2009年11月20日 (金)

鳩山民主党はいつまでノンビリやっているつもりですか?

 河野太郎氏は自身のブログで「野党の時に、あれだけ強行採決を批判した民主党が、あっという間に強行採決。」と皮肉っています。私は「与党の時に、あれだけ強行採決を連発した自民党が、あっという間に強行採決批判。」と突っ込んでいます。 民主党の山岡国対委員長と自民党の大島国対委員長とが全く攻守ところを変えて、選挙前と同じ発言をしているのですから笑うしかない。

 「ザマーミロ!」と言いたいところなんですが、やはり好ましいことではないと思い返しています。そこであの新人議員はどうしているかと覗いてみると・・・

おはようございます。
昨日というか、今日の午前1時40分まで、本会議が行なわれ、暫時休憩となりました。

昼なのか夜なのか、わからなくなりそうです。

8時より、厚労 質問研究会が行なわれました。

この後、9時から厚労委員会も開かれますが、どんな展開になるか、何時間かかるか、また、本会議もいつ開かれるか、未定です。

なので、本日も禁足です。


--福田衣里子さんのブログからです。肝炎法案成立を今国会でと張り切っているのですが、もしこうした有様で採決されたとしたら喜びもほとんどないのではないかと心配になってしまいます。

 攻守ところを変えたのですから、自民党も自分たちのやってきた事への反省が語られても良いし、民主党も「このままではイカン!」との認識が語られて良い。そうでなければ何の進歩もないことになってしまう。

 勝手に理想を言わせていただくと、民主党の骨格になる重要法案以外は党議拘束を外すことを宣言する。一方で、議員の無責任な行動を抑制するために、誰がどう賛成し、誰がどう反対したかを公開して国民の目に晒し次回選挙時の参考にしてもらう。こうしたことを原則として続けてもらいたい。こうすれば議員のレベルも上がるし国民の意識も上がると思うし、こうしなければいつまでも同じ国会の姿を国民は見せられ続けることになってしまう。

 しかし問題は民主党が「日本改造計画」のような姿を国民に見せていないことだ。鳩山総理の所信表明演説で事足れりとするわけにはいかない。事業仕分けのようなものは「官僚主導から政治主導へ」の重要な作業としても粛々とやってもらって構わないもので、大向こうを唸らせるような仕掛けを施さなくても良い位のものだ。八ツ場ダムがどうしたとか、別海の農道がどうしたとか、子ども手当に所得制限がどうとか、暫定税率がどうとか、扶養控除がどうとか、みんな今までと変わる以上利益も不利益もあるのは当然で、そうしたことにいちいち反論が必要なのは消耗だ。そうしたものをひっくるめて、こうした日本に変えるとの姿を示せていれば、その姿への変化の中で総合的に個々の問題を国民は考えるのではないか? そのくらいの知力は国民にあるはずだ。

もうそろそろ鳩山民主党は提示できなければ駄目だ。ノンビリしているのもいい加減にしてほしい。

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2009年11月17日 (火)

これを機会に、捜査の全面可視化をやりましょう!

 沖縄でのひき逃げ事件ですが、弁護人は今後「任意聴取に協力しない」と言っています。

 沖縄県読谷村で外間政和さん(66)が車にひき逃げされ死亡した事件で、県警から任意の事情聴取を受けている米陸軍2等軍曹(27)の弁護人は17日、今後は任意聴取に協力しないことを明らかにした。
 弁護人は、県警が米兵を「参考人」としながらも、聴取で犯罪内容について聞くなど容疑者扱いしていると指摘。「犯罪内容について聞く際に必要とされる供述拒否権と弁護人選任権の説明もない」とした。
 同日も県警から米兵の任意の聴取を求められたが、米軍を通して断ったといい、今後、容疑者として取り調べる場合にも、様子を録画するなど可視化が行われない限り、供述拒否権を行使するとしている。
 中井洽国家公安委員長は同日午前の衆院安全保障委員会で「11~13日は県警嘉手納署の出頭要請に応じた被疑者を取り調べた。14日から3日間にわたり出頭要請したが、出頭していない」と明らかにした。(2009/11/17-16:52)時事通信

 飲酒運転の疑いが強いと言うことで、日本人相手であれば有無を言わさず逮捕して「吐かせる」ところでしょうが、アメリカ兵相手では日本の常識は通用しないと言うことでしょうか。「通訳の英語が分からない」と言っていたとも聞いていますが、通訳の英語が下手なのかそれとも、この米兵が英語にネイティブでないのか?

