2009年11月14日 (土)

税金を節約しようとは考えないのでしょうか?

 「やっぱり北海道もか!」との思いで聞いたニュースがこれ。

道庁の違法ソフト4700本 1億4千万円新規購入へ

 道職員が使用するパソコンに違法にコピーしたソフトが使われていた問題で、道は14日、少なくとも約4700本の不正使用があったとし、製造元であるソフトウエア大手のマイクロソフト社に対し約1億4千万円を支払い、新たにソフトを購入することを明らかにした。他のソフト会社とも協議しており、総支払額は数億円に膨らむ可能性もある。

 道は、マイクロ社からの指摘を受け、昨年7月以降、職員用パソコン約2万4千台について調査。本来は1台のパソコンでしか使えないソフトを職員間で貸し借りし、複数のパソコンに組み込むなどして、全庁的に約4700本の不正ソフトが使われていることが分かった。

 道は、「オフィス」など4100本が違法使用されていたマイクロ社との協議で、3200本分については約1億4千万円を支払って新たに購入し、残りはパソコンから消去することで合意した。別のソフト会社1社とも協議中だが、1本数十万円する設計ソフトもあるという。道はほかにも違法コピーしているケースがないか調査を継続する。

 道によると、職員用パソコン本体は物品として管理してきたが、ソフトは一元管理していなかった。道情報政策課は「職員の著作権に関する意識が低く、コピーが違法だと認識してないケースも多かった」と釈明。今後はパソコンに組み込んだソフトを自動監視するシステムを導入するなど、再発防止に努めるとしている。
北海道新聞(11/14 11:39、11/14 12:26 更新)


 同じ事が9月に函館市でも問題となって報道されていました。その時に書いたのが「金を払えば良いんでしょう」では済まないと思うのですが・・・ との一文でした。 その時の考え方は今でも通じると思います。

 マイクロソフト・オフィスとAutoCADと言ったところでしょうか? 違法コピーでの使用は勿論悪いことですが、一本数万円、数十万円というソフトを役所が使わなければならないのか?そこが分からない。 それでなければと言うほど高度な作業を役所はやっていないでしょう? 必要だという部署には予算をつけて正規に導入すれば宜しい。億の金をかけて数千本も導入する必要はないはずだ。

 グーグル・ドキュメントなんてのもあるけれど、役所だから文書ファイルは保存しておく必要があるのかもしれない。であればOpenOfficeに移行すれば良い。「使い慣れたソフトが良い・・・」との不平は贅沢と思ってほしい。「使い慣れれば良い」だけなんです。

 「パソコンに組み込んだソフトを自動監視するシステムを導入する」って言っているようですが、それっていくら掛かるのでしょうか? ITゼネコンを喜ばすだけではないですか? 高橋知事はゼネコンと名のつくところは大好きなようですから、喜んでやるのかもしれませんが、納税者としては必要のない支出だと思いますねー。

 どこの自治体も多分同じでしょうから、続々と同じ事が続くと思います。大変な金額ですよ。別な選択肢があることを知っている人が役所には存在していないのでしょうか?それとも予算を拡大する人が出世し、節約する人は出世しないというあれでしょうか? 昨日、同じ事を保坂展人さんも八ッ場ダムのことで言っていましたね。

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2009年11月10日 (火)

閉じたら負けるよ!民主党

 鳩山内閣でもとりわけ平野官房長官には感心しない。官邸の記者会見をオープンにしなかったこともそうなのですが、官房機密費のことに関してもそうです。

 平野官房長官は5日午前の記者会見で、官房機密費(内閣報償費)の使途の透明化について、「報償費という性格上、少なくとも相手があることだし、オープンにしていくことは考えていない」と述べ、公表しない考えを明らかにした。

 民主党は野党当時、機密費の透明性を高めるよう求めてきた経緯があり、2001年には支払い記録の作成と公表を求める法案を衆院に提出した。

 平野長官は9月16日の就任前後に麻生内閣の河村建夫前官房長官から機密費に関する引き継ぎを受けたことは認めた。ただ、その際の金額については答えず、「国民から疑念を持たれないように私が使途に責任をもって使っていく。信頼いただきたい。会計検査院でもチェックを受けている」と強調した。
(2009年11月5日15時15分 読売新聞)


 自民党政権から民主党政権へと変わったことを印象づけるに一番重要なところは官邸であり官房長官であると思っていただけに非常に落胆している。今のところ改革を打ち出すのは各省庁大臣に任せ官邸は必死にクローズドしようとしているとしか見えない。 野党時代に出した法案では、非常に機密を要するものは25年後、それ以外は10年後に公開と打ち出したはずで、それが合理的だと思う。

 密約があってはならない、機密費があってはならないと言っているわけではない。しかるべき後に公開されて国民の歴史的評価にさらされるべきだと言っているのだ。そう民主党も言ってきたはずだ。

 これに関して鳩山総理も-- 「国民にすべてをオープンにすべき筋合いのものとは思っていない」--と語っている。いったいどうしてしまったのだろう? 「逐次何に使っているかを公表すれ」との議論でないことは鳩山由紀夫氏は理解しているはずだ。平野長官との信頼関係で済むはずがない問題だ。

 鳩山総理は野党から政治資金について攻撃されているので防戦一方になって閉じこもろうとしているのかもしれないが、閉じて国民の信頼を得られるわけではない。閉じようとすればするほど疑惑は大きくなるとは考えないのか? 機密費などは官僚から「お仲間も貰っていたんですよ」なんて言われて「マズイ!」と思ったのかもしれないが、国民の税金なんだから、それで歴史がどう動いたのかを国民に評価させるべきだ。

 自分達のやっていることは閉じて、自民党やそれとくっついていた官僚たちの悪行だけを曝そうとしているとしたら、民主党も自民党とさほど変わらない人種だったことを証明するに過ぎないし、信頼感も期待感も地に落ちるのはそう遠くないと思う。

 就任したときから平野長官は官僚にしか見えなかった。政治家と聞いてもピントこないくらいの人だったのに、その後のやることなすこと全てが官僚然としていて全く感心しない。民主党のオープンさを印象づけられる人材はいないのか? 政策の何よりも官房長官の顔を見る度に憂鬱になるのですが・・・・。despair

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2009年11月 8日 (日)

保坂展人氏の講演会が札幌で開かれます。

 保坂展人氏が札幌で講演会を開くようです。ブーゲンビリアさんからのトラックバックで知りました。

11/13(金)

事実を追え!保坂展人講演会

■と き: 2009年11月13日(金)18:30~20:30
■ところ: 札幌市民ホール2階(第1会議室)
(旧市民会館 札幌市中央区北1条西1丁目 ℡252-3700)
■講 師: 保坂展人さん(公共事業チェック議員の会事務局長)
■参加費: 800円(学生500円)申込不要
■主 催: 市民自治を創る会(TEL/FAX 011-214-0031)
札幌市北区北8条西6丁目2-6 シャンボール札幌303 ピース☆カフェ気付


 八ッ場ダムをはじめとする公共事業を現地に出向いて調査しまくっている保坂展人氏の講演に参加しましょう。

 北海道においては高橋知事が当別ダム・平取ダム・サンルダム等々、巨費を投ずるダム建設にはいたく御執心なのですが、他方教育関係には全く無関心で、地方の高校は廃校、小中学校は統廃合と血も涙もなく予算カットを断行し続けてきました。それに自主夜間中学の活動にも無関心だし、公立夜間中学設立の要望にも無視を決め込んでいるし。中央は既に「コンクリートから人へ」と転換しようとしているのに・・・全く政治的なセンスの感じられない人だ。

 高橋知事はとても「困ったちゃん」だなーと私は常々思い続けてきたのですが、本人と後援会は--道政運営に自信 パーティーで高橋知事 後援会は「3選準備」--だそうで・・・益々「困ったちゃん」です。

 あちらは退出する必要性を全く感じていないようで・・・ ┐(´д`)┌ヤレヤレ、

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2009年11月 3日 (火)

ブッシュ、小泉に靴を!

 テレビでも新聞でも話題になっていないので、「ホンマカイナ?」と半信半疑でしたが、ブッシュ前大統領が日本シリーズの始球式をやるというのは本当のようです。

 【ワシントン=小川聡】ブッシュ前米大統領が11月3、4の両日、今年1月の大統領退任後初めて、日本を訪問することが30日、関係者の話でわかった。

 前大統領は3日に東京ドームで行われるプロ野球日本シリーズ第3戦で始球式を行う予定。4日には、都内で講演するほか、民間団体主催の日韓関係のシンポジウムに出席するという。
(2009年10月31日14時59分 読売新聞)


 こんな恥さらしなことを考えるのは誰なんだろう? 小泉純一郎をはじめとする町村派に集う連中でしょうか?そういえば昨日の予算委員会で町村信孝氏は意味深なことを口走っていた。

 相変わらずの偉そうな口ぶりで「オバマ大統領は来ないなんてこともあり得ますよ・・・」なんてことをほのめかしていた。未だにブッシュ時代の単独覇権主義への「抱きつき戦略」(従属と言うよりもこう言った方が相応しいと今は考えています)の夢よもう一度との考えを捨てていないようだ。ブッシュの時代からの決別をアメリカは選択したし日本もアメリカへの「抱きつき戦略」からの脱却を選択したと思っている。選択はしても実行は難しいのは世の常で、オバマもブッシュの始めたイラク戦争とアフガニスタンから軍を引けなくて苦しんでいるし、日本の民主党も自民党とブッシュ政権で決めた米軍再編と日本にある米軍基地の再編への協力の枠組みからの脱却で苦しんでいるのは同じだ。

 はっきり言わせてもらえば、ブッシュと小泉と町村とで決めた枠組みから抜け出そうと今、みんな苦しんでいるのです。町村信孝氏はその責任を全く自覚していないようだ。だから小選挙区では落選させられたのです。「お前が言うなよ!」とは町村信孝のためにあるような言葉なんです。

 実際、ブッシュを招いて日本シリーズの始球式をさせようと考えた連中は「オバマ来日阻止」を狙って動いているのかもしれない。「普天間移転にぐずる民主党に不愉快だからオバマは来なかった」との筋の話を実現すべく動いているのだろう。それが成功すれば鳩山政権にとっては大打撃な事は間違いないが、その時にはオバマがアメリカの軍産複合体に取り込まれたときだとも言える。その時は中東は悲惨なことになるし、日本も貢がされて悲惨なことになりかねない。だから是非ともオバマには来日してもらわなければならない。

 オバマ政権と鳩山政権とが苦しんでいるのは同じ根っこのものです。

 ブッシュと小泉が並んで映ったらスリッパを投げつけてやります。
---なにせ室内なもので・・・coldsweats01

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2009年10月30日 (金)

方向性をはっきりと!

日米同盟のあり方「包括的に再検討」…首相答弁

 鳩山首相は29日、参院本会議での代表質問に対する答弁で、日米同盟のあり方を再検討する意向を表明した。

 首相は「日米同盟は日本外交の基軸だ」としたうえで、「来年は日米安全保障条約改定50年の節目を迎える。日米同盟のあり方全般について、包括的なレビュー(再検討)を新政権として行いたい」と述べた。

 これに関連し、首相は同日夕、首相官邸で記者団に対し、在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)、日米地位協定、米海兵隊普天間飛行場の移設問題をあげ、「どういう解決策があるか、しっかり議論して結論を出したい。レビューが必要だ」と説明した。

 また、首相は同日午後の衆院本会議で、思いやり予算について「我が国の負担を効率的で効果的なものにするため、包括的見直しが必要だ」と答弁し、削減に意欲を見せた。
(2009年10月29日22時40分 読売新聞)


 岡田外相と北澤防衛相との間で沖縄の基地に関する考え方が定まっていない印象を強くしていますが、ともかく鳩山総理は「日米同盟」のあり方全般について再検討すると答えた。

 言やよしです。オブラートにくるんではいるけれど再検討とは沖縄の米軍基地縮小であり思いやり予算の削減であることは確かだろう。しかし問題は鳩山総理の意志がどこまで民主党内部に浸透しているか、ないしは総理の覚悟がどれ程のものかです。政権を取ってから検討するというのではあまりに暢気ではなかったか?政権奪取確実と思われたこの一年間くらいは真剣に考え抜いて、一定の方向性くらいは党内一致していても良いことなのに出来ていなかった。

 自民党やマスコミ各社から総批判を食らった、小沢一郎氏の「米国のプレゼンスは必要だが、おおむね(米海軍横須賀基地に拠点を置く)第7艦隊の存在で十分だ。日本の防衛に関することは日本が責任を果たせばいい」との発言は大きな方向となり得ると思っている。少なくとも鳩山総理が確固としてこの方向性を踏まえて発言していれば北澤防衛相のような発言は出てこないはずだ。

 先ほどオブラートでくるんだような言い方と言ったけれど、再検討の結果、辺野古沖への拡大基地提供があり得たり、思いやり予算の増額があり得ると思わせるような曖昧な言い方は百害あって一利無しだ。敵(この場合は自民党、米軍、ゼネコンなど)を勢いづかせるだけだと思う。これは民主党がやろうとしていること全般に言えることだ。

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2009年10月22日 (木)

飯塚事件の再調査はどうした?

 宇都宮地裁で足利事件の再審が始まった。

 この日、じっと法廷でのやりとりに耳を傾けていた菅家さんが、突然、発言を求めたのは公判終了間際。佐藤正信裁判長が、当時の取り調べ検事の証人尋問に触れないまま閉廷を告げた時、手を挙げ、裁判長が許可する間もなく立ち上がった。「(当時の)検事を出廷させて下さい」。強く訴える菅家さんに、佐藤裁判長は少し驚いた表情を見せ、「意見として記録します」と答えて閉廷した。
(2009年10月22日01時39分 読売新聞)

 菅家さんは取り調べた警察や検察への怒りが激しい余り、裁判所への批判が二の次になりがちであるが、弁護団が睨んでいるように、より本質的には裁判所の問題の方が大きい。

 警察や検察が無実の人を罪人に仕立て上げがちなことは古今東西常識である。だから裁判所は検察が犯罪を100パーセント完璧に立証できているかどうかを検証するのが近代司法の役割であるにもかかわらず検察の提示する自白なるものを鵜呑みにして、立証の瑕疵を繕うことに汲々として今なお冤罪事件を続出し続けている。

 裁判所がまともであれば、とっくに取り調べは可視化され、代用監獄問題も改められていたはずである。捜査機関が自白を最高の証拠と考え続けてきた責任の大半は自白を鵜呑みにする裁判所があったればこそである。そうした司法の存在こそが捜査機関をして、自白しない人間を延々と拘留し続け、日夜取り調べを続け、その人権無視の非人間的な取り調べ手法を外部に漏れないように可視化を拒み続けさせた当のものである。

 菅家さんが取材に応じている姿を見る度に思うのですが、「生きていて本当に良かった!」とつくずく思うのです。「死刑囚」ではなく「無期懲役」であったから冤罪を晴らすことが出来る。飯塚事件の久間三千年死刑囚はもはや声を上げることすら出来ないのです。 何故足利事件が再審になったのに飯塚事件は死刑執行を急がれたのか? 民主党の法務委員会も昨年、弁護士から事情を聞いているはずだが、政権党になってからも何をやっているのかが見えてこない。ちゃんとやってくれているのだろうか?民主党政権には金の節約だけを期待しているわけではないのです。 このままでは本当に「死人に口なし」になってしまう。

参考
10月5日、人権の世界標準を知ろう~セミナー「拷問等禁止条約選択議定書と国内人権機関の役割」

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2009年10月13日 (火)

橋下さん、それは相手が違うでしょう?!

