう。中国からは『自ら「辺縁国家化」する日本、「二流国」への没落を懸念』との論評までされている。こう言われて中国に反発するよりも自国の政治をどうにかしなければ侮られるだけだ。

 私達は現実を見せつけられたのだ。日本を象徴するのが中川昭一であり、アメリカを象徴するのがヒラリーだと…。そしてこのヒラリーですら小物だというのだよ。

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2009年2月15日 (日)

何で小泉が!

 久しぶりにマスコミは小泉元総理に食いついています。あまり見たくなかった顔ですがテレビ的にはおいしかった小泉時代よもう一度というところでしょう。 郵政民営化だけならまだしも定額給付金の話題も投げかけて、民主党への撒き餌も万端、ロシアで高みの見物、世論の動向を探っていると言ったところでしょうか。 森元総理も郵政選挙の時の「堅いチーズ」宜しく記者達に「うるさい!」と不機嫌を装う田舎芝居を見せてくれている。 政局に関する天才と持ち上げる向きもあるが、柳の下にドジョウが二匹いるとは思わない。それほど国民も馬鹿ではないでしょう。 それよりも民主党が変な色気を出さないように願ってます。

 何で今頃飛び出してきたのでしょう? それにしてもロシアに行って何をするつもりでしょう? 田中直樹のシンクタンクの顧問をやっているようですが、ハク付けのお飾りで世界情勢に関心があるようには見えないのですが一体どうしたことでしょう? 郵政民営化はアメリカのためと噂されている御仁ですから今度のロシア行きもアメリカの差し金でもあるのでしょうか? 現職の総理を批判してから出発するのですから日本政府の密命があるとも考えにくいのですが…。 まさか歴代の総理と同様にCIAのエージェントだなんてことは無いでしょうね。 中国はアメリカの国債を無条件で買い込むなんてことは考えていない以上、アメリカにとって日本の金の重要性はますます大きなものとなっている。 普通の国の政治家なら精一杯高く売りつけるチャンスと考えるのでしょうが、自民党にはアメリカに喜んで貢ごうとする政治家ばかりで、じっとしていることが出来ないもののようだ。 それで最近テレビ出演の多い竹中平蔵に続いて本命の小泉純一郎が飛び出してきたと考えると納得できるのですが…、想像が過ぎるだろうか?

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2009年2月 5日 (木)

自滅への道を辿るのか?

 昨日のクローズアップ現代で今話題のネットPCが取り上げられていました。ゲストが遠藤諭氏でアスキー総合研究所所長との肩書きが振られていたのですが、確かこの人はパソコン雑誌で自作機を作りまくっていた人では無かったろうか?自分の記憶間違いかもしれませんが、話はすこぶるわかりやすかったです。

 途中、富士通がこのネットPC対抗機を検討する場が映されましたが、技術者の「品質は落とせない」と頑張る場面がほほえましいというか、気の毒というか…「これは勝負にならないよ」と感じました。そもそも技術屋に相談するというのが間違っている。ASUSは技術者になんか相談していないだろう。自作機を作ったことのある人は分かると思うが、何年も前からパソコンは各種部品の単なる寄せ集めになっている。だから、高価で重いソフトを走らせないで、インターネット環境を利用し限定された作業をこなす低価格機を作ろうと考えるなら、まずは最低基準を満たす安い部品を集めることから始めるだろう。それを組み合わせて、うまく動かす為のマザーボードの設計とチューニングの段階で技術者の手を借りれば出来るだろう。技術屋から出発したのでは絶対出来ない。

 ITゼネコンという言葉がありますが、まさに富士通やNEC、NTTデータ、日立などがそうなのだろう。安倍総理の時に年金の名寄せを完了するために何億円か掛けてソフトを開発すると言っていたが、未だに何の解決もしていない。如意棒のようなソフトはどうしたのか、完成したのか、それは役に立っているのか、無駄金を使ったのなら誰か責任をとったのか?一向に明らかでない。そもそもデータがデタラメなんだからコンピューターでどうにかなる問題でないことはITゼネコンは知っていたでしょう。ついでに、名寄せくらいは市販ソフトに手を加えれば出来る位のこともITゼネコンは知っていたでしょう。官僚に教えたかどうかは知らないが、ともかく何億かの税金を国民からくすねることで厚労省と手を打ったわけです。

 官僚が馬鹿だからか腹黒いからだかは分からないが、一緒になって国民の税金を食い散らかして、オイシイ思いを続けている間に日本のメーカーは世界中の消費者からそっぽを、向かれるようになってしまったと言うことでしょう。 携帯電話しかり、薄型テレビ然りだ。