 任意の事情聴取には応じていたので、米軍側も本人も一応協力の姿勢は見せていたのですが非協力に転じたと言うことです。 「容疑者扱いが我慢ならん」と言うことのようですが、まさか日本警察は証拠を突きつけずに自白を得ようとしているなんて事はないでしょうね。被害者があの車にはねられたことに加え、当時あの車を運転していたのがこの米兵以外ではあり得ないこと位は証拠をそろえなければ「容疑者」扱いしてもらっては困ると言うことですね。

 「盗っ人猛々しい」と思いがちですが、多くの冤罪捜査を観てきた私達としては警察にしっかりしてもらいたい。在日米軍としてもアメリカ市民を日本人並みの人権無視の捜査に晒すわけにはいかないと言うのでしょうね。 ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~ 
ここはアメリカに怒るよりも、日本の捜査常識の方を怒るべきでしょう!angry

 良いじゃないですか。これを機会に捜査の全面録画やっていただきましょう!アメリカ市民に対しては全面録音録画で応じる。では、日本人に対しては何故それが出来ないというのですか?---と言うことで良いきっかけになります。こんな外圧なら歓迎です。

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「北朝鮮との交渉」が必要との認識がようやく!

「拉致解決交渉も重要」と蓮池透さんが札幌での講演で語ったそうです。

 拉致被害者家族連絡会の元事務局長で、対北制裁論から交渉重視へ転換した蓮池透さん(54)の講演会「対話による拉致の真の解決にむけて」(全印総連札幌地連主催)が札幌市北区で開かれ、約280人が参加した。

 蓮池さんは冒頭、32年前の11月15日に横田めぐみさんが拉致されたことを紹介。これまでの政府の拉致対策について「北朝鮮に制裁をしたことを言い訳にして宣伝することで、タフで面倒な交渉を回避した」と批判した。

 米国が北朝鮮に拘束されていた女性記者2人の解放に成功した例を挙げ、「米国は非を認め、恩赦を求めた。北朝鮮のプライドを傷つけなかったから成功した」と交渉の大切さを強調。「日朝平壌宣言にあるように、日本側から過去の清算について具体的に何をやるかを示すことで、北朝鮮に行動を促すべきだ」と訴えた。(青木美希)
(11/16 14:39) 北海道新聞


 経済制裁で北朝鮮が折れてくるような幻想を振りまいて、結局何もしなかった自民党政権が倒れて民主党政権が成立し、アメリカのオバマ政権も交渉へ向かおうとしている時流の中で、蓮池透さんのような「交渉による解決」との意見がようやく日の目を見るようになってきたと感じています。

 「北朝鮮のプライド」なんて言い方はちょっと前なら袋叩きものだったと思います。透さんが比較的早く「経済制裁の不毛さ」に気付いたのは多分、薫さんの家族達から直接北朝鮮国民の考え方を知らされたからだろうと想像しています。世論というものがない北朝鮮ではありますが、国民の考え方と全く離れて金正日政権の政策が形成されていると考えるのも現実を見損ないます。

 北朝鮮の安全保障、核兵器放棄、経済援助(戦後賠償)、拉致問題の再調査・解明は日本として一体のものになると思う。勿論交渉でしか何も始まらない。

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2009年11月14日 (土)

税金を節約しようとは考えないのでしょうか?

 「やっぱり北海道もか!」との思いで聞いたニュースがこれ。

道庁の違法ソフト4700本 1億4千万円新規購入へ

 道職員が使用するパソコンに違法にコピーしたソフトが使われていた問題で、道は14日、少なくとも約4700本の不正使用があったとし、製造元であるソフトウエア大手のマイクロソフト社に対し約1億4千万円を支払い、新たにソフトを購入することを明らかにした。他のソフト会社とも協議しており、総支払額は数億円に膨らむ可能性もある。

 道は、マイクロ社からの指摘を受け、昨年7月以降、職員用パソコン約2万4千台について調査。本来は1台のパソコンでしか使えないソフトを職員間で貸し借りし、複数のパソコンに組み込むなどして、全庁的に約4700本の不正ソフトが使われていることが分かった。

 道は、「オフィス」など4100本が違法使用されていたマイクロ社との協議で、3200本分については約1億4千万円を支払って新たに購入し、残りはパソコンから消去することで合意した。別のソフト会社1社とも協議中だが、1本数十万円する設計ソフトもあるという。道はほかにも違法コピーしているケースがないか調査を継続する。