 大阪府の橋下知事もそろそろヤキが回ってきたようだ。

「羽田をハブ空港に」と前原国交相、橋下知事反発

 前原国交相は12日、関西空港内のホテルで、大阪府の橋下徹知事と会談し、2010年10月に再拡張される羽田空港を国際的なハブ(拠点)空港と位置づけ、24時間対応できる国際化を目指す考えを示した。

 また、関西空港については、「関西、伊丹、神戸の関西3空港のあり方を引き続き検討したい」と述べるにとどまった。これに対し、橋下知事は会談後、報道陣に、「関空がハブ化しないのに、(府が関空に)お金を使うのはおかしい。府民生活に振り向ける」と反発、関空への財政支援を打ち切る可能性を示唆した。

 前原国交相は会談後、報道陣に、「日本にはハブ空港が存在しない状態になっている。結果的に日本のハブ空港は韓国の仁川(インチョン)空港になっている現状がある」と述べた上で、「来年10月に羽田空港の第4滑走路ができることを契機にして、(国内線は羽田空港、国際線は成田空港と役割分担した)内際分離の原則を基本的に取っ払って、羽田空港の24時間国際化を徐々に目指していきたい」と話した。

 一方、橋下知事は、報道陣に、「羽田空港のハブ化という国家戦略が出されたら、大阪の自治体の長として、関空に出しているお金は出さずに、(府民の)教育や医療、福祉に回す。来年度予算に向けて、国家戦略をしっかり確かめて、関空に対するお金を全部ストップするかどうか決めたい」と語った。
(2009年10月12日17時37分 読売新聞)

 読売は未だに橋下知事が民主党政権に喧嘩を売ることを期待しているようですが、公共事業の執行停止を含む民主党の政策に比べるとはなはだ迫力がない。関空がハブになり得るのかどうかと言えば可能性は薄いというのが常識ではないだろうか。JALの経営問題も密接に絡むのだが、あちこちに空港を作りまくって、空港も大変、航空会社も大変、地方自治体も大変との問題を作り出してきたのは自民党政権で、責任があるから国民生活をないがしろにして税金を投入し続けてきたが、民主党政権が新たに税金を投入して救うなんて方策は取れるわけがない。ハブ空港として可能性が一番ある羽田に力を注ぐというのは真っ当な話で、その後で関西三空港をどうするかの検討に入るという前原国交相の意見はもっともだ。

 橋下氏は無理難題を持ちかけて断られたことをきっかけに「関空に出しているお金を教育や医療、福祉に回す」と言っているようですが、どうぞどうぞ! 教育や医療、福祉に回す金を情け容赦なくばんばん切ってきた貴方が空港からそちらに金を回すというのなら府民は大賛成でしょう。知事にやって欲しかったのは本来はそちらの方でしょうから。

 しかし、こんなことは自公政権の時に言って欲しかったくらいです。

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2009年10月10日 (土)

オバマ大統領にノーベル平和賞!?

 オバマ大統領がノーベル平和賞受賞だそうです。大阪の人がインタビューに答えて「何をしたの-?」って言ってたけど、私も「まだ何も実現したわけではない」というのが正直なところです。

授与理由は

 本委員会は国際的な外交と諸国民の協力強化に向けたオバマ大統領の比類なき努力を理由に授賞を決めた。とりわけ「核兵器のない世界」の構想とそれに向けた取り組みを重視した。

 オバマ氏は国際政治に新たな環境をもたらし、国連をはじめ国際機関の役割を重んじる多国間外交が中心的な位置を回復した。困難な国際紛争の解決手段として対話と交渉が優先される。「核兵器のない世界」を目指す構想は、軍縮交渉を力強く促した。オバマ氏の主導で、米国は今や、世界が直面する気候変動問題でより建設的な役割を演じている。民主主義と人権は強化されよう。

 オバマ氏ほど、世界の注意をひきつけ、よりよい未来に向けて人々に希望を与えた人はめったにない。彼の外交は、世界を主導する者は世界の大多数の人々が共有する価値と態度に基づいて行動しなければならないという考えに立脚している。

 本委員会は108年間、オバマ氏が今まさに提唱する国際的な方針を促すことを目指してきた。「今は、地球規模の課題に対処するため、我々全員が応分の責任を果たすときだ」とのオバマ氏の訴えを支持する。
(2009年10月9日20時45分 読売新聞)


 国際政治の枠組みを一国主義の行動でぶちこわしたブッシュ前大統領への当てつけのニオイがぷんぷんする。だから、何も業績を上げたわけでないけれども表彰すると言うことなのだろうかね。それとも、余程肩入れしてあげなければ潰されてしまうに違いないという親心だろうかね。

 まずはオバマに対する試金石はアフガニスタン問題でしょう。

 【ワシントン=弟子丸幸子】オバマ米大統領は9日、ゲーツ国防長官や米軍制服組トップのマレン統合参謀本部議長らとアフガニスタンの戦略見直しに関する4回目の会議を開き、米軍増派の問題を巡る初の協議に入った。米報道によると、議論の土台となった現地司令官の報告書には3つの選択肢があり、「6万人超」の大規模な増派案も含まれているという。

 同日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルは、報告書には(1)ほぼ現状維持(2)4万人増派(3)6万人超増派――の3つの選択肢があると報道した。現地司令官は「4万人増派」を第一に要望しているという。

 アフガン駐留米軍数は年末に6万8000人の体制となる。6万人超をすべて米軍で増派した場合には、13万人の規模になり、イラク駐留米軍の数(約12万人)を初めて上回ることになる。(11:52)日経新聞


 三つの案が検討されているという報道ですが、撤兵は選択肢にない。アフガン駐留米軍のマクリスタル司令官ですら4万人増派を要請しているというのにそれを超える6万人増派なんて事があり得るのだろうか?

 良いタリバンと悪いタリバンを区別して悪いタリバンだけを孤立させて殲滅する、なんてことを考えているらしいのですが多分深みにはまるだけだ。そもそもタリバンと一般人とを区別することが出来ないだろう。区別するためにはアフガン人の中に深く入らなければならないと思うが今の米軍兵士にその任が務まるとは思えない。多くの犠牲を覚悟してアフガン人の海に分け入ることなど今の米兵には出来ない。犠牲を覚悟した作戦が出来ないからこそ空爆を繰り返して民間人の犠牲者を増やしているのだろう。何万人増派したところで空爆主体を変更しようが無く、一般のアフガン人の犠牲を増やす結果にしかならないだろう。戦争継続のための理屈を持ち出してくる軍産複合体に連なる人脈の言を信じることなど出来はしない。そのことは「冬の兵士」達の証言を読んでみれば分かる。

 オバマの実像は分からないが、軍産複合体に連なる人達に囲まれていることは容易に想像が付く。彼らの抵抗を押し切って撤兵の方向に舵を切れるかどうかは全く分からない。何せアメリカにとって最大の公共投資は戦争だと言われるくらいだから、日本ではダム工事中止だけでもあれほど大騒ぎしている位なのだから、戦争中止がダム中止程度の抵抗で済むはずもないのです。そこは分かります。

 ノーベル平和賞をもらった大統領が任期の終わりにイラク、アフガニスタンどころかイランでも戦争をしているなんてならないことを切に望みます。そうなればブッシュ以上に悪評の中で退場することにだってなりかねない。いえ、ノーベル平和賞をもらった大統領に相応しい業績を上げられることを切に願っています。

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2009年10月 8日 (木)

「記者会見のオープン化」は少しずつ進展しているようです!

 亀井静香氏は何かとお騒がせですが、こちらは歓迎すべき行動です。

亀井静香氏:記者クラブ非加盟社向けに会見実施

 亀井静香金融・郵政担当相は6日、金融庁内で記者クラブ主催の閣議後記者会見とは別に、自らの主催によるクラブ非加盟社向けの会見を開いた。今後も毎週火、金曜日、クラブ主催の会見後に開く。

 金融相主催の会見は正午前から約30分間、金融庁内の大臣室で開かれ、週刊誌記者など12人が参加。亀井氏は「会見開放という新しい試みでこういう形にした」と語った。

 金融庁の記者クラブは、非加盟の報道機関などから会見参加の要請があった場合、クラブの幹事社の判断でオブザーバーとしての出席を認めている。亀井氏は就任後、クラブに対し会見の完全開放を要請。クラブ側は「閣僚主催の会見では、運営が公的機関の一方的判断で左右される危険があり、クラブ主催の会見は重要」などとする日本新聞協会の見解を踏まえ、従来通り、幹事社の了解で出席を認めるとの方針を回答していた。同時に「クラブは開かれた存在であるべきだ」との新聞協会の見解も伝えた。
(毎日新聞)


 記者クラブ対象の記者会見の後で、非記者クラブ対象の記者会見を開くと言うことらしい。ご苦労なことです! 毎日新聞の報じ方はおとなしいですが、J-CASTニュースなんかではもっと露骨な言い方をしている。曰く、「(記者クラブは)頭が古いので、自分でやることにしました」なんて言う調子です。

 そもそも記者会見が金融庁記者クラブの主催だと言うことが理解しがたいところです。記者会見のオープン化を既得権益所持団体たる記者クラブに求めれば、それは断られるでしょう。これからは記者会見は金融庁で仕切ると宣言すれば済むことではないのでしょうか? だからフリーランスもインターネット新聞もどうぞと言えば済むはず。

 とにかく官邸の記者会見に水を差された「記者会見のオープン化」ですが外務省に続いて法務省も踏み切ったようです。中村哲治氏のブログで触れられていました。官邸から一気にオープン化が進むかと期待していたのですが平野官房長官の顔を見ていると一番最後になりそうな気がします。仕方がないので他の省庁から官邸を包囲していくか?

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ウィニー裁判逆転無罪!

ウィニー裁判が逆転無罪となった。

ウィニー開発者に逆転無罪 「違法行為勧めていない」
北海道新聞(10/08 11:01、10/08 14:27 更新)

 ファイル共有ソフト「ウィニー」を開発、インターネットで公開して映画やゲームなどの違法コピーを助けたとして著作権法違反ほう助の罪に問われた元東大助手金子勇被告(39)の控訴審判決で大阪高裁は8日、罰金150万円とした一審京都地裁の有罪判決を破棄し、逆転無罪を言い渡した。

 小倉正三裁判長は「著作権侵害を主な用途として勧めウィニーを提供したとは認められず、ソフトの公開はほう助に当たらない」との判断を示した。


 当然の判決だと思う。著作権を侵害しているのはそうしたソフトを流通できる状態に置いた人たちであってウィニーを開発した金子氏でないことは明らかで、幇助の罪に問うというのは拡大解釈も良いところだ。 しかし名前から判断して金子氏のお仲間と思えるような団体も無罪判決には反対しているようでちょっとビックリ。
 一方、ソフトウエア開発会社などで作る社団法人「コンピュータソフトウェア著作権協会」(東京、ACCS)は、「今回の判決は意外。詳細は検討するが、判決にかかわらず、被告には社会的・道義的な責任が生じていると考える」と判決内容に疑問を投げかけた。(読売新聞)

 違法コピーに悩ませられているのは分かるけれど、自分達の足下に不安はないのだろうか?例えばゲームソフトの内容に感化されて犯罪が起こったとしてその開発者や企業が幇助の罪に問われたとしたらどうなのか?映画やテレビドラマなんかでもそうした拡大解釈の余地はある。そうした不安はないのだろうか? 「著作権協会」と名がついているから役所や警察なんかとも通じているので大丈夫だとでも言うのだろうか?

 裁量行政が批判されるけれど、中でも一番気をつけたいのが警察の裁量行政だ。ダガーナイフで人が殺されたらダガーナイフ所持を禁止するというお国柄・・・で、文書を配布すると逮捕されるかも・・・と言うお国柄では何で訴えられるか分かったものでないと不安になるのですが。

 「何で捕まるか分からない」と言うこと自体に警察は意味があると思っている可能性もないわけではありません。しかしその威嚇効果は日本のソフト産業を台無しにしかねないものです。そんな重要な判断を警察に任せた覚えは無いと思うのですが・・・。

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2009年10月 4日 (日)

もう頑張れない・・・?

 今日一番ビックリさせられたのは中川昭一元財務相の死でしょうか。当然自殺を思い浮かべました。父、中川一郎氏の時も最初は病死と発表されていましたので、尚更です。

 死者にむち打つことになるかもしれませんが、明日になればマスコミは虚像を精一杯膨らませて讃えることになるでしょうから、敢えて言わせて頂きます。 「保守派の論客」として勇名を馳せていましたが、安倍晋三・平沼赳夫・麻生太郎などと一緒で彼らの言う「保守」が保守の思想に値するかどうか疑わしいと思っていました。そもそも東京育ちの彼らに守るべきものなどあったのだろうか?多分に観念的にならざるを得なかったのはそのせいだと思っています。 それに、安倍氏の腹痛といい中川氏のアル中といいどうも「へたれ」感が拭えないと感じていましたし、外面に膨らませた「強面(こわもて)振り」と内面の弱さにとても落差を感じていました。後援会も家族でさえも、周りは「北海のヒグマ」の後継者として弱さを見せることを許さなかっただろうし・・・。本人はとても苦しいのではないか?と、私は想像していました。

 鬱病の人に「頑張って」と声をかけてはいけないのだそうですが・・・。そうした声を周りからかけ続けられたような・・・そんな気がします。

 標題の「もう頑張れない」は息子が小さいときによく言っていました。我が家は当時、車を持っていなかったのでリュックサックを背負って、家族揃って歩いて出かけたもので、疲れたり、ジュースをせがむときなどによく聞かされました。

 死ぬまで頑張る必要はどこにもないのだと思っています。「お疲れ様、ゆっくり休んでください!」と、今は言いたいです。

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2009年9月29日 (火)

モラトリアムが良い結果をもたらすとは限りませんよ!

亀井静香金融担当相の暴走がなかなか止まらない。

首相、融資など返済猶予に慎重 「3与党で合意せず」
北海道新聞(09/28 23:01)

 鳩山由紀夫首相は28日、亀井静香金融担当相が実現に意欲を見せる中小企業向け融資などの返済猶予制度について「3党合意に沿って政策をつくるのは当然だが、モラトリアム(返済猶予)までは合意していない」と述べ、慎重な考えを示した。官邸で記者団の質問に答えた。

 同時に「中小企業の多くが資金繰りに行き詰まっているのが実態。そういう方々のために何らかの手だてが必要だ」と指摘し、返済猶予制度とは別の中小企業対策を検討する意向を表明した。

 これに先立ち開かれた「基本政策閣僚委員会」の終了後、亀井氏は記者団に「返済猶予の問題も話をした」と述べた。首相の慎重姿勢に亀井氏が反発する可能性もある。

 民主、社民、国民新3党の連立政権合意書では「中小企業に対する『貸し渋り・貸しはがし防止法』を成立させ、貸し付け債務の返済期限の延長、貸し付け条件の変更を可能とする」と表記している。

 亀井氏は担当相に内定した15日の記者会見で「3年程度の返済を猶予するモラトリアムを実施すべく取り組みたい」と発言。臨時国会での法整備を目指す考えを示した。


 モラトリアムの各方面への影響は大きいので簡単には発動できない・・と言うのが一般的なところだと思いますが亀井氏の勢いはとどまるところを知らないかのようです。

 昨日も友人と話したのですが、今春借金をしたが売り上げが思ったより伸びず苦しいと訴えていましたので、今話題の「モラトリアムが実現したらどうよ?」・・・と話しを向けたのですが眉間にシワを寄せるばかりでした。

 それはそうで、無理もないのです。たとえ返済を待って貰ったところで売り上げが伸びない限り何にもならない。生き延びている時間が長いだけ借金も次々と増やさなければならず、貸して貰えるかどうかも分からず、返せる見込みは尚薄い。廃業したいのだけれど社員を路頭に迷わせる決心もつかずに悩んでいるというのが正直なところと想像しています。

 モラトリアムが実現したとしても、銀行としては資金がそうした企業にとどまることになるので新たな貸し出しをする余力が失われることは容易に想像がつく。借りている企業にとっては返済の猶予は与えられるが借り増しをすることは出来なくなるし、つなぎ融資も断られたりと言うことが多くなりそうで、決して明るい見通しが得られるわけではない。銀行によって満たされない資金需要はサラ金に向かう事になるのだが、サラ金の貸し出しも細っているので、思いあぐねて闇金にすら手を出しかねない。そうしたら地獄を見ることになる事は分かっているのに・・・。

 生き延びさせた方が良いのか?引導を渡してやる方が良いのか?どちらが本人達の為になるのかは一概には言えない。生き延び借金を重ね、にっちもさっちもいかなくなった挙げ句に破滅するくらいなら、傷の浅い内に退出した方が幸せである。銀行はこの判断をしてきたしこれからもしていかなければならない。企業に引導を渡す銀行は良く言われないし、事実継続できる企業を潰してしまったことも多々あるだろうけれど、国家に出来る判断でも、国家がすべき判断でもない。モラトリアムで生き延びさせたとしても必ずしもその先に希望があるとは限らないのです。

 経済政策がどうあるべきなのかを私ごときが分かっているわけではない。ただ、上記の事例をどうやって処理していくかと考えたときに、素人考えですが、中小零細企業相手の銀行に資金的な余裕を持たせて、資金回収に走る必要性を軽減し、その上で貸出先企業の継続性を銀行に判断させるしか無いのではないだろうか?銀行に余裕を持たせるためには貸し倒れ引当金の積み立て基準を緩くすると言うこともあり得る。こういう事なら正に金融庁の独壇場ではないのか?