 日本のメーカーには立ち直って頑張ってもらいたいとは思うけれど、既得権を握った業界や役所が横柄なのには我慢がならない。テレビを見ていて一番我慢ならないのが地デジ移行の広告だ。スマップの草薙が平然と「アナログと表示されているテレビは映らなくなります」とやっている奴。(草薙君の好感度も私のなかでは大暴落です。) そちらの都合で国民に面倒と出費を強いるのに「映らなくなります」は無いだろう。テレビを買い換えろ、そうでなかったらチューナーを自分で買えと言うのは余りに横柄だ。クーポンを配るとかレンタルするとか国民の負担が少ないように考えて当然ではないか。 こうしたことをテレビ局を持つ新聞も何も言わない。地デジを視聴する方法はこうですと広告するのが仕事ではなくて、地デジ放送への移行責任は国にあるのですから、負担も国側でと主張して当然ではないか。

 今までは既得権を持つもの達が手を携えて国民を愚弄してきた。それがグローバル化のなかで立ち行かなくもなり、国民もインターネット化のなかでマスコミ以外の情報源を得て目覚めつつあるのが現在だと思う。企業にとっても厳しい時代だとは思うが官とつるんでオイシイ思いを続けていきたい企業は市場に淘汰される日も近い。自滅への道を辿っていると気付かないならば………。

それも良いだろう!…と思うのです。

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2009年2月 1日 (日)

民主党のアフガニスタン和平案をまともに検討しよう!

 久しぶりに昨日は用事があって市内に出かけたのですが、今年は驚くほど雪が少ない。大通りでは雪祭りの準備も着々と進んでいましたが、周りの道路は路面がしっかり出ていて冬とは思えないくらいでした。つい先日には札幌市民には「丸井さん」と親しまれていたデパートが再生法適用申請をしたばかりで、心なしか町中も活気がない。帰りの地下鉄では競馬新聞を開いて蛍光ペンを4本も5本も取り出して予想に余念のないオッチャン一人が異彩を放っていたが「馬で蔵を建てた奴はいない」。残念でした。

 こちらは不景気風が身にしみているのですが、麻生総理はダボスでまた谷町風を吹かせていたようで、アジア各国にODAで1兆5千億円拠出するそうです。「ただし安定した経済成長の条件として、米国が過剰消費を抑制し、各国の輸出品への依存度を低減することが必要だと強調。また、気候変動対策で新たな合意を推進するよう」(CNN)各国指導者らに呼び掛けたそうです。しかし、アメリカの過剰消費に依存し、輸出企業に依存した政策をさんざん推し進めてきた日本の首相からこう言われてみんなどう思っていたんだろう?気候変動対策だって日本が率先して推進しているとは誰も思っていないだろうに。

 金を出すと言っているから見逃されているかもしれないが、「いつまで首相でいられるもんだか」わからない奴の言うことをまともに聞いてくれる政治家はダボスにはいないだろう。世界のトップリーダー達の中で対等に渡り合おうと思うなら国内で正当性を獲得していなければならないのは常識だろう。つまり総選挙を経て選ばれていると言うことが必要です。世界中に恥をさらすことはいい加減にしていただきたいと本当に思います。今日も記者会見でトニー・ブレア前首相のことを三度も「トニー・ブラウン」と言い続けて指摘を受けたそうで、麻生氏の醜態は見慣れて驚きませんが、もう見たくない。

 自民党最後の総理は恥さらしに勤しんでいますが、民主党には政権交代に向けて怠けている暇はない。民主党のアフガン対策案が出されたそうです。

 国連にも働き掛け、アフガンに軍隊を駐留させる米国など関係国と、反政府武装勢力タリバンの双方に戦闘停止を要請。アフガンとパキスタン国境地帯から米軍、北大西洋条約機構(NATO)軍、パキスタン軍が撤退、代わりに日本を含む複数国でつくる国際停戦監視団が現地に展開する構想だ。日本政府がホスト役となり、和平実現に向けた国際会議を東京で開催することも想定している。

 素案によると、国際停戦監視団は、これまで戦闘に関与していないサウジアラビア、ヨルダンなどのアラブ諸国と日本で構成。武器は携帯せず、アフガン警察やパキスタン側の自警組織の治安維持を支援する。日本からは自衛官の派遣を想定している。(02/01 07:12)北海道新聞


 伊勢崎賢治さんの意見を入れたのだろうが、生半可に出来るようなことではない。民主党が政権を取ったらと言うことだけれど、給水だとか給油だとか海賊だとかというレベルの問題ではない。仲裁役を日本に預けてくれるのかも問題だし、今までアメリカの後追いしかやってこなかったこの日本にそれをやりきるだけの人材がいるのかも問題だ。何十人もの伊勢崎さんが必要だ。 金か形だけの軍隊しか思いつかない自民党からは多分夢物語扱いをされるだろうけれど、日本が、初めて主体的に国際貢献する具体的な案と言うことで、憲法第9条を持つ日本ならではの方法だと思うので、実現に向かって十分に議論されることを望みたい。

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