 道によると、職員用パソコン本体は物品として管理してきたが、ソフトは一元管理していなかった。道情報政策課は「職員の著作権に関する意識が低く、コピーが違法だと認識してないケースも多かった」と釈明。今後はパソコンに組み込んだソフトを自動監視するシステムを導入するなど、再発防止に努めるとしている。
北海道新聞(11/14 11:39、11/14 12:26 更新)


 同じ事が9月に函館市でも問題となって報道されていました。その時に書いたのが「金を払えば良いんでしょう」では済まないと思うのですが・・・ との一文でした。 その時の考え方は今でも通じると思います。

 マイクロソフト・オフィスとAutoCADと言ったところでしょうか? 違法コピーでの使用は勿論悪いことですが、一本数万円、数十万円というソフトを役所が使わなければならないのか?そこが分からない。 それでなければと言うほど高度な作業を役所はやっていないでしょう? 必要だという部署には予算をつけて正規に導入すれば宜しい。億の金をかけて数千本も導入する必要はないはずだ。

 グーグル・ドキュメントなんてのもあるけれど、役所だから文書ファイルは保存しておく必要があるのかもしれない。であればOpenOfficeに移行すれば良い。「使い慣れたソフトが良い・・・」との不平は贅沢と思ってほしい。「使い慣れれば良い」だけなんです。

 「パソコンに組み込んだソフトを自動監視するシステムを導入する」って言っているようですが、それっていくら掛かるのでしょうか? ITゼネコンを喜ばすだけではないですか? 高橋知事はゼネコンと名のつくところは大好きなようですから、喜んでやるのかもしれませんが、納税者としては必要のない支出だと思いますねー。

 どこの自治体も多分同じでしょうから、続々と同じ事が続くと思います。大変な金額ですよ。別な選択肢があることを知っている人が役所には存在していないのでしょうか?それとも予算を拡大する人が出世し、節約する人は出世しないというあれでしょうか? 昨日、同じ事を保坂展人さんも八ッ場ダムのことで言っていましたね。

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2009年11月10日 (火)

閉じたら負けるよ!民主党

 鳩山内閣でもとりわけ平野官房長官には感心しない。官邸の記者会見をオープンにしなかったこともそうなのですが、官房機密費のことに関してもそうです。

 平野官房長官は5日午前の記者会見で、官房機密費(内閣報償費)の使途の透明化について、「報償費という性格上、少なくとも相手があることだし、オープンにしていくことは考えていない」と述べ、公表しない考えを明らかにした。

 民主党は野党当時、機密費の透明性を高めるよう求めてきた経緯があり、2001年には支払い記録の作成と公表を求める法案を衆院に提出した。

 平野長官は9月16日の就任前後に麻生内閣の河村建夫前官房長官から機密費に関する引き継ぎを受けたことは認めた。ただ、その際の金額については答えず、「国民から疑念を持たれないように私が使途に責任をもって使っていく。信頼いただきたい。会計検査院でもチェックを受けている」と強調した。
(2009年11月5日15時15分 読売新聞)


 自民党政権から民主党政権へと変わったことを印象づけるに一番重要なところは官邸であり官房長官であると思っていただけに非常に落胆している。今のところ改革を打ち出すのは各省庁大臣に任せ官邸は必死にクローズドしようとしているとしか見えない。 野党時代に出した法案では、非常に機密を要するものは25年後、それ以外は10年後に公開と打ち出したはずで、それが合理的だと思う。

 密約があってはならない、機密費があってはならないと言っているわけではない。しかるべき後に公開されて国民の歴史的評価にさらされるべきだと言っているのだ。そう民主党も言ってきたはずだ。

 これに関して鳩山総理も-- 「国民にすべてをオープンにすべき筋合いのものとは思っていない」--と語っている。いったいどうしてしまったのだろう? 「逐次何に使っているかを公表すれ」との議論でないことは鳩山由紀夫氏は理解しているはずだ。平野長官との信頼関係で済むはずがない問題だ。

 鳩山総理は野党から政治資金について攻撃されているので防戦一方になって閉じこもろうとしているのかもしれないが、閉じて国民の信頼を得られるわけではない。閉じようとすればするほど疑惑は大きくなるとは考えないのか? 機密費などは官僚から「お仲間も貰っていたんですよ」なんて言われて「マズイ!」と思ったのかもしれないが、国民の税金なんだから、それで歴史がどう動いたのかを国民に評価させるべきだ。