 とにかく独善的に突っ走らないで、政策が引き起こす影響を多方面から検討して目的とする結果が得られるような政策に仕上げてほしいものである。

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2009年9月26日 (土)

IOC総会に出席する必要なんてありません!

 鳩山総理は国連の場においてもサミットの場においても日本としてのそれなりの存在感と方向性を打ち出してくれたのでまずは快哉を叫びたい。今朝も寝床の中で記者会見の様子を聴いていて丁寧に答えているのが印象的だった。これなら政局大好きの記者達にも政策、ひいては日本の将来について考えることの重要さに目を向けるための刺激になるかもしれないと思わせるものがありました。麻生でなくて本当に良かった。

 傍系の話題ですが、あまり賛成できないもの二題。

公立高校無償化は間接給付方式で 鈴木文科副大臣
北海道新聞(09/25 01:01、09/25 01:04 更新)

 鈴木寛文部科学副大臣は24日、来年度から実施予定の公立高校実質無償化について「保護者や本人が直接キャッシュを手にする渡し方にはならない」と明言し、授業料相当額は世帯給付ではなく、学校への支給による間接給付方式を導入する意向を示した。共同通信の単独インタビューに答えた。

 川端達夫文科相を含め政務三役で間接方式を言明したのは初めて。事務経費の効率化が目的で、鈴木副大臣は「学校の設置者が代理受領することになる」と述べ、早急に三役で方式を詰める考えだ。

 先の国会に提出した民主党の高校無償化法案(廃案)では直接給付とし「保護者が住所地の市町村長に申請する」とした。政権公約は「公立高校生のいる世帯に授業料相当額(平均年約11万円)を、私立校生の世帯は年12万円(低所得者は24万円)を助成する」と示していた。

 しかし直接給付は数百億円とみられる事務経費が発生し、保護者が学校にきちんと納付したかどうかの検証が必要との課題が指摘された。

 これに対し、鈴木副大臣は「過去の法案にはこだわらない」と強調。授業料相当額を受け取る権利は保護者にあるとした上で、学校への間接給付により、経費が最少となるよう目指すとした。


 何度か言ってきたように給付は直接給付であるべきで間接給付には反対です。スズカン氏は「授業料相当額を受け取る権利は保護者にある」と断っているくらいだから、原則の違いについて気がついていないわけではないと思うのですが、事務手続きの煩雑さと経費を重視すると原則が台無しになると言うことは指摘しておきたい。

 これらのことは公教育で何の問題もないと感じている人達には気付きにくい問題なのですが、不登校者や引きこもり、フリー・スクールなどへ通っている生徒の保護者には切実な問題だと思う。直接給付は教育というものが公立学校に通うことと限らない事へ国民が気付く第一歩になり得ると思うからです。北海道なんかは地方の小中学校は元より、どんどん地方の高校を潰していっている。地方はただでも生活が苦しいところに、通学どころか宿舎の心配までしなければ教育を受けることが出来なくなって来ている。授業料どころか学校にたどり着くまでの負担が親に重くのしかかってきているので、保護者への給付か利便性の提供(地方の学校を存続させる)のどちらかが切実に求められている。「来れば授業料はタダです」では済まない不公平が都会と地方にはある。

 もう一つはオリンピックです。

鳩山首相、IOC総会出席へ 東京五輪招致で
北海道新聞(09/25 19:54、09/26 00:27 更新)

 鳩山由紀夫首相は25日、2016年夏季五輪の東京招致のため、10月2日にコペンハーゲンで開かれる国際オリンピック委員会(IOC)総会に出席する意向を固めた。ライバル3都市が大統領らの出席による国を挙げた応援態勢を取っており、首相も自ら日本政府の支援を確約することが、招致実現に欠かせないと判断したとみられる。27日に平野博文官房長官と協議し、日程を最終決定する。


 鳩山総理はIOC総会に出席すべきではないと思っています。私の主張は時代に合わないのかもしれませんがオリンピックは都市で開催するもので国家が開催するものではないしそうあってはならないと考えています。ナチスが仕切ったベルリンオリンピックを愚劣と思うなら同じ轍を踏もうとしている政治家達に注意を促すべきです。元首クラスが雁首そろえて覇を競うようなことは愚劣です。そんなことはヒトラーやプーチンなんかが喜んですることで、民主国家がすることではありません。オバマはミシェル夫人を出席させるようですが、私と同じ意見かどうかは分かりませんが、そうだとすると改めてオバマという人となりを見直します。鳩山総理も自分でいく必要なんてありません。幸夫人で十分です。石原慎太郎に「友愛」精神を発揮する必要なんてありません。

なるほど。こんな考え方もありかもしれません。(2009/09/30 追記)
鳩山首相のIOC出席の本当の目的

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2009年9月21日 (月)

しっかりして貰いたいものです。

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 16日に書いたブログ「民主主義社会の良き市民」を育てる教育への第一歩 の中で紹介した番組のHPが漸く公開されましたので改めて検討してみたいと思います。

 「子供手当」に対する反対意見が58パーセントだと言うのですが・・・???です。一つずつ見ていくことにします。

「それよりも、出産費用、保育園から高校卒業まで無料、モチロン給食費も無料。これだと出生率が上がるのでは?」札幌西区・Michelleさん(50代・女性)
-- どうしてこれが反対意見になるのでしょう?「それよりも・・・」とありますが、民主党のマニフェストには出産費用に55万円、その後は義務教育終了まで子供手当、高校授業料の無料化とほとんど網羅しています。反対意見と言うよりはこの人にとっての優先順位の問題を言っただけではないでしょうか?「子供手当」をやめろと言っているようにはとても思えないのですが・・・。
「これは目玉商品の一つではありますが、自民党の馬鹿げたばら撒きとたいして変わらないと思います。財源確保も難しいでしょうし。」札幌北区・北の月光仮面さん(50代・男性)
-- 名前が名前(月光仮面)なのでみんな悪人悪事に見えるのでしょう。バラマキでないことはこれから証明しなければならないことですが・・・。
「不公平感が否めない!国民誰にでも賛成の気持ちが持てるよう、誰にでもうれしいものを国が負担してくれるようなことを先にして欲しい。」札幌南区・メラニンさん(50代・女性)
-- 税金の徴収にしても支出にしても万人に公平なものはないのでは?限られた資金をどちらに優先順位をつけて支出するかが今の問題です。「道路やダムに支出しますか」それとも「子供に支出しますか」と問うたら良いだろうか?
「小中学生に一人2万6千円を支給するよりも、高校大学進学したくても経済的に進学を断念している家庭がたくさんあります。奨学金制度を使っても、特に高い大学の入学金や授業料の支払いに追いつかず、返済も大変です。どうか子ども手当と言わずに大学生まで、子どもを抱える全家庭に…。金額は2万6千円とは言いませんが公平に支給すべきだと思います。」札幌厚別区・4児の母さん(50代・女性)
-- これもまた反対意見に分類されているのが分からない。「子供手当だけと言わずに・・・」と言っているのですから賛成なんでしょう。
「近年子どもの人口は減少していて少子・高齢化が加速している。しかしながら現金でばらまくのは大反対です。未納が増加している給食費や教材費、そして授業料などの一部に税金を当てるべきと考えます。親が好き勝手に遊興費に使ってもらいたくないですね。」音更町・北ほたるさん(60代・男性)
-- これも「子供手当」に反対していると言うよりは支出された税金が正当なことに使われるのか心配していると言うことに他なりません。「不届きな親」がいるというのは別な問題で、給食費や教材費が直接学校に支払われても彼らは何の不利益も感じないでしょう。それに、親の手に渡らないと言うことは現在フリースクール自主夜間中学に通っている生徒さん達の親には何の助けにもならないと言うことです。こちらの方が私には大きな弊害に思えるのですが・・・。
「子供がいるのでもらえることはうれしいが、ばらまきでしかないので効果が全くないと思います。本来は少子化対策を決め、子供の将来に対する道筋を示すべきである。」札幌厚別区・あおやまさん(40代・男性)
-- これも反対意見に分類するのはどうかと思います。嬉しいって言ってるじゃないですか?お説ごもっともです・・・が、一連の政策が少子化対策の一つとして示されたと思うのですが、分かりませんか?・・・と、言うほかありません。

 質問の仕方も悪いが、分類の仕方も悪い。賛成意見の中に「実行に際して注文がありますか?」との項目でもあればほとんど賛成意見となったのではないだろうか? 番組意図に沿わせてデータをねじ曲げた部類のものでHBCの報道部門の能力を疑わせるに十分だ。「政権与党になった民主党の政策を監視する」との報道機関としての使命とは似て非なるものと思わざるを得ない。 地方局とはいえしっかりして貰いたい。

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2009年9月19日 (土)

外務省に続いてください。

 官邸の記者会見もオープン化される方向と考えて良いのでしょうか? 岡田外務相はオープンにする方向を明言したそうです。

岡田外相:全メディアに記者会見を開放 フリーも
2009年9月18日 21時15分 更新:9月19日 0時0分 毎日新聞

 岡田克也外相は18日の記者会見で、外務省での記者会見について「原則としてすべてのメディアに開放する」と述べ、記者クラブに所属する報道機関以外にも参加を広げる方針を明らかにした。

 岡田氏によると、開放の対象となるのは「日本新聞協会」「日本民間放送連盟」「日本雑誌協会」「日本インターネット報道協会」「日本外国特派員協会」の各会員と、「外国記者登録証保持者」。また、これらの媒体に定期的に記事を提供する人に限り、フリーランス記者も認めるとした。ただし会見に出席する記者は事前登録を必要とする。【須藤孝】


 記者会見オープンと言うことでは「誰でも入れるようにしては危険」との誤解もあるようですが、勿論私のようなブログを書いているだけでは入れません。自称記者も入れるわけではありません。記者としての実績と、危害を加えるような思想背景なり行動なりの経歴はチェックされ、登録されて初めて入室を認められるのは当然です。イラクでブッシュ大統領に靴を投げつけた記者などは、行動が同情され、尊敬されるとしても記者としては二度と会見場に入ることは出来ないでしょう。

 要人の安全確認のためのチェック体制は当然必要ですから時間が必要だというなら説明が必要です。その時間はあったと思いますが、なかったということを信じても良いとは思っています。要は多くのメディアに会見の取材を開放することを実行して頂きたいと言うことです。

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2009年9月16日 (水)

官邸での記者会見はオープンだろう!

 「官邸での記者会見はオープンにする」と鳩山総理自身が断言していたので非常に楽しみに見ていました。これまでの官邸記者クラブ加盟社以外にも外国メディアやフリーランスが加わって、どんな鋭い質問が飛び出すかと期待をして見ていたのですが、指名される記者は大手メディアばかりで、つまらん質問ばかりだった。

 質問者を指名している奴が顔見知りの記者ばかりを指名しているのか?バカヤロー!と思っていたところ・・・、神保哲生氏が「記者会見はオープンにならなかった」と、たった今、ラジオ(アクセス)で話していた。

 オイオイ、それはないだろう!早速の公約破りかい? 野党の時には正論を吐き、与党になったとたんに前例踏襲は一番の裏切りだ。 責任者を出せ!責任者を。

参考記事
鳩山内閣早くも公約違反? 隠れた官僚支配の温床壊せず
大手メディアが決して報じない、 「メディア改革」という重要政策の中身
新聞が書かない民主党の「公約破り」

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「民主主義社会の良き市民」を育てる教育への第一歩

Zeikin04b左図は週刊東洋経済の9月12日号から引用しています。

 数日前からテレビでは民主党政権の閣僚の話で持ちきりです。昨夜のニュースなんかを見ていても、選挙報道の当確のような過熱ぶりで、どこまで確かなのかは分かりませんがそんなに熱くならなくても良いように思っています。選挙の時も家内などは明け方まで報道に一喜一憂しているので熱心に報道する姿勢も分からないではないのですが、私は「明日の朝にははっきりしているんだから・・・」と早々に布団に入る方なので、閣僚だって明日か明後日にははっきりしているわけで「焦ることはないのに・・・」と冷ややかに眺めています。

 昨日のHBCの番組で「子供手当」に対する道民の意識調査(というよりはコメントを集めたもの)の結果が報道されていました。当然反対意見もあるだろうが賛成意見の方が多いだろうと思っていたのですが、なんと反対意見の方が6割近くを占めていました。道民の6割が反対していると言うよりも、意見を伝えてきた人の6割が「子供手当」も定額給付金と同じバラマキでは?と疑っているようです。健全と言えば健全ですが、変化に対して鈍感と言えなくもないと思います。警戒心と言った方が良いのかもしれませんが・・・。

 出産時一時金55万円に始まり、空き教室を活用した保育待機児童解消策、中学卒業まで年31万2千円の子供手当、高校授業料の無償化、大学生対象の奨学金拡充との政策を俯瞰するならば、成人するまで育て上げるために社会も責任を負うと言うことを宣言したものと捉えることが出来ます。 「そんなに良くして貰って大丈夫だろうか?」と疑うあなたは健全です。今まで一貫して大企業には暖かくても市民生活には冷たい政府でしたから・・・。「何か裏があるのでは・・・?」と疑うのももっともです。道路や空港やダムにつぎ込む金はあっても医療や教育につぎ込む金はないと言い続けてきたのが政府でしたから。 これからは変わるのです。変わって貰わなければ困るのです。だから政権交代を選択したのでしょう。

 政府のやることに警戒心はないよりはあった方が良いと思います。しかしその警戒心につけ込んで改革の方向をねじ曲げようとする勢力もあると言うことは知っておいた方が良いでしょう。「改革したらこんな不都合が出る!」と声高に叫ぶ人たちが必ず出てきます。「誰のどんな利益を主張しているのか?」と、よーく考えましょう。