 自分達のやっていることは閉じて、自民党やそれとくっついていた官僚たちの悪行だけを曝そうとしているとしたら、民主党も自民党とさほど変わらない人種だったことを証明するに過ぎないし、信頼感も期待感も地に落ちるのはそう遠くないと思う。

 就任したときから平野長官は官僚にしか見えなかった。政治家と聞いてもピントこないくらいの人だったのに、その後のやることなすこと全てが官僚然としていて全く感心しない。民主党のオープンさを印象づけられる人材はいないのか? 政策の何よりも官房長官の顔を見る度に憂鬱になるのですが・・・・。despair

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2009年11月 8日 (日)

保坂展人氏の講演会が札幌で開かれます。

 保坂展人氏が札幌で講演会を開くようです。ブーゲンビリアさんからのトラックバックで知りました。

11/13(金)

事実を追え!保坂展人講演会

■と き: 2009年11月13日(金)18:30~20:30
■ところ: 札幌市民ホール2階(第1会議室)
(旧市民会館 札幌市中央区北1条西1丁目 ℡252-3700)
■講 師: 保坂展人さん(公共事業チェック議員の会事務局長)
■参加費: 800円(学生500円)申込不要
■主 催: 市民自治を創る会(TEL/FAX 011-214-0031)
札幌市北区北8条西6丁目2-6 シャンボール札幌303 ピース☆カフェ気付


 八ッ場ダムをはじめとする公共事業を現地に出向いて調査しまくっている保坂展人氏の講演に参加しましょう。

 北海道においては高橋知事が当別ダム・平取ダム・サンルダム等々、巨費を投ずるダム建設にはいたく御執心なのですが、他方教育関係には全く無関心で、地方の高校は廃校、小中学校は統廃合と血も涙もなく予算カットを断行し続けてきました。それに自主夜間中学の活動にも無関心だし、公立夜間中学設立の要望にも無視を決め込んでいるし。中央は既に「コンクリートから人へ」と転換しようとしているのに・・・全く政治的なセンスの感じられない人だ。

 高橋知事はとても「困ったちゃん」だなーと私は常々思い続けてきたのですが、本人と後援会は--道政運営に自信 パーティーで高橋知事 後援会は「3選準備」--だそうで・・・益々「困ったちゃん」です。

 あちらは退出する必要性を全く感じていないようで・・・ ┐(´д`)┌ヤレヤレ、

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2009年11月 3日 (火)

ブッシュ、小泉に靴を!

 テレビでも新聞でも話題になっていないので、「ホンマカイナ?」と半信半疑でしたが、ブッシュ前大統領が日本シリーズの始球式をやるというのは本当のようです。

 【ワシントン=小川聡】ブッシュ前米大統領が11月3、4の両日、今年1月の大統領退任後初めて、日本を訪問することが30日、関係者の話でわかった。

 前大統領は3日に東京ドームで行われるプロ野球日本シリーズ第3戦で始球式を行う予定。4日には、都内で講演するほか、民間団体主催の日韓関係のシンポジウムに出席するという。
(2009年10月31日14時59分 読売新聞)


 こんな恥さらしなことを考えるのは誰なんだろう? 小泉純一郎をはじめとする町村派に集う連中でしょうか?そういえば昨日の予算委員会で町村信孝氏は意味深なことを口走っていた。

 相変わらずの偉そうな口ぶりで「オバマ大統領は来ないなんてこともあり得ますよ・・・」なんてことをほのめかしていた。未だにブッシュ時代の単独覇権主義への「抱きつき戦略」(従属と言うよりもこう言った方が相応しいと今は考えています)の夢よもう一度との考えを捨てていないようだ。ブッシュの時代からの決別をアメリカは選択したし日本もアメリカへの「抱きつき戦略」からの脱却を選択したと思っている。選択はしても実行は難しいのは世の常で、オバマもブッシュの始めたイラク戦争とアフガニスタンから軍を引けなくて苦しんでいるし、日本の民主党も自民党とブッシュ政権で決めた米軍再編と日本にある米軍基地の再編への協力の枠組みからの脱却で苦しんでいるのは同じだ。

 はっきり言わせてもらえば、ブッシュと小泉と町村とで決めた枠組みから抜け出そうと今、みんな苦しんでいるのです。町村信孝氏はその責任を全く自覚していないようだ。だから小選挙区では落選させられたのです。「お前が言うなよ!」とは町村信孝のためにあるような言葉なんです。