 例えば、こんな記事です。

「高校の授業料無償化、間接給付で決着か」

 民主党がマニフェスト(政権公約)の柱に掲げる「高校授業料の実質無償化」について、文部科学省は、対象となる約330万人分の授業料を都道府県などを通じ交付する「間接方式」とすることで民主党側と調整に入った。

 民主党は当初各世帯に直接給付する方針だったが、多額の事務経費が必要な上、授業料に充当される保証がないなどの問題があり、党内でも間接方式を推す声が強まっている。同省は、現在授業料を減免されている低所得世帯に向けた給付型奨学金の創設も提案する。

 民主党のマニフェストは、公私立双方の高校生を対象に公立の授業料の年額相当分(12万円)を支給、私立高生で年収500万円以下の世帯に年24万円を上限に支援するもの。年間4500億円を要する見込み。

 実現方法について文科省では、公私立を問わず都道府県や政令市を通じた間接給付とし、具体的には、使途を限定した特定財源とするか、授業料を徴収しないことを法律に明記した「教育交付金」などの地方交付税とする方法をあげている。

 最終的には都道府県の授業料予算に充当されたり、学校法人に交付されたりすることになりそうだ。

 これまでの民主党案では、保護者からの申請に基づき、市町村が年3回に分け各家庭に直接給付することになっていた。しかし同省で検討した結果、多数の高校生の在学証明の提出が必要になるなど手続きを行う自治体の負担が大きく、事務経費も推計で数百億円にのぼることが分かった。

 また、授業料滞納者が公立私立計1万7000人(2008年度)にのぼる実態もあることから、支給分が全額授業料に充当される制度が必要としている。

 民主党内でも、こうしたデメリットを指摘する声があり、「必ずしも直接給付にこだわらない」(教育政策担当幹部)として間接給付を本格的に検討する。

 一方、私立高の場合、授業料の年平均は約33万円のため全額賄うことができないケースも出る。このため同省は、授業料引き下げに充てる私学助成金の増額なども検討している。

 高校生のうち約22万4000人については都道府県などの判断で授業料が減免されているが、同省は、こうした生徒らについては、返済義務がなく授業料以外の用途にも使える「給付型奨学金」の創設が必要とする提案を行う方針。
(2009年9月14日03時06分 読売新聞)


 文科省は地方自治体の事務手続きが大変だとか、授業料が確実に納入されない等と心配してくれています。 余計なお世話だと言いたいところですが、要は文科省が予算配分を行いたいと言うことであり、未収金も確実に学校側に回るようにしたいと言うことだね。まるで高校授業料の無償化は学校経営の補助の為になされるみたいに考えているのではないか?

 このあたりは役人も巧妙だし、金はいずれ学校に回るから同じと考える人が多くても不思議はない。しかしちょっと視点を変えてみると受け入れがたいものに見えてくる。子供手当と高校無償化と違っているようで一本通っている筋があるのです。

 何度かフリースクールなどの会合に出ていて良く思うのですが、生徒の保護者もフリースクール側も金の話しには遠慮深い。たとえ道教委の人間がパネラーとして同席していてもその話を持ち出すのははばかられるとの雰囲気がある。東洋経済新報社の試算では公立小中学校では一人あたり76万円の税金が支出されているのにフリースクール等で学んでいる人たちは全部自腹だ。当然納税者として文句の一つも言っていいはずだし、せっかく道教委の人間がそこにいるのに・・・そこが不思議なところで、「補助を何とか」という話しになりがちだ。

 日本人は義務教育は公教育が普通なので国や自治体が器と先生とを用意してそこに通うのが当然だと信じて疑わない人が大部分だが、「どうしてこの学校でなければ駄目なのか?」と悩んでいる人も家族も多いと言うことが明らかになっている。例えば教育バウチャーなんて言う考え方もある。教育再生会議では教師や学校間の競争と選別の為に持ち出されたために印象が良くないのだけれど、バウチャー制度そのものはミルトン・フリードマンも主張するように市民の自由を大事にすると言う至極まっとうな考え方に基づいている。 バウチャー制度であれば一人あたり76万円の税金は生徒がしょって(背負って)歩くことになり、自由が丘学園に通いたいとなれば76万円はこの学園に納められることになる。勿論、この学園が公的な基準で一定の基準を満たしていることは必要だが、必要なのはその基準だけで子供の教育を受ける権利とどこで教育を受けるかの自由は保障されることになる。自殺するほど嫌な学校に縛られることもない。

 私は、市民への直接給付が明治維新以降の「良き兵士(戦後は良き企業戦士だったかもしれない)」を作るための公教育から、「民主主義社会の良き市民」を育てる教育へと変わっていく第一歩になると期待している。 だから市民への直接給付ではなく文科省を通した間接給付でも良いではないかと言う議論には反対する。

もう一度言います。間接給付には反対です!

追記
高速道路無料化に関して言いたいことはButch隊長の 『道新』コラム「探知機」の(両断)を一刀両断 が詳しく語ってくれています。

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2009年9月11日 (金)

「金を払えば良いんでしょう」では済まないと思うのですが・・・

 「最も魅力的な街」に選ばれた函館市ですが、同じ日に次のような報道もありました。

PCソフト違法複製 函館市は241本
北海道新聞(09/10 15:38)

 【函館】函館市は10日の定例市議会で、職員が使用する約1500台のパソコンを調査した結果、ソフトウエアの違法コピーが241本見つかったことを明らかにした。市はこれらコピーをすべて消去し、9月末までに該当するソフトメーカーから約1千万円で241本を新規購入する。

 市によると、違法コピーされていたのは、文書などを大型プロジェクターに映し出すためのマイクロソフト社製ソフト「パワーポイント」などで、一部の職員が正規に購入したものを複数の職員が次々とコピーして業務に使っていた。

 市によると、メーカー側は、ソフトを購入する市の対応を受け、損害賠償を求めないとしているという。


 「有料ソフトをコピーして使っていたのだから悪い」と、個人の利用者であれば事は簡単です。しかし事が公的機関と言うことになると話は別だ。 仕事に使う機器もソフトも公的機関が提供するのが当然。しかし、どのソフトを使い、どの程度の費用を掛けて提供するかと言うことは税金を使う以上議論があって然るべき。241本で1千万円だから一本4万円少々、以後バージョンアップごとに継続して支出し続けることに市民の同意は必要ないのですか? マイクロソフト社の製品と同程度の機能の製品が他社でも、無料のものも含めて存在しているのだから選択には説明が必要だ。

 この記事を読んだだけでは経過が分からないのだけれど、多分マイクロソフト社は継続して公的機関や民間企業の自社製ソフトに対する不正使用の監視を続けている。函館市がソフトを買う事にした対応を受けて損害賠償を求めないと発表しているくらいだから、訴訟を起こすと脅された(この場合は不当な行為というわけではない)ので、職員が使っているPCにインストールされているソフトを調べたと想像される。 函館市の対応は、「万引きを見つかったから金を払えば良いんでしょう」的なお粗末な対応だが、「金を払って済むんなら警察はいらない」じゃなくて、議会はいらない。

 函館市に限らないことでどこの地方自治体のHPを見ても、提供される資料や手続き書類がPDFとワードやエクセルで提供されている。PDFはともかくワードやエクセルを使うと言うことは利用者にもマイクロソフト社の製品使用を促すことになるのだが、そのことに対する問題意識は無い。公的機関が特定のメーカーのとびきり高額なソフトの利用を市民に推奨することになると言うことに対する問題意識が・・・。

 クラウド・コンピューティングとまでは行かないまでも、OpenOfficeなんて言う無料の優れものもある。メーカー製PCを買うと無料でマイクロソフト製のソフトが付いてきて、その使い方に慣れたので他のソフトに移行するのはちょっと・・・との問題は当然ある。それがマイクロソフト社の狙い目でもあったのだけれど、個人ならいざ知らず、公的機関の職員にはそんな贅沢は自由にさせておけない。使い勝手の慣れの為に講習会を組織することが必要だとしても一千万円も掛からないでしょう。それに永久に必要なわけではない。この機会にマイクロソフト社製ソフトから役所も市民も自由になるという選択があり得る。予算面でも節約になるし、市民もHappy!じゃないのか?

追記
new_OOo3様がフリーウェアでいこう!!「 OpenOffice.orgを使おう編 」と言う意欲的なサイトを公開しています。

1555570_img 雪が降るまでに咲くのかしら?・・・と心配していた西洋朝顔が今日咲きました。

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2009年9月 9日 (水)

野党の自民党とはオサラバか?

 河野太郎氏が頑張っていたけれど、推薦人20名を10名に変更する動議を否決し、総理大臣として若林氏の名を書くことを決めて自民党の両院議員総会は終了した。古株の議員が比例選で生き残ってしまった自民党には再生に向かっての動きは困難を極めるかもしれない。

 そんな自民党に比べると公明党は泥舟自民党に乗り続けることを指導した太田、北側、冬柴の三人を整理することが出来たのだから幸運かもしれない。フットワークも軽く、自民党におさらばするのではないだろうか。

自民と選挙協力見直しも 公明、山口新体制始動
中国新聞 '09/9/8

 公明党は8日午後、臨時全国代表者会議を党本部で開き、山口那津男政調会長(57)の新代表就任を正式決定した。山口氏は新幹事長に井上義久総合選対本部長(62)を指名、承認され、「山口―井上体制」がスタートした。

 山口氏の任期は、太田氏の残任期間が終わる来年の9月までで、来年夏の参院選が最大の課題となる。就任あいさつで「どんな困難な状況に直面しようとも断じて勝ち抜ける強靱きょうじんな党の構築を急ぐことが大事だ」と強調。その後の記者会見で自民党との関係について「国民が望むような新しい関係を目指すべきだ」と述べ、選挙協力など連携を見直す可能性に言及した。

 政調会長には斉藤鉄夫環境相(57)が復帰。斉藤氏は「マニフェストの実現に向け全力を挙げる。立党の原点に返って政策を提案していく」と述べた。漆原良夫国対委員長(64)は留任した。辞任する太田昭宏代表(63)は全国代表者会議議長に、北側一雄幹事長(56)は副代表に就く。10月3日には地方の代表者も参加して衆院選を総括する。

 山口氏は衆院選を総括した上で、参院選勝利に向けて準備を始める構え。民主党政権については会見で「政策をどう実現していくか見極めたい」としながらも「公明党が目指してきた方向の政策で、国民の理解が得られるなら協力はやぶさかではない」と是々非々の姿勢を強調した。

 参院選に向け「弱者を守る福祉の党」「平和の党」など独自性を強めるとともに民主、自民両党の動向を見極めながら連携を模索するとみられる。


 斉藤鉄夫氏は「立党の原点に返って政策を提案していく」と述べたし、山口那津男氏も記者会見で「公明党が目指してきた方向の政策で、国民の理解が得られるなら協力はやぶさかではない」と述べるなど、野党となった自民党と袂を分かつつもりであることはほぼ間違いがない。 この十年間、権力にすり寄る嫌らしさを存分に見せつけてきた公明党ではあるけれど、何はともかく「平和の党」へ戻ってくるならば歓迎したい。

 友人には創価学会員も多く、選挙の度に訪ねてきて民主党を口汚くののしるのが常で、「民主党の政策の方が余程近いと思うのだけど・・・」と言うと、「民主党の政策は公明党の政策を盗んだものだ」なんて言い出す。「盗まれたと言うくらい同じなら一緒にやれば良いのでは・・・」で大体議論にならなくなってくる。結局は「与党でなければ何も実現出来ない」というところにたどり着いてしまう。 では、「権力のあるところならどことでもくっつくのが公明党」なのかと言うところで話は終わる。それでは如何にも無節操で・・・。

 自民党とくっついてしまってからは、野合相手の自民党票は来ても「福祉の党」「平和の党」と見込んで入れていた学会員以外の票は入らなくなっていたことだろう。実際、信者でなくても投票先に公明党を選んでいた人が少なからずいたと思うが、今はほとんどいないだろう。 信者さん達には、昨日まで口を極めてののしっていた民主党を、明日からは自民党と言い換えることにさほどの抵抗もないのかもしれないけれど、我々一般市民は簡単に忘れることは出来ないものだ。 公明党がそして創価学会が、失った信用を取り戻すのはそう簡単なことではないと思う。

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2009年9月 7日 (月)

同情の余地がある人、そして度し難い連中

 子どもは時々突拍子もない事をやらかします。川遊びで同級生がおぼれたのを親に「しかられる」からと知らせなかったと言うのです。

 5日午後2時20分頃、京都府京田辺市の木津川で、同府井手町内の小学校3年の男児(9)がおぼれ、6日未明、川底に沈んでいるのが見つかった。

 男児は搬送先の市内の病院で死亡が確認された。男児と一緒にいた同級生3人が事故を目撃したが、「以前、川で遊んでしかられた。またしかられるのが怖かった」と周囲には打ち明けられずにいたという。

 田辺署によると、男児は5日正午過ぎから同級生と遊んでおり、亀を探していて深みにはまったとみられる。男児の家族が午後9時頃、帰宅が遅いのを心配して同署に連絡。同署が男児と仲のよかった3人から話を聞いて事故だとわかり、消防などが捜索を始めた。

 男児が通っていた小学校では、子どもだけで川や池で遊ぶことを禁止していたといい、3人は5日午後5時頃に帰宅した後、親にも事故を知らせていなかったという。
(2009年9月6日22時25分 読売新聞)


 いくら小学3年生とはいえ、川遊び禁止の命を守らなかったことと死に直結する事故との重大さの軽重が全く分からなかったとは思えない。怒られると思って事故が起こったことを言わなかったと解釈して良いのだろうか?親の怒り方が間違えていたとでも非難して終わらせられる問題なのだろうか?

 勝手な想像ですが、彼ら四人が一緒に遊んでいて一人が深みにはまったとしたら、助けようとして何らかの行動を起こしたのではなかろうか?自分たちの子ども時代と人間が変わってしまっていないのならば当然そうしたはずで、慌てて四人とも深みにはまってしまわなかっただけ幸運だったのかもしれない。そうだったとしたら、友達を助けることが出来なかった三人の心が負った傷の方をこそ心配しなければならない。「何で助けなかったのよ!」とか、「何で助けを呼ばなかったのか!」とか、まさか責め立ててはいないだろうね。

 大人と子どもの判断力は大きく違う。酔っぱらい運転で事故を起こして逃走してしまう大人と同じと考えて子どもに向き合うのは愚の骨頂だと思うのだが・・・。

 しかし、こちらの方は同情の余地はない。高速道路無料化で経済効果が見込める試算を国土交通省が行っていたにも係わらずそんな試算は無いと言い張っていたことだ。

 民主党が実施を検討している高速道路の無料化について、国土交通省が2007年度に行っていた経済効果の試算内容が6日、明らかになった。

 一般道については、交通量の減少で渋滞が減るなどとして年にプラス4・8兆円の経済効果があるとした。一方、高速道路は、利用者増で渋滞が増加することなどからマイナス2・1兆円となり、差し引きでプラス2・7兆円の効果を見込んでいる。

 政府はこれまで、国会答弁などで、高速道路無料化の経済効果に関する試算について「国交省がまとめたものは存在しない」としていた。試算の存在が判明したことで、民主党政権の発足後、問題追及される可能性がある。

 試算は、国交省の国土技術政策総合研究所が、首都高速道路と阪神高速道路を除く高速道路を無料化した場合について行った。道路建設の費用対効果を判断する際に用いる走行時間短縮、燃料費などの削減、交通事故減少の三つを金額に換算して合計している。

 また、家計の負担減などによる波及的な効果もあわせた別の計算方法では、経済効果は年7・8兆円に上るとしている。

 民主党は無料化の実施には年1・3兆円の財源が必要としており、試算結果は無料化を後押しする材料となる。ただ、物流業者などからは高速道路の混雑を懸念する声も高まっている。
(2009年9月6日19時47分 読売新聞)


 2.7兆円の経済効果が見込めるという。そういえば山崎養世氏と猪瀬直樹氏とがディベートしたときにも、存在しないと盛んに猪瀬氏は叫んでいた・・・?と記憶する。 小学校三年生の記事に倣うと、「自民党に怒られる」、「国民に道路公団民営化のデタラメがばれる」ってところで「隠しちまった」ってところか?