 実際、ブッシュを招いて日本シリーズの始球式をさせようと考えた連中は「オバマ来日阻止」を狙って動いているのかもしれない。「普天間移転にぐずる民主党に不愉快だからオバマは来なかった」との筋の話を実現すべく動いているのだろう。それが成功すれば鳩山政権にとっては大打撃な事は間違いないが、その時にはオバマがアメリカの軍産複合体に取り込まれたときだとも言える。その時は中東は悲惨なことになるし、日本も貢がされて悲惨なことになりかねない。だから是非ともオバマには来日してもらわなければならない。

 オバマ政権と鳩山政権とが苦しんでいるのは同じ根っこのものです。

 ブッシュと小泉が並んで映ったらスリッパを投げつけてやります。
---なにせ室内なもので・・・coldsweats01

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2009年10月30日 (金)

方向性をはっきりと!

日米同盟のあり方「包括的に再検討」…首相答弁

 鳩山首相は29日、参院本会議での代表質問に対する答弁で、日米同盟のあり方を再検討する意向を表明した。

 首相は「日米同盟は日本外交の基軸だ」としたうえで、「来年は日米安全保障条約改定50年の節目を迎える。日米同盟のあり方全般について、包括的なレビュー(再検討)を新政権として行いたい」と述べた。

 これに関連し、首相は同日夕、首相官邸で記者団に対し、在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)、日米地位協定、米海兵隊普天間飛行場の移設問題をあげ、「どういう解決策があるか、しっかり議論して結論を出したい。レビューが必要だ」と説明した。

 また、首相は同日午後の衆院本会議で、思いやり予算について「我が国の負担を効率的で効果的なものにするため、包括的見直しが必要だ」と答弁し、削減に意欲を見せた。
(2009年10月29日22時40分 読売新聞)


 岡田外相と北澤防衛相との間で沖縄の基地に関する考え方が定まっていない印象を強くしていますが、ともかく鳩山総理は「日米同盟」のあり方全般について再検討すると答えた。

 言やよしです。オブラートにくるんではいるけれど再検討とは沖縄の米軍基地縮小であり思いやり予算の削減であることは確かだろう。しかし問題は鳩山総理の意志がどこまで民主党内部に浸透しているか、ないしは総理の覚悟がどれ程のものかです。政権を取ってから検討するというのではあまりに暢気ではなかったか?政権奪取確実と思われたこの一年間くらいは真剣に考え抜いて、一定の方向性くらいは党内一致していても良いことなのに出来ていなかった。

 自民党やマスコミ各社から総批判を食らった、小沢一郎氏の「米国のプレゼンスは必要だが、おおむね(米海軍横須賀基地に拠点を置く)第7艦隊の存在で十分だ。日本の防衛に関することは日本が責任を果たせばいい」との発言は大きな方向となり得ると思っている。少なくとも鳩山総理が確固としてこの方向性を踏まえて発言していれば北澤防衛相のような発言は出てこないはずだ。

 先ほどオブラートでくるんだような言い方と言ったけれど、再検討の結果、辺野古沖への拡大基地提供があり得たり、思いやり予算の増額があり得ると思わせるような曖昧な言い方は百害あって一利無しだ。敵(この場合は自民党、米軍、ゼネコンなど)を勢いづかせるだけだと思う。これは民主党がやろうとしていること全般に言えることだ。

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2009年10月22日 (木)

飯塚事件の再調査はどうした?

 宇都宮地裁で足利事件の再審が始まった。

 この日、じっと法廷でのやりとりに耳を傾けていた菅家さんが、突然、発言を求めたのは公判終了間際。佐藤正信裁判長が、当時の取り調べ検事の証人尋問に触れないまま閉廷を告げた時、手を挙げ、裁判長が許可する間もなく立ち上がった。「(当時の)検事を出廷させて下さい」。強く訴える菅家さんに、佐藤裁判長は少し驚いた表情を見せ、「意見として記録します」と答えて閉廷した。
(2009年10月22日01時39分 読売新聞)

 菅家さんは取り調べた警察や検察への怒りが激しい余り、裁判所への批判が二の次になりがちであるが、弁護団が睨んでいるように、より本質的には裁判所の問題の方が大きい。

 警察や検察が無実の人を罪人に仕立て上げがちなことは古今東西常識である。だから裁判所は検察が犯罪を100パーセント完璧に立証できているかどうかを検証するのが近代司法の役割であるにもかかわらず検察の提示する自白なるものを鵜呑みにして、立証の瑕疵を繕うことに汲々として今なお冤罪事件を続出し続けている。