 全く同情の余地がない。政権交代がなかったらずっと「知らぬ存ぜぬ」で通したのだろうね。国民を騙して高速道路という「集金システム」を今後40年間どころか、永遠に自分たち(自民党、官僚)のものにし続けようという魂胆だったのだろう。全く度し難い精神と言えよう。

 マスコミも往生際が悪い。高速道路無料化を散々批判してきた手前があるのか、末尾で「ただ、物流業者などからは高速道路の混雑を懸念する声も高まっている。」とサイゴッペをかましてくれている。混雑に懸念することと無料化に反対することとは全然性格が違う。物流業者に「混雑が心配だから有料のままの方が良い」と主張する人が居たら拝ませていただきたいものだ。

上記の件に関してはudonenogureさんの「答弁書は嘘を書いてもいい by 麻生」が詳しいです。

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2009年9月 6日 (日)

少しは心配させても良いのでは?

 今週末は二日ほど遠方で肉体労働に励んできたので体がシンドイ。夜遅くに帰宅した後はひとっ風呂浴びて泥のように眠ったのですが、とても一日では疲れがとれず、今日になって漸く頭が回り始めました。

 政権交代が適った選挙から一週間が経ちますが、新聞の方は鳩山、小沢、菅、岡田が内部で権力闘争を繰り広げていて、お互いの嫉妬心を煽り立て、分裂騒動でも起きてくれることをひたすら願うというか切望する記事を書き殴っていて実に読むに耐えない。麻生総理の時には毎度毎度「何時解散するのですか」との質問ばかりで、選挙後は自民党の内紛と民主党の内紛を有ることないこと強調している。政治ではなく政局にしか関心がなくなってしまっている。 新聞はクオリティ・ペーパーへの道を諦め、芸能週刊誌と対で勝負する道を選択したかのようである。

 鳩山代表の雑誌への寄稿文がアメリカで訳載され問題になっている。事実経過としては、鳩山事務所が正式に了解しての掲載のようなのでつまらない言い訳はしない方が良さそうだ。「民主党代表の思想を披瀝したまでで、それが何か問題でも・・・?」とでもすっとぼけて良いのではないか? 今朝の読売朝刊では早速マイケル・グリーン氏が「鳩山代表の論文は、反グローバリゼーション的傾向と反米色を含んでいて・・・」と批判してきている。日米政権の交渉に向けた心理戦は既に開始されていると考えるべきで、初めての政権担当でごたごたしているときには準備が整うまで時間稼ぎをすべきだと思う。拙速に弁解を重ねたのでは今後の交渉に不利に作用しかねない。 「対等な日米関係を謳う鳩山総理はどんな政策を打ち出してくるのか・・・?」と考えさせておくくらいのことは悪いことではないだろう。自民党政権時代のように過剰にアメリカのご機嫌を気にするというのは、交渉以前に負けていることを意味すると腹をくくるべきだ。

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2009年9月 2日 (水)

子供手当に所得制限は必要ですか?

 昨晩(31日)、NHKで各党の幹部が出席して「政権選択後」について話し合っておりました。自民党の細田幹事長の憔悴しきった表情がとても良かったし、公明党の東氏の言い訳めいた話しぶりも素敵で、つい最後まで見入ってしまいました。

 しかし、この番組の中で、民主党の子供手当に関して、公明党の東氏も、社民党の福島氏も、国民新党の亀井氏もみんなの党の江田氏も一様に親の「所得制限」に言及していた事が大いに気になりました。まるで所得制限を設けなければ「バラマキ」になるとでも言いたそうな口ぶりなのですが、果たしてそうでしょうか?

 所得制限を持ち出す人たちは子供手当を貧困家庭の生活補助くらいに考えているのではないでしょうか。勿論、生活補助としての面もあるけれど、義務教育終了までと言っているように「教育を受ける権利」を保証する問題でもあるし、少子化で人口ピラミッドがどんどん逆三角形になっていってしまい、このままで社会が持つのかという問題でもあるのです。

 この人達は定額給付金の支給に所得制限を設けなかった時にした議論をもう忘れてしまったのでしょうか? 金持ち(の子)に補助が行くのは不公平だと言うけれど、その補助を大きく負担するのも金持ちなのです。ひと月2万3千円と言う額は、金持ちにとってはどうでも良いような額だろうけれど、「負担は大きく、給付は無しヨ」と言われて気持ちのいい人はいない。特に「あなたの子供には」というのが前に付くのだから納税意欲大減退は必至です。子供だって良い気持ちはしないだろう。 積極的な意義のある議論だとはとうてい思えないのですが・・・。

 また扶養控除の廃止などで子供のいない家庭には増税になるなどと得意そうに批判する党もあるが、国民はすべからく「貰う物はもらうけど、出すのは鼻血もイヤと思っている」と考えているのではないでしょうか? だとしたら随分失礼な話しです。払っている税金が必要なところに公平に支出されているのか、無駄なところに使われていないか調べてくれと言っているのであり、それが証明されれば喜んで税金は払うものです。そのくらいの意識も国民は持っていないと思っているのでしょうか? それに、子供のいない人たちは年をとったときに誰の世話になるのでしょう?他人が所得を削って育てた子達の世話になるのですよ。

 勿論、自分達の生活を心配はしていますよ、しかしそれ以上に、このままで子や孫の時代に社会が回っていけるのだろうかと心配しています。そうは政治家の皆さんには見えないのでしょうか?

Dscn1067b 何の幼虫でしょう?
毛虫の苦手な人はクリックしないほうが・・・

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2009年8月24日 (月)

復讐ではない方へ

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 8月は何かと戦争にまつわる話しが多いのですが、昨日の読売新聞朝刊にはソ連兵に暴行されて身ごもった女性達の中絶手術を厚生省が組織して実行した時に携わった看護婦の記事が載せられていた。 また、同じ紙面に小さくですがベトナム戦争時のソンミ村虐殺事件で唯一有罪判決を受けたカリー元中尉の記事も載っていた。

 【ニューヨーク=吉形祐司】ベトナム戦争中の1968年、米兵が南ベトナム(当時)の一般住民500人以上を殺害した「ソンミ村事件」で、ただ一人有罪となった米陸軍元中尉のウィリアム・カリー氏(66)が仮釈放後初めて、ジョージア州コロンバスの小集会で当時を語り、「41年後の謝罪」をした。

 21日、米メディアが報じた。

 カリー氏は19日、友人の招きに応じ、約50人が参加した奉仕活動団体の昼食会に出席。冒頭、「良心の呵責(かしゃく)を感じない日は一日もなかった。殺されたベトナム人とその家族、巻き込まれた米国人とその家族に対し、良心の呵責を感じている。申し訳ない」と述べた。

 米メディアが事件を暴露した後の70年、カリー氏ら14人が訴追された。同氏は軍事裁判で「上官の命令に従っただけ」と主張したが終身刑となり、上官は無罪だった。ニクソン大統領が減刑し、3年半で仮釈放されて以来、カリー氏はマスコミの取材に応じていなかった。なぜ41年後の今、重い口を開いたのかは不明だ。
(2009年8月22日21時52分 読売新聞)


 カリー元中尉が「良心の呵責を感じない日は一日もなかった」と語ったのを聞いて私はホッとしたものを感じました。そして今日の朝刊には続報が・・・。
 【バンコク=田原徳容】ベトナム戦争中の1968年に米兵が一般住民500人以上を殺害したソンミ村事件で、有罪となったウィリアム・カリー米陸軍元中尉(66)が41年ぶりに謝罪したことを受け、同村で生き残ったパン・タン・コンさん(51)が23日、本紙の電話取材に応じ、「謝罪はないと思っていた。あまりにも遅く驚いたが、犠牲者を代表して受け入れたい」と語った。

 パンさんは、10歳の時、目の前で米兵に両親と兄弟を殺害された。

 現在、同村の記念公園博物館の館長を務め、犠牲者の追悼を続ける。パンさんは「カリー氏にはベトナムに来て、当時とその後40年の思いを語ってほしい」と述べ、同氏がベトナムと米国の友好関係のシンボルとなることに期待を寄せた。
(2009年8月24日03時07分 読売新聞)


 これらの記事を読んでいて被害を被った側が癒されるというのはどういう時なのかなと考えさせられました。謝罪すると言うことは勿論なのですが、その謝罪が被害者の苦しみや悲しみにまで至った上でのものかどうかが大事なんだと思いました。加害者が被害者の感情に同化したときに出てくる謝罪が真の謝罪だと思えます。

 最初の記事の被害者達はおそらく思い出さないことによって生きていったのではと想像されるのですが、被害者の苦しみが戦争中の正気を失った兵士ではなく、正気を取り戻した平時の元兵士達に伝えられ、それこそ「良心の呵責を感じない日は一日もなかった」と言うような話しになり、それが被害者達の耳に届いたなら、随分苦痛は違ったものになったと思う。ソ連に限らず、日本にもアメリカにも戦争時の被害感情の修復を必要とされている事項がまだまだ残されているのではないかと思う。反戦平和の思想は被害者の側からだけではなく加害者側からも、そして双方から出てこなければ確固たるものにはなり得ないのではないかと思う。例えば、南京大虐殺は日本人が、広島・長崎はアメリカ人がとりわけ直視しなければならない事項だと思う。

 ちょっと話が変わりますが、裁判への被害者参加制度に関して・・・。犯罪被害者が法廷に出席する意義は加害者に自分の罪の深さを認識させ、反省と更正を促すところにあると思うのです。検察と一緒になって重罰化を叫ぶという現在の有り様は広島・長崎の思想ではなく「リメンバー・パール・ハーバー」の思想なんだろうなと思いました。

まとまりのない文章で申し訳ありません。ハイ

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2009年8月21日 (金)

麻生総裁の叫ぶ「保守」は本当に「保守」なのか?

 昨日はNHKが麻生総裁の演説をしつこく流し続けていた。あの、日の丸の旗を貼り合わせて民主党旗を作り掲げていたのがけしからんと言う話しなのですが、今日は音沙汰がない。NHK報道の総力を挙げて起死回生の一発かと思って流し続けたが、国民の反応がはかばかしくないのでヤーメタ!と言うところだろうか。一緒に沈没するまでの義理はNHKとしてもないのでしょう。

 国旗を切り貼りしたというのは余り感心できることでないのは確かですが、それが国民生活に拘わるとするのは勿論のこと、安全保障に拘わる問題だと考える人もほとんどいないだろう。私は日の丸も君が代も国旗国歌として国民の間にかなり根付いていると思っている。頭を垂れようと、起立して歌おうと反対するつもりはありませんし、自分も歌うかもしれない。しかし、強制されるなら断然拒否するし、拒否する人を支持もします。天皇陛下がおっしゃったように強制するような事柄ではないと思うからです。

 麻生総裁はあの「もうろう会見」の中川昭一から「保守の方に振れた方が支持が得られる」とのアドバイスをもらっていたと以前報道されていたので、国旗問題などは格好のネタと写ったのだろうが、そんなものを保守思想だと思っている人間もそう多くない。そう思っているのは安倍晋三、中川昭一、平沼赳夫、麻生太郎と言った御仁方に限られるのではないか? 保守思想は元来家族や地域での生活を大事にするもので、国旗や国歌で大騒ぎして国家への従属を求めるような思想ではなくて、そんなのは国粋主義というのだ。 市民はそんなのにはもううんざりだ。

 麻生氏や中川氏が保守だと思っているのはユーチューブに流された映像に出てくるような人たちだと思うが日本の一般的な市民が共感できるようなものではないと思う。「保守票を確保せんが為」の右旋回だとは思うが本来の保守票は逃げ出すのではないか?

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2009年8月15日 (土)

謝罪は和解への第一歩!

 今日は終戦記念日です・・・と言うか敗戦記念日です。13日の読売新聞夕刊一面に大きく報じられていた記事が気になっていました。

バターン死の行進、元米捕虜らを日本招待へ

 政府は、第2次大戦中の1942年4月、日本軍がフィリピン・ルソン島で行った「バターン死の行進」で生き残った元米兵捕虜らを、来年度日本に招待する方針を固めた。

 政府が元米兵の捕虜を公式に招待するのは初めて。

 元捕虜の間には、今もなお反日感情が残る人々もおり、日本政府としてはこうした活動を通じ、日本に対する理解を深めてもらいたい考えだ。

 「バターン死の行進」をめぐっては、米国内に元捕虜で作る「全米バターン・コレヒドール防衛兵の会」があったが、高齢化に伴い、今年5月、テキサス州サンアントニオで解散式が開かれた。

 この会合に、藤崎一郎駐米大使が日本政府を代表して出席した。「バターン半島・コレヒドール島などで、悲惨な経験をした元戦争捕虜を含む多くの方々に、多大な損害と苦痛を与えたことに、心からのおわびの気持ちを表明します」と謝罪した。日本政府が元米兵捕虜に直接謝罪したのはこれが初めてのことだ。

 計画は、大使の謝罪を受けて動き始めた。来年度中に実施される見通しだ。対象となるのは、「死の行進」の生存者を中心に、元捕虜やその子孫ら数百人となる見込み。記念行事への参加や日本の青少年との交流、一般家庭へのホームステイなどが想定されている。

 政府は2004年度までの10年間、日本が戦争被害をもたらした国との関係を改善するため「平和友好交流計画」を実施した。外務省によると、オーストラリアや英国、オランダの元捕虜については日本招待を行ったが、激しく戦った米国からの招待は実現していなかった。

 一方、日本の戦争被害者らの間からは、政府の計画に疑問の声もあがっている。米国は原爆投下や無差別空襲などの犠牲者に謝罪していないためだ。日本原水爆被害者団体協議会の田中煕巳事務局長は、「米軍捕虜を招くなら、政府は米国に原爆や空襲の犠牲者への謝罪を求めるべきだ」と話している。
(2009年8月13日14時35分 読売新聞)


 藤崎一郎駐米大使が直接出向いて謝罪したというのだけれど、「何で今なの・・・?」、「今頃になって・・・何故?」との疑問とが拭えない。この問題は「バターン死の行進」と言われる直接の事件だけにとどまらなず広範に存在していた捕虜の虐待と使役に関していることなので「触れないようにしていた」問題のようなのだ。強制連行や従軍慰安婦問題なんかとも通じる背景があるように思う。

 アンタッチャブルな事が今になって触れられたのには何か理由があるものだ。 確か昨年、麻生炭鉱が捕虜を労役に使っていたという書類の存在が明らかになったとの話しがあったが、自民党の政治家の来歴に傷が付かないように日米政府はこの問題に目をつぶってきたと言うことなのだろうか? 確かに自民党の政治家には戦争責任に関してスネに傷を持つ人が多かったし、東西対立の中でこうした政治家達を利用したアメリカも自国民の不当待遇を無視してまで保守政治家を保護したと言うことか? 東西対立は終わったし、長期自民党政権も終わるので外務省としては民主党政権になって攻められる前に済ましておかなければならない事の一つとでも考えたのだろうか? だとしたら、自民党も外務省も(アメリカ政府も)、どっちもどっちだと思うのだが、ともかく公式に謝罪したと言うことは良いことだと思う。政権の利害はともかくアメリカ人も日本人もいがみ合う必要は何もない。和解へ踏み出すのを躊躇う理由は何もない。

 しかし、読売の記事が「米軍捕虜を招くなら、政府は米国に原爆や空襲の犠牲者への謝罪を求めるべきだ」との田中煕巳事務局長(日本原水爆被害者団体協議会)の発言を引用して締めくくっているのはどうだろうか?この文脈の中で引用されると原爆被害者は「向こうが謝罪しないのだからこちらも謝罪する必要はない」と主張しているように思われてしまうのだが、多くの被爆者の発言を聞いているがそんな意図で被爆体験を語っている人はいないように思う。「こんな悲惨なことが二度と人類の上に起こらないこと」を真に願っているのだと思うのです。

 アメリカ人の多くは未だに広島・長崎への原爆投下は戦争終結を早めるために必要だったと考えているそうです。パール・ハーバーへの復讐だとすら言い放つ人までいる。これは謝ってほしいと考えているわけではない被爆者には耐え難いほどの屈辱だと思う。 こちらが謝って、それで彼らが広島・長崎そして多くの都市爆撃を直視する気になるのなら大きな進歩に繋がる。国家の命令で国民はどんなことをさせられたのかをアメリカ人も日本人も直視すべきなのだ。アメリカの正義(日本の正義も)が成り立つかどうかを広島・長崎を見たあとで考えると良い。日本人とアメリカ人が共通の認識に立てない理由はないと信じる。

 読売新聞はこのような文脈で記事を書いてくれると良かったのに・・・。

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2009年8月 8日 (土)

女優無残

 矢田亜希子は離婚、酒井法子は逃亡、大原麗子は死亡と大いに騒がれている。前二者は悪い男に引っかかったとの印象なのですが、当たっているのかどうかは分かりません。・・・あまり興味もないし。

 大原麗子さんは三日に病死していたそうです。二週間前に死亡していたと報道されていたときにはあまりにも惨い話しだと絶句したものですが・・・少し気が楽になりました。 「フーテンの寅」のマドンナ役のように、そしてサントリーのCMの「すこし愛して、なが~く愛して」の姿が目に浮かびます。

 先だっての清水由貴子さんの自殺の時もそうですが、女優とはいえ家族の介護や病気などは避けて通ってはくれません。大原麗子さんも「ギラン・バレー症候群」と言う病気に長く苦しめられてきたそうです。せめて親族や友人に看取られての最期だったらと思うのですが・・・残念です。

minnieさんのブログで知ったのですが、大原麗子 ハプニング 明石家さんま 所ジョージとの動画があります。33年前から患っていたそうですので、既にこの時のハプニングが病気によるもので、本人もそのことを知っていてこの演技かと考えると・・・女優とは、何とも凄まじくも悲しい稼業かと思われ声も出ません。

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2009年8月 7日 (金)

裁判員裁判で初の判決がありました。

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 裁判員制度による初めての裁判の判決が言い渡されました。懲役15年という実刑判決で、ほぼ検察側の主張が100パーセント通ったとの印象です。

 私は現行の裁判員制度には反対ですが、今日は幾つか印象に残ったことを書きます。

① 連日マスコミ報道がなされていました。司法制度の重大な変更でもあり市民の関心も高いことから報道することは理に適っていますが、二千数百人が傍聴席を求めて並んだという割に各放送局のスタッフが連日傍聴出来ているのが不思議でした。アルバイトを動員して引き当てたのだと思いますが、まさか裁判所が報道に配慮したなんてことは無いでしょうね。--報道機関の重要性は分かるのですが、裁判所が報道を優遇し、報道がそれを当然視すると言うことは馴れ合いで危険なことです。

② 被害者親族が検察側で質問したり証言したりすると言うことが、余りよいことだとは思えなかった。事実関係事態は争ってはいないのですが、殺意のあるなしや軽重を争うと被害者親族は「反省していない」と受け取り、それが裁判員にも伝染し、重罰化する傾向が認められそうだ。--検察側が被害者親族の感情を利用することによって不十分な立証でも有罪に出来る素地をつくってしまっているように感じる。被告側に不利だし冤罪を招く恐れも強い。

③ 裁判員が記者会見に応じたこと。これは意外なことでした。一つは裁判所が認めないと思っていたのに・・・、もう一つは裁判員個人が顔をさらしたがらないだろうと思っていたからですが、あっけなく実現していました。これなら個人攻撃にならない範囲でならば評議内容への言及も認めても良いのでは・・・と思いました。

④ 刑事裁判が加害者への断罪の場になってしまう事への懸念はありますが、市民は想像以上に早く裁判に馴染んでいくかもしれない。関心が民事裁判への進出へと向かう可能性に期待したい。

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2009年7月27日 (月)

「中高年と若者の雇用をチェンジ!」って・・・どう?

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麻生首相「高齢者は働くことしか才能ない」 活力社会巡り発言

 麻生太郎首相は25日午前、横浜市内で開かれた日本青年会議所(JC)の会合でのあいさつで「日本は65歳以上の人たちが元気。その元気な高齢者をいかに使うか。この人たちは皆さんと違って働くことしか才能がないと思ってください」と述べた。

 高齢者の勤労を促すことが、社会保障制度の安定や活力ある高齢化社会を作るとの考えは首相の持論。ただ発言は高齢者への冷やかしともとれる表現だけに、言葉足らずとの見方もある。

 首相は「80を過ぎて遊びを覚えても遅い。遊びを覚えるなら青年会議所の間くらいだ」とも指摘。「60過ぎて、80過ぎて手習いなんて遅い。働ける才能をもっと使ってその人たちが働けばその人たちは納税者になる。日本の社会保障は全く違うものになる」と語った。(13:30)日経新聞


 どんな仕事を想像しているのか不明ですが、いくら何でも80過ぎて納税するほど働くのは無理でしょう。もっとも政治家や役人が80過ぎまで高給をはんでいたら老害も極まれりだ。 この記事を取り上げたからと言って、今更麻生総理の揚げ足をとりたいと思っているわけではない。

 高齢化社会を迎え、確かに60過ぎても働いてもらうというのは良いことづくめのように言われているのですがそうなんだろうか?高齢者に納税してもらって、その金で若者の失業を手当てしなければならないとしたら、それはおかしくないだろうか?若者が働き高齢者が余生を楽しむというのを理想としてきたのではなかったか?高齢者が働くことに反対なわけではないが、若者の失業を放っておいて高齢者が何時までも働き続けられる社会というものを考えることは正しいのか?

 政権交代が予想される状況で、各政党が人気取りの政策を出してそれが合成されると次のような政策になってくると思う。今は60歳定年のところが大部分だと思うが、これが65歳、70歳までにと延長されその一方で製造業派遣を禁止し、正社員化を促し、最低賃金を1000円以上とすると。 果たしてこれで若者の雇用が拡大するだろうか?役所はともかく企業が目論み通りの行動をとってくれるだろうか?定年制延長は高齢者にも役所や企業の幹部にも受けが良い制度だとは思うが、若者の雇用のことを考えているだろうか?確かに正社員として雇われた人は幸せかもしれないが、そもそも正社員になれる人が拡大するのだろうか?

 民間企業が給料を下げるとはいえ高齢者を雇い続けることは新陳代謝を遅らせることに繋がる。つまり若年者の雇用の門を狭めることになるのではないか? 役所であれば、過剰人員を抱え続けるか又は新たな天下り先の開発と存続(高級官僚以外は必ずしも高給取りとは限らないが)にお墨付きが与えられたと誤解させ、税金の無駄遣いを奨励することになりかねない。 どちらにしても若年者に雇用の場を確保すると言うことには反することになるのではないかと危惧している。 椅子とりゲームの椅子が何時までも高齢者に占拠されていたのでは若者はいつまで経っても座る椅子が見つからないと言うことだ。

 今日のニュースでも介護現場の労働力不足が深刻だと取り上げられていた。昨年末に派遣切りの問題が騒がれたときから一貫して「介護労働を引き受けろ」との暗黙の圧力が若者にかけられているように思う。「人手不足のところがあるのに何贅沢言ってんのよ!」って空気が社会を覆っているのだ。

 若い人で介護を目指すという人は偉いと思うよ。金のためと言うだけでは勤まらない仕事だと思う。それだけに多くの人が希望して入ってくる仕事ではないし、まして待遇も悪いとなれば続かないのも無理はない。 果たして介護の仕事に若者は誇りを見いだすことが出来るのか? 偏見と批判するのはたやすいが、だったらもっとましな条件で待遇されなければならないはずだ。 全ての選択を塞がれた人間が最期にたどり着いたのが介護の仕事だと言うのでは介護される方もたまったものではない。

 もっとハッピーな組み合わせはないのか?高齢者は定年延長、若者は介護職場へという雇用の流れを変える必要があるのではないだろうか? 50歳くらいから介護に転職、そのあとを若者が埋めるというのはどうよ。 「何で一線で活躍してきた俺が介護に行かなければならないのか?」という貴方は正にその嫌なことを若者に押しつけてきたことに気づくべき。 「仕事が私達にはきつすぎる!」と言うなら、正に若者の精力を使い果たすほどの加重を押しつけてきたことに気づくべき。 比較的高齢者が労働現場に入れるように仕事のやり方も強度も変えなければならないとして、それは不合理だろうか?

 「自分が働き続けなければ定職のない息子や娘の面倒を誰が見るのか?」と考えている人もいるだろうが、自分や同世代の人間が椅子に座り続ければそれだけ息子や娘の座るべき椅子は少なくなると言うことに気づくでしょう。--しかしこれを個人的にやったのでは貴方一人が馬鹿を見ることになり、社会的には何も変わらない。だからこれは政策的にやらなければならない。

 まず、早期退職者にインセンティヴを与えなければならない。それは例えば自分や親が介護を受けたり、施設に入所するときにいくらかの優遇措置が受けられることではどうか?既に親の介護施設入居を切実としている人は多いはずだ。そうでないとしても自分の親が介護を必要とする年齢に達しているし、自分も介護を受けるときのことを想像できる年齢で、それは仕事にも生きる。 私だって20歳や30歳の時に親の介護のことを想像できたかというと否だ。介護の職場は中高年齢者にこそ相応しい職場と言えないか?

 勝手に想像をたくましくしたけれど、こうしたことが実現するためには何よりその前に年功序列賃金制度が崩れていなければならない。高齢で高給取りでは誰もその地位を捨てようとするはずがないからだ。民間(既にかなり崩れているだろう)も役所もこの作業は急がなければならないと思うのだが、果たしてこれを実行できるだろうか?そもそも実行の必要性を認識してくれるだろうか?

追記

今朝、サイトを閲覧していてYutakarlsonさんが「医療の人手不足解消へ 看護・介護職の就職フェア―介護の分野にNPOを!!」との議論を展開しているのを見つけました。

 今夕、サイトを閲覧していて雪斎さんが-「保育ジジ・保育ババ」という選択肢-との議論を展開しているのを見つけました。

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2009年7月22日 (水)

かろうじて日食を確認できました。

Dscn1036b 曇っていたので無理と思っていたのですが、空が明るくなってきたので11時近くになって近くの公園に出かけました。薄い雲がかかっていたのですがちょっとの間太陽が顔を出した時に適当にカメラを向けて撮りました。 フィルターも用意していなかったので無理だろうなと思いつつ、花や虫を撮って家へ帰って見ると写っていました。勿論レタッチソフトの力を借りたのですが、期待していなかっただけに・・・(v^ー゜)ヤッタネ!!

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2009年7月21日 (火)

上田誠吉弁護士追悼

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 上田誠吉弁護士を追悼する記事が昨日(20日)の読売新聞に載っていた。松川事件、メーデー事件、白鳥事件などに携わってきた人だという。1948年に卒業し、1950年に弁護士登録をしたと言うのだが、父親は特高警察であったというのだから、戦争に対する批判に加えて自分の出自に対する負い目がその後の弁護活動における対国家権力への不信を常人よりも強固なものにしたのではないかと私は想像するのだが、さて・・・?

 この記事を見ていると複雑な思いにとらわれるのです。どれも政治的な背景の濃い事件で、そもそも捜査が政治的に行われた疑いがきわめて強い事件ばかりですが、少なくとも白鳥事件は検察の筋書きが真実に近いと知っている。---如何にも断定的に言ってしまいましたが、信頼できる人たちから直接聞いたのだから確かなのです。(キッパリ)--- 上田誠吉弁護士は国民を戦争に動員した国家権力に対する不信が高じて、共産党の方を信頼できると信じて果敢に戦ったと思うのですが、こと白鳥事件に関しては共産党に騙され、利用されたと言える。

 裁判に関する発言を見てもらえば分かるように、私は国家権力は信じてはいけないと思っている。だからといって全部が全部嘘っぱちだと言うわけでもない。要は「信じ切って身を任せるととんでもないことになりかねない」と言うことです。身を任せていけないのは国家は勿論ですが、あらゆる組織もその傾向を持つもので、難しいことですが自分の頭で考えて判断して行動しないととんでもない役割を負わされていることがあると言うことです。--考えても間違うことは大いにあり得ますが、自分の頭で考えた結果なら仕方がない。 (^_^;)

 上田弁護士が誰かに利用されたとしても、だからといって「疑わしきは被告人の利益に」という刑事裁判の原則は再審裁判においても適用されるとした白鳥事件での判例を勝ち取った功績はいささかも損なわれるものではない。これからも十分に尊重されるべき「推定無罪」原則です。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

 話は少し変わりますが、いよいよ衆議院は解散しました。今日は下手な芝居を見せつけられて「自民党に任せられない」との思いを強めている人が多いと思いますが、だからといって手放しで「民主党に任せる」ではいけませんよ。どんな党であれ政権につくと「とんでもないことをやりかねない」と思った方が間違いがありません。 しっかり監督していきましょう!

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2009年7月16日 (木)

党議拘束について考えましょう。

20090714yomiuri 左の画像は14日の読売新聞朝刊からとったものですが、臓器移植改正案の採決における議員の投票行動をまとめた表です。私は今回の臓器移植改正法案には反対でした。だからといってここで誰それがけしからんと言うためにこの表を載せたわけではありません。 実に面白いなーと思っているのです。

 これまでは各党の議席数がそのまま賛否の票数になっていたのでこんな表がつくられることはなかったのですが、この法案に関しては衆議院も参議院も共産党を除いて党議拘束を外して採決に応じたので、各政治家個人の投票行動が注目されたわけです。 採決自体は総選挙が近いことと、マスコミによる臓器提供を待ちわびる家族のクローズアップに急かされたこともあり、議論を十分尽くしたものとは言えなかったと思うし、そもそも議員個人が各人の責任で考え投票すると言うことに馴れていないので「ともかくやってしまえ!」的な採決だったとは思うのですが、とにもかくにも各人の考えで投票したことは事実で、これだけでも十分画期的なことです。

 私は以前に何度か党議拘束を外す必要について書いてきました。--「党議拘束の禁止」を憲法に書き加えたい壊れてしまった民主主義をどう再生させようか?--等ですが、最近はそのことを主張してきませんでした。それは党議拘束を外すと宣言しても、政権にしがみつく自民党議員とそもそも別行動があり得ない公明党議員が相手では衆議院で三分の二を握っている強さを存分に発揮されるだけで真の党議拘束からの自由にはなり得ないからです。この衆議院を相手に参議院での党議拘束を野党側が外したのでは政権与党に対する武装解除に等しい。

 しかし政権交代の暁には党議拘束を外す議論をする可能性も出来るかもしれない。野党転落した自民党には党議拘束をするメリットはなくなる。だからチャンスだというのです。 民主党には党議拘束を続けるメリットが出てくるが、ここは自ら外す方向での議論を望みたいのです、将来を見据えた議会と議員個人の資質の発展のために。

 今度の選挙後は政界再編が始まるとの意見もあるが、私は政界再編は望まない。似たもの同士が集まって政党を作るというのは共産党や公明党のような党ばかりになるのとそう変わらない。自分達だけが正しいと言って喧嘩を始めるだけだと思うし、ある事柄に対しては一致しても他の事柄に付いてまで一致するというのは想像しにくいので、又喧嘩を始めるだけだ。 保守とリベラルというような緩やかな基準で集まって政党を形成し、政党内で議論も出来るというのが望ましいと思うのだが・・・どうだろうか?