 裁判所がまともであれば、とっくに取り調べは可視化され、代用監獄問題も改められていたはずである。捜査機関が自白を最高の証拠と考え続けてきた責任の大半は自白を鵜呑みにする裁判所があったればこそである。そうした司法の存在こそが捜査機関をして、自白しない人間を延々と拘留し続け、日夜取り調べを続け、その人権無視の非人間的な取り調べ手法を外部に漏れないように可視化を拒み続けさせた当のものである。

 菅家さんが取材に応じている姿を見る度に思うのですが、「生きていて本当に良かった!」とつくずく思うのです。「死刑囚」ではなく「無期懲役」であったから冤罪を晴らすことが出来る。飯塚事件の久間三千年死刑囚はもはや声を上げることすら出来ないのです。 何故足利事件が再審になったのに飯塚事件は死刑執行を急がれたのか? 民主党の法務委員会も昨年、弁護士から事情を聞いているはずだが、政権党になってからも何をやっているのかが見えてこない。ちゃんとやってくれているのだろうか?民主党政権には金の節約だけを期待しているわけではないのです。 このままでは本当に「死人に口なし」になってしまう。

参考
10月5日、人権の世界標準を知ろう~セミナー「拷問等禁止条約選択議定書と国内人権機関の役割」

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2009年10月13日 (火)

橋下さん、それは相手が違うでしょう?!

 大阪府の橋下知事もそろそろヤキが回ってきたようだ。

「羽田をハブ空港に」と前原国交相、橋下知事反発

 前原国交相は12日、関西空港内のホテルで、大阪府の橋下徹知事と会談し、2010年10月に再拡張される羽田空港を国際的なハブ(拠点)空港と位置づけ、24時間対応できる国際化を目指す考えを示した。

 また、関西空港については、「関西、伊丹、神戸の関西3空港のあり方を引き続き検討したい」と述べるにとどまった。これに対し、橋下知事は会談後、報道陣に、「関空がハブ化しないのに、(府が関空に)お金を使うのはおかしい。府民生活に振り向ける」と反発、関空への財政支援を打ち切る可能性を示唆した。

 前原国交相は会談後、報道陣に、「日本にはハブ空港が存在しない状態になっている。結果的に日本のハブ空港は韓国の仁川(インチョン)空港になっている現状がある」と述べた上で、「来年10月に羽田空港の第4滑走路ができることを契機にして、(国内線は羽田空港、国際線は成田空港と役割分担した)内際分離の原則を基本的に取っ払って、羽田空港の24時間国際化を徐々に目指していきたい」と話した。

 一方、橋下知事は、報道陣に、「羽田空港のハブ化という国家戦略が出されたら、大阪の自治体の長として、関空に出しているお金は出さずに、(府民の)教育や医療、福祉に回す。来年度予算に向けて、国家戦略をしっかり確かめて、関空に対するお金を全部ストップするかどうか決めたい」と語った。
(2009年10月12日17時37分 読売新聞)

 読売は未だに橋下知事が民主党政権に喧嘩を売ることを期待しているようですが、公共事業の執行停止を含む民主党の政策に比べるとはなはだ迫力がない。関空がハブになり得るのかどうかと言えば可能性は薄いというのが常識ではないだろうか。JALの経営問題も密接に絡むのだが、あちこちに空港を作りまくって、空港も大変、航空会社も大変、地方自治体も大変との問題を作り出してきたのは自民党政権で、責任があるから国民生活をないがしろにして税金を投入し続けてきたが、民主党政権が新たに税金を投入して救うなんて方策は取れるわけがない。ハブ空港として可能性が一番ある羽田に力を注ぐというのは真っ当な話で、その後で関西三空港をどうするかの検討に入るという前原国交相の意見はもっともだ。

 橋下氏は無理難題を持ちかけて断られたことをきっかけに「関空に出しているお金を教育や医療、福祉に回す」と言っているようですが、どうぞどうぞ! 教育や医療、福祉に回す金を情け容赦なくばんばん切ってきた貴方が空港からそちらに金を回すというのなら府民は大賛成でしょう。知事にやって欲しかったのは本来はそちらの方でしょうから。

 しかし、こんなことは自公政権の時に言って欲しかったくらいです。

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