 政党の議員数で全てが決まり、政権党の言うことが何でも通り、野党の考え方が一切通らないというのは議院内閣制では当然なのだと言われてきたけれど、党議拘束に安住する馬鹿な議員ばかりになってしまったので、ここで議員の資質向上のために外してみようじゃないか? 勿論国民の側としては選んだ議員がどんな考えと投票行動をとっているのかを常時監視できるようにしなければならない。監視組織としてはNPOが適当かもしれないし、議員の投票行動を市民に知らせる目的ではインターネットとともに新聞などの紙媒体も適しているのではないだろうか?下らない政局にうつつを抜かしているよりも余程まともな記事を書けるのではなかろうか。

 議員も選挙の時には国民のため、地元の皆様のためと言うけれど、長丁場の議会での投票行動を見れば誰のために働いているのかが明らかになる。政治資金の流れもオープンになれば当然それも考慮されて判断されることになる。 それが次の選挙に影響していくというわけです。国民の政治意識も高まるかもしれない。

良いことずくめのような気がするのですが・・・

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2009年7月13日 (月)

「臓器移植法」は「市民的自由」への脅威になりかねない!

200907137297781l左の図も読売新聞より

 参院は13日の本会議で、臓器移植法改正3案を採決する。共産党を除く各党は党議拘束をかけずに採決に臨むため、各案の提出者とも現時点で過半数の支持を確保したかどうか判断しかねているのが実情で、成否の行方は不透明だ。

 採決される3案はA案、A案の修正案、A案の対案となる「子ども脳死臨調設置法案」。採決は13日午後1時から、修正案、A案、子ども臨調法案の順に押しボタン式投票で行われ、いずれかが過半数の支持を得た時点で終了し、残る案は採決されない。(2009年7月13日 読売新聞)


 都議選の結果よりもこちらの方が気になっていたのですが、昼過ぎにあっさりとA案が採択されたとの報せが入りました。ウーーーン、良いのかなー?と言った気分です。

 真剣に考えた上での判断なのでしょうか? A案では本人が生前に臓器提供拒否の意思を表明していない限り臓器提供意思ありと事実上判断されると言うことだ。--臓器提供の意思を表明している人がそもそも少なく、まして拒否の意思を表明している人など皆無に近く、それに成人であれば「拒否」しておくことも考えられるけれど幼児は自身の意思が明らかではないので全員が自動的に対象者とされ、家族が脳死判定の実施を迫られる事態となることが空恐ろしい。せめて修正案のように「臓器提供時にのみ脳死を人の死とする」との一文が付いていればまだ慎重な運用を望めるかもしれないが、一般的に「脳死を人の死」としたような法律となり臓器提供者を待ち望む側の人たちの思うがままになりかねない。 彼らの動きを制限するものがこの法律にはないように思う。あるとしたら唯一家族の思いのみだが、医療の現場で家族達の思いを支えてくれる人たちがどれ程いるだろうかと考えたときには悲観的にならざるを得ない。

 どうも日本人はと言うよりも日本の国会議員は「市民の自由」を守るという意識が決定的に欠けているように感じる。 少し前には「ダガーナイフ所持規制」や「児童ポルノ規制」に関する話しで書いたように、牡蠣の殻をむくナイフも対象になるのかと警察に相談が持ち込まれているという笑い話のような話や、宮沢りえの「サンタフェ」はどうなんだとかジャニーズの上半身裸はどうなのかと迷走したあげくに結局「警察を信じましょう」的な判断を言い出す始末だ。長年の与党暮らしで警察は味方だと信じ込んでいるお目出度い議員さんは良いかもしれないけれど、警察や行政の気まぐれに迷惑と脅威を感じている市民には堪らない話しだ。

 行政の裁量に限らずなにがしかの権力機構(臓器移植医であったり、マスコミの作り出す臓器移植待ち患者に対する同情世論なども含む)の裁量に対してあまりにも大幅な自由を認めすぎている。大いに同情すべき事情があるとしても、一方で「市民の自由」も十分に保障されなければならないと考える。「市民的自由」に脅威を与えかねない行政などの裁量にこんなに無警戒では「市民の自由」を窒息させてしまう事になりかねない。

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2009年7月11日 (土)

「負けっぷりを良くする」ことも必要では?

 河野太郎外務委員長が村田良平元外務次官のもとを訪ねて同様の証言を確認していると言うが、日米密約に関する証言が徐々に具体的なものになって来つつある。

外務省内に核密約本文を保管 元外務省幹部が証言

 核搭載した米軍艦船の日本への通過・寄港を容認することで日米両政府が合意した核密約問題で、外務省条約局長(現国際法局長)を歴任した元同省幹部は11日までに、共同通信に対し、核密約の内容を記した英語の「秘密議事録」が、冷戦時代から外務省内に保管されていたと証言した。日米安全保障条約を所管する同省北米局と条約局で厳重管理され、両局の歴代幹部、担当者の間で引き継がれていたという。

 密約本文である1960年1月6日付の「秘密議事録」そのものが、日本政府内に存在していた実態が明らかになったのは初めて。これまでは元外務事務次官の証言から、同議事録の内容を記した日本語記録が存在することしか分かっていなかった。村田良平氏ら4人の次官経験者の証言後も密約を否定する外務省は、国会などから真相開示を求める一層の圧力にさらされそうだ。

 冷戦後に条約局長を務めた元同省幹部によると、同局内には核密約に関する相当量の記録が残されており、条約課にそれをまとめたファイルがあった。その中には、核艦船の日本通過・寄港を、60年の日米安保改定で制度化された「事前協議」の対象外とみなすことを記した英文の「秘密議事録」が含まれていた。

 また同ファイルには、核艦船の通過・寄港を認める「口頭了解」の存在を指摘した81年のライシャワー元駐日大使の発言や、核艦船の日本寄港に関する74年のラロック退役海軍少将の米議会証言を踏まえた外務省内の対処ぶりや協議内容などをまとめた記録もつづられていたという。

 元幹部は「(日米両政府代表が)署名した原本は北米局、コピーが条約局に存在した」と言明。藤山愛一郎外相とマッカーサー駐日大使が同議事録を正式に交わした60年1月から、外務省がこれを保管してきたとの見方も示した。
2009/07/11 11:30 【共同通信】


 ここまで具体的な証言がなされるようになってきたというのに中曽根外相は外務省の振り付け通りに答えるのみである。--本当にクルクルパーなのではないかと心配になってくる。

 事ここに至って、河野太郎氏も職権で密約問題を解明する意図を公然と語り始めている。 自民党が自浄能力を示せるかどうかの崖っぷちに立たされているとの認識を彼は持っているのだろう。総選挙までに外務省と自民党に密約の存在を認めさせることが出来なければその仕事は民主党の手で行われることになる。 認めることによるダメージと認めないことによるダメージのどちらが大きいのかを自民党の議員達は計ることが出来るのかどうかが問われているとも言える。

 私は政権交代を望んでいるけれど、今度は民主党が50年間も政権にとどまるなんて事を望んでいるわけではない。自民党も5年か10年後には政権を狙える政党になっていてほしいと思っている。だから、負けっぷりを良くしてほしいのだ。麻生太郎にとっては金輪際政権は回ってこないかもしれないが、自民党にはそんなことはないのだと言うことをよく考えて行動を律していただきたいものだ。

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2009年6月26日 (金)

臓器移植法案は慎重審議を!

明日から臓器移植法改正案が参議院で審議に入る。

 臓器移植法改正案は、26日に参院本会議で審議入りする。今のところ、衆院を通過したA案と参院有志による対案の2法案で議論が展開されそうだ。ただ、脳死を「一般的な人の死」とするA案への支持には濃淡があり、審議は「A案VS参院有志案」という単純な構図にはとどまらない可能性もある。A案の修正を巡って議論が混とんとする事態も予想される中、成立前に衆院が解散されれば廃案となる事情も絡み、審議の行方は見通せない。
【鈴木直】毎日新聞

 解散含みの政局で審議を尽くせるのかどうか落ち着かないこと甚だしい審議入りですが、尻に火が付いている衆議院とは違うのでじっくり審議してもらいたい。もっとも、衆議院が解散されればその時点で廃案となるのですが。

 現行法では臓器提供の意思表示をしている人を除いて脳死判定をされることはなかったのだが、A案の下では臓器提供を拒否していない限り家族の同意の下で脳死判定をされるので、脳死状態に陥った人にとっては環境が180度変わることになる。そもそも今まではドナーカード(臓器提供であれ拒否であれ)を所持している人はほとんどいないので、年に数例しか脳死判定にまでいたる人いなかったが、これからは拒否していない限り臓器提供候補者に自動的に組み入れられ家族が判断を迫られることになる。

 ほとんどの人はドナーカードなんて持っていないだろうから、脳死状態に陥ったら生殺与奪の権は家族にゆだねられる。ところで家族って誰の事よ? 親兄弟かい?女房子供かい?相思相愛の夫婦だろうか?離婚寸前の夫婦だろうか?金持ちか?貧乏人か? 自分の運命を左右する人を自分で選ぶことも出来ないというのも釈然としない。

 本人も釈然としていないが、任される方だって大変だ。前総理安倍晋三氏がKYとバッシングされたように日本人は「空気を読むこと」を他人に課し、自らに課しがちな民族なのでその辺の影響も心配だ。まさか臓器移植コーディネーターがドアの外で判断をせかすなんて事はないと思うが、「誰々ちゃんを救おう!」なんて報道のなかで判断を迫られるとしたら、冷静に判断できるものではない。まして治療に当たっている医師が臓器移植に好意的であったら、家族が感じる空気は大きくバイアスがかかったものとなる。 そもそも臓器移植法とは臓器移植を推進するためのものだというのだから家族の判断には常に「臓器提供に応じるべし」という圧力がかかると考えるべきだろう。

 それに臓器移植を最新の究極的な治療法のように称揚するのには賛成しかねる。私は免疫抑制剤を常用していかなければならない臓器移植そのものに懐疑的だけれど、今のところ臓器移植しか手がない場合を認めるとしても「移植さえ受ければ助かる」というほど明快でもない。そうした例を最近目にしたばかりである。手術を受けて亡くなった一己ちゃんには気の毒だけれど記事を引用させていただく。

一己ちゃん亡くなる 米で心臓移植 術後1カ月、経過不良
北海道新聞 (06/23 12:15、06/23 14:16 更新)

 米国で心臓移植を受けた、横浜市の自衛官山保幸己(さんぽこうき)さん(32)=十勝管内豊頃町出身=の長男一己(いっき)ちゃん(1歳3カ月)の支援団体「いっきちゃんを救う会」(同市)に入った連絡によると、一己ちゃんは23日午前5時20分(日本時間)、肺出血のため、入院先の米国カリフォルニア州のロマリンダ大学病院で亡くなった。

 一己ちゃんは昨年、特発性拡張型心筋症と分かり、助かるには心臓移植しかないと診断された。国内では15歳未満からの脳死での臓器提供を認めていないため4月に渡米し、5月23日に移植手術を受けた。極度に弱った状態だったため術後の経過がおもわしくなく、集中治療室(ICU)で治療を続けていた。

 同会や、日本での入院先の昭和大横浜市北部病院の主治医によると、移植手術後に硬膜下血腫で緊急手術を受けたほか、肺や腎臓、移植した心臓の働きが弱く、再移植の必要性も指摘されていた。

 同会の藤本義人代表は「とても残念です。多くの支援にお礼申し上げます」。豊頃町の一己ちゃんの祖父山保登さん(57)は「一己は小さな体でよく頑張りました。募金に協力してくれた北海道のみなさんに感謝します」と話した。


 1歳3ヶ月の小さな体にメスを入れるなどいうことは普通の親にはとても受け入れがたいはずだ、しかも他人の臓器と入れ替えるなどというのは耐え難いものだと思う。しかしそれにも関わらず決断したのは一重に「移植をしなければ助からない」そして「移植さえ出来れば生きながらえれる」と信じたからだろう。しかし結果は無惨なものであり、同時に、激しく同情し1億数千万円の寄付を集めた人たちの期待をも裏切った。これらの人たちの感情の折り合いはどのようにつけられるのだろうか? とりわけ両親はどういう感情に向き合って生きていくことになるのだろうか?

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2009年6月24日 (水)

男も介護の仕方を学ばねば・・・

 「夫の親介護なら離婚」ですって。 昨日の読売夕刊に載った記事の見出しですが、ドッキリです。 親の介護が切実な問題となってきている我が同輩諸君にとっては避けて通れない問題、いや既に降りかかっている災い(失礼)ですかね。私も以前「娘を産んでおけば良かった!」との文章を書きました。

 「嫁をもらう」という言葉があります。私たちの世代ではもうそんな言い方をする人は少ないと思うのですが、私たちの親の世代では普通でしょう。実際に私の母も義父の世話に病院に連日泊まり込んで最期を看取っています。実の娘達よりも長男の嫁の仕事というのが当然視される時代でもありました。そうやって来た世代が介護を受ける番になったときには「何で私があなたの親の面倒を見なければならないのよ?!」と言われる時代になっていたというわけです。

 私の友人達(男)と話しても、大体は自分の親がかりでなく女房の親も必要なら自分達で面倒を見てやろうと考える傾向にあります。なんて男は優しいのだろうと思うこともあるのですが、考えてみれば実際に介護するときには女性側に大きな負担がかかります。この負担のアンバランスを無視して考えることは間違っているでしょう。力仕事くらいは引き受けられるのですが、身体介護となると男の出番は少ない。

 介護される側の抵抗感は古い考え方と言えるでしょうが、「嫁や娘に介護されるのが当然」で、息子に世話させるのは不憫と言ったところでしょうか? 「何で不憫なのよ?!」と文句を言いたい女性は多いと思いますが親の世代はそんなところです。

 日本大学の「健康と生活に関する調査」(2006年、約3400人対象)では、高齢者(68歳以上)が「介護してほしい」と思う相手の1位は配偶者(39・9%)だが、2位は娘(18・3%)、3位は嫁(12・7%)。実の息子は6・2%。夫との不仲に加え、女性に頼る家族介護の実態が妻への圧力となり、「介護前離婚」を生み出しているともいえる。(読売新聞)

 介護する男(息子)側の抵抗は不慣れにつきる。今時、「嫁がやるべき」だと思っている人は少ないと思います。どうやったらいいのか分からない、子供のおしめも取り替えたことがないなんて人もいますから。「親の面倒を見よう」と言い出した途端に離婚届を突きつけられるなんて悲劇ですから、男の方も介護の仕方を学んでおく必要がありそうです。両方の親4人を見なければならないなんて事も皆無ではないですから。

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2009年6月23日 (火)

日本は喫煙推奨国ですか?

Kent
 「あなたはもう、衝撃を体感したか。KENTサラウンド3、上陸」って、華々しく新聞広告が載っています。思わず試してみたくなるような凄く印象的な広告です。これなら老いも若きも(!)そそられること間違いなしです。これなら絶対世の中高生が試してみたくなること請け合いです。(O.O;)(o。o;)

 でも、これってチョコレートでなくって、タバコの宣伝なんですよね。下の注意書きにはほとんど目が行きません。喫煙の害を訴える記事が上にあったりするとブラックなんですが・・・と思ってると、「たばこ規制法が成立=パッケージの半分を警告表示に-米」という記事が・・・。

 【ワシントン22日時事】オバマ米大統領は22日、上下両院で今月可決されたたばこ規制法案に署名し、同法は成立した。同法は、たばこの害からの国民の健康保護を目的に、連邦政府によるたばこの成分や広告などの規制を初めて規定。2011年7月からパッケージの表面の半分を有害性の警告とすることを義務付けるなど厳しい措置が実行される。
 自らも禁煙に取り組んでいる大統領は、「10代で吸い始め、喫煙習慣を断ち切る難しさを身にしみて分かっている」と告白。その上で、たばこの害により年間40万人以上の米国人が死亡し、医療費が約1000億ドル余分にかかっている現状を指摘し、「この法律は国民の命を救い、財政削減につながる」と効果に期待を示した。(2009/06/23-08:27)

 アメリカは本気で禁煙に取り組むみたいです。日本も喫煙者はどんどん肩身の狭い方向へ追いやられています。道庁の庭の片隅で職員がタバコを吸っていたりしています。驚くほど惨めな感じを受けます。喫煙者を片隅に追いやりつつ一方では喫煙者をどんどん増やすべく派手な広告をうつ。 これって矛盾してないですか?

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2009年6月22日 (月)

流れとともに裁判も変わる!

--足利事件、23日再審決定へ「裁判官忌避」で延期も--との記事が載っている。

 足利事件で、無期懲役が確定し、その後釈放された菅家利和さん(62)の再審請求即時抗告審で、東京高裁(矢村宏裁判長)は23日に再審開始の可否を決定する。菅家さんと女児の下着に付着した体液のDNA型が一致しなかった再鑑定結果から、再審開始を認める見通し。

 弁護側は「冤罪の真相解明が必要」として、捜査段階でDNA鑑定した警察庁科学警察研究所技官(当時)ら計11人を即時抗告審で証人尋問するよう要求。高裁が応じないため、矢村裁判長らの交代を求める忌避申し立てで対抗する構えだ。その場合、決定期日が延びる可能性もある。

北海道新聞(06/21 19:12)

 あれだけ冤罪裁判と騒がれたにもかかわらず、無罪判決は出しても冤罪にいたる捜査や裁判に対する検証作業はしないつもりらしい。テレビカメラの前でいくら芝居がかった謝罪をされるよりも、冤罪事件を二度と起こさないための具体的措置とそのための検証をこそ市民は必要としているのに・・・。

 他方、沖縄返還密約訴訟の方では画期的な訴訟指揮がなされている。

 1972年の沖縄返還をめぐる日米政府間の密約文書を、不存在を理由に公開しないのは不当だとして、元毎日新聞記者西山太吉さんらが国に不開示処分の取り消しを求めた訴訟の第1回口頭弁論が16日、東京地裁であった。杉原則彦裁判長は8月25日の次回期日までに吉野文六・元外務省アメリカ局長を証人申請するよう原告側に求めた。

 訴えているのは西山さんに加え、作家や学者ら計25人で、3月に提訴した。

 当時の返還交渉に携わった吉野元局長は2006年に、北海道新聞などの取材に対して密約の存在を認めており、杉原裁判長は「訴訟の重要な争点」とした。さらに被告の国側に「不存在ならばそれを証明する合理的な説明が必要」と求めた。
(06/17 08:19)北海道新聞

 アメリカの国立公文書館で密約を証明するアメリカ側の文書が公開されているのに、日本外務省は「不存在」だと言い張っている。「不存在」というのも不思議な言葉で、「存在したものを廃棄した」のでもなく、「アメリカの公文書は偽物だ」と言うのでもなく「不存在」だと言うのだ。日本外務省は国民から見て本当にろくでもない役所だと思わせるに十分な不誠実さなのだが、今回の裁判は別物になりそうだ。

 だからといって安心していてはいけないが。なにせ長沼ナイキ基地訴訟における平賀書簡問題のようなことが日常的に行われているのではないかと想像される日本の司法なので油断は禁物です。

 それでもなお、期待がもてると考えるのは民主党への政権交代の可能性が高まっているときだからだ。民主党の岡田幹事長は機密文書も「原則公開」にすると断言しているので公文書は確実に保管して時期が来たら公開するというように民主党政権下ではなるだろう。こうした大きな流れが裁判官を後押ししていることは間違いないところだ。

 政治上の流れが裁判に影響を与える事が素晴らしいものばかりとは限らないとしても、あまりにも長い間、自民党政権が続いたために司法も行政も自民党のご機嫌を損なわないように考え行動することが習性となって国民のことを忘れてしまっていた。そうした流れが今変わろうとしている。自民党に付いたら安心から今度は民主党に付いたら安心へと振り子は振れるが、何時までも右往左往はしていられないはず。確固とした国民益を考えるようになることを望みたい。

 私たちも民主党に期待はするが「任せる」訳ではない。期待しつつ監視することを忘れはしない。

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2009年6月20日 (土)

西松事件--だったら贈収賄で起訴したら・・・!

 西松事件裁判が始まったと思ったら、もう結審なんですね。どのカテゴリーで取り上げようかと考えたのですが検察側の主張も報道の取り上げ方もとうてい裁判としての報じ方ではない。これでは、どう考えても政治ネタにしかならない。変な判決が出たらその時には裁判ネタで取り上げなければならないだろうけれど、そもそもが変な冒頭陳述だ。

 昨日(19日)の夕刊には--小沢事務所から「天の声」で受注(読売新聞)--と大きく報じられていて、オオッ!贈収賄事件か!?と思ったのですが、何のことはない起訴状は政治資金規正法違反(企業献金、他人名義献金)。しかも小沢事務所の「天の声」で受注した工事額が122億7千万円だと検察が主張していることをご丁寧にも図表にして報道している。 この裁判は大久保秘書の裁判だったっけ? 有罪が決まったんかい? 贈収賄が証明されたんかい?

 ◆検察側が主張する西松建設の違法献金事件の骨子◆

 ▽岩手県の公共工事と秋田県の一部の公共工事については、小沢事務所の意向が「天の声」とされ、談合における本命業者の選定に影響力を及ぼしていた。

 ▽西松建設などゼネコンは「天の声」を得るため名前を隠し、下請け企業などから小沢氏側へ献金をさせていた。

 ▽西松建設の国沢被告は1995年、東北での受注を伸ばすため小沢氏側に多額の献金をすることを了承、ダミーの政治団体を使った献金を始めた。

 ▽西松建設は97年ごろ、小沢事務所との間で年間2500万円を継続して献金する申し合わせをした。

 ▽小沢氏秘書の大久保被告は、2000年ごろから談合の「天の声」を出すなどしていた。西松建設側に献金額の割り振り案を記した一覧表も示していた。

 ▽西松建設の共同企業体が小沢事務所による「天の声」で落札した公共工事は岩手、秋田両県で計4件、総額122億7000万円にのぼる。
(2009年6月19日13時50分  読売新聞)

 金をもらって、見返りに公共工事を受注させたなら立派な贈収賄事件だ。政治資金規正法違反なんかで起訴しないで贈収賄で起訴すべきだろう。西松建設も大久保秘書もそして小沢一郎も贈収賄でしょっ引くべきでしょう。それが立証できるなら。

 贈収賄を立証できないから政治資金規正法で起訴するというのだろうか?しかもその根拠は122億円あまりに及ぶ公共工事に絡む贈収賄事件だ。未だ始まってもいない大久保秘書の裁判において立証しなければならないことを背景にして起訴するというのはあまりにもおかしい。 未だ始まってもいない裁判で、未だ立証されてもいない容疑を別の裁判の立証に使うというのはまともでない。検察官の頭はどうなってしまったのか? マスコミはおかしな論理だと思わないのか?

 大きく取り上げられている問題の割にはショボイ展開になっている。(ショボサが分からないのか共犯なのか、マスコミは大挙して「天の声」が事実のように報じている。)これでは検察が政治的な意図で民主党をねらって捜査したと疑われても仕方がない。

 自民党側は盛んに西松事件を取り上げるが、もう麻生内閣の支持率を上げることには寄与しないだろう。説明責任と盛んに叫んでいるけれど、「やっていない」って言っているでしょう。立証責任は検察にあるのであって小沢一郎にも民主党にもない事くらいは国民もすでに気付いている。

 それより何より小沢一郎は「自民党だったわなー」との記憶が呼び覚まされるばかりなのでは? それに進行中の障害者団体の偽造証明書問題もたとえ民主党の議員に結びついたとしてもやはり「元自民党」だわなー。「墓穴を掘っている」とか「天に唾する」とか、そんな風に見える。

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2009年6月18日 (木)

臓器移植は本当に医学の進歩?

Image1(左の図は毎日新聞より)
 今日の衆議院本会議でA~Dの4案が提出されている臓器移植法改正案が採決される。党議拘束が外され、しかも一案ずつ採決に賭けられるので思わぬ結果が出る可能性がある。河野太郎議員の主張ではA案以外は臓器移植禁止法案で、それが採択されるくらいなら廃案の方が良いのだそうだけれど、脳死を人の死とすることにはまだまだ議論も抵抗もある人が多いと思うのでA案採択は難しいのではないかと思うが・・・。

 よく理解していないにもかかわらず家族で話したりします。私たちは曲がりなりにも健康なせいでしょうが、無意識の内に臓器提供側に立って考えていることに気づいて苦笑いでした。テレビなどでは臓器提供を切実に必要としている患者さん達が描かれることが多いので大いに同情して、もし自分に何かあったら「提供して!」とつい考えてしまうようです。

 家内は積極的で「その時は提供してね」と簡単におっしゃってくれるのですが、心臓死の場合は諦めるとしても脳死状態の場合はそんなに簡単に「死んだと考えられるか分からないぞ」と答えています。--実際は年齢制限があり向こうから断られるらしいのですが・・(^_^) --それに、脳死判定後に臓器を取り出すときに麻酔を掛けなければ遺体(?)が「抵抗するらしいぞ」と言えば益々眉間にシワです。(^_^;)

 私はと言えば、臓器提供も臓器をもらうのもイヤと答えています。臓器移植しかないと言われたらその時は諦めます。最善の治療を尽くしてもらっても助からないのであれば諦めます。その上の治療は望みません。 また、身内を助けるためにあなたの臓器の一つを、一部をくださいと言われても断ります。「親からもらった体で生きていってくれ、それが無理なら諦めて・・・」と言います。--と言っても、たとえば可愛い孫が必要としている時にそういえるだろうかと考えると自信はありません。死刑制度と同じです。自分が被害者家族だったとしたら死刑制度反対ですと言えるかどうか自信がないのと同じです。

 そもそも「臓器移植しか助かる術がありません」というのが実証不足な気がします。臓器提供者を待つ人たちの話は沢山報じられていますが、臓器を提供する側の苦悩が報じられることはあまりありません。臓器を求める人の願いも必死ですが、脳死受け入れを拒む側の人も必死です。どちらの権利も同じだけ重い。 それに余命何ヶ月と宣告された人たちが「どれ程生きながらえたのか」、「どんな生活振りなのか」を追跡調査したものも少なすぎるような気がします。臓器移植が医学の進歩と言えるのかどうかも私は疑問に思っています。

 先日私はミツバチの大量死について話しました。ミツバチも地球の生態系の一部で、人間の都合に合わせて生態系をいじることの危険と愚かしさとをミツバチの異常から感じています。人間の臓器だってその人固有のもので勝手にやりとり出来るようなものではないように思うのです。そのツケがどう出るのかは分かっていませんが・・・。

 だからといって一概に臓器移植に反対するわけではないのですが、このまま発展させていくべき医学だとも思えないと言うことです。行き着く先はサイボーグしか思い浮かばないのです。

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2009年6月17日 (水)

とんでもない理屈を考え出す麻生総理!

 党首討論を聞いていました。開始早々、おかしな理屈をこねているなー?と麻生総理の発言が気になりました。

 郵政民営化に関しての話が、郵政会社に関するお話がありましたけれども、私は郵政株式会社っていうか、郵政会社は、これは民営化された会社です。100%、政府が株を持っているとはいえ、間違いなくこれは株式会社でありますんで、そういうような株式会社、民営化された株式会社に対して政府の介入を最小限にとどめるのは当然だと私はそう思っています。

 民間会社というのは民営化というその趣旨からしても人事に介入するのは特に慎重であるべきだと思っております。従いまして日本郵政の人事にいろいろな点で問題があるというのであれば、これは明らかに業務改善命令等々を出されておりますから、それに基づいて郵政株式会社が結論を出されるのは、それは取締役会で出されるのでありますから、それに基づいて取締役会までに結論をおろされておくべきだということで、早い時点からこの点を申し上げておりますが、残念ながらその対応はできなかったということだと私はそう理解しております。

 従いまして、このような状況の中において混乱を招いている感じはいかがなものであるかと思いましたので、私どもとしては総理総裁としての人事権が及んでいるのは郵政会社ではなくて、間違いなく内閣側にありますので、この問題に関しては担当大臣の辞表を受理したということであります。
(毎日新聞)


 本当にこんな理屈を信じているのだろうか? 鳩山総務相を首にした理屈を正当化するためにおかしな筋道に迷い込んだと考えたいところだが、本気なら狂ってる!

 100パーセント政府が株式会社を持っている会社を民間会社というのかい? GMは国有化したと騒がれているけれど、麻生総理はどう考えるのか? 民間会社でないから民営化するのであって、株式会社だから民間会社と言うことではない。

 政府の介入を最小限に止めるというのは思うのは勝手だけれど、政府は国民を代表して株主権限は行使してもらわなければ困る。 くどいようだけど郵政会社は株式会社だけど民間会社ではないの。民営化途上の会社に口を出してならないと言うことはない。何せ100パーセント株主なんだから。

 最後に、総理総裁として人事権が及んでいるのは郵政会社ではなくて内閣だから総務相の首の方を切ったというの? じゃあ、郵政会社の社長は国民の財産をどう扱おうとお咎めなしで、そのたびに総務相の首が飛ぶのかい?

今更ながら、「とんでもない奴だ!」

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2009年6月16日 (火)

ミツバチの大量死は人類への警告

 昨日のNHKニュース9で「ミツバチが足りない」との話題が取り上げられていた。ちょうど私もローワン・ジェイコブセン著「ハチはなぜ大量死したのか」を読んでいる途中なので興味深く見させてもらった。

 農家が困っている、養蜂家が困っている、メロンやイチゴが食べられなくなるで良いんでしょうか?それにしても、ミツバチ大量死の原因を「ミツバチヘギイタダニ」と印象づけるような構成は間違いを超えて有害です。それは殺虫剤の開発と多用を促す事にしか繋がっていかないが、多くの養蜂家達はCCD(蜂群崩壊症候群)の原因がダニによる崩壊とは違っていることに気づいている。

 携帯電話の電磁波による影響が疑われたり、ダニの寄生が疑われたり、未知のウイルスだとか殺虫剤、農薬、遺伝子組み換え作物の影響が疑われたが、まず電磁波の影響が否定され、次にダニの発生を原因とする説も否定された。そうすると次に残る殺虫剤や農薬などの化学物質の影響を疑いたくなる。

 蜂群の崩壊の仕方として大量死と遁走とがある。遁走と言っても集団脱走ではなくミツバチの帰巣本能にダメージを受けているために巣に帰ってこれなくなっているとすれば大量死の原因物質とも繋がる可能性がある。そこで大量死した死骸から何らかの有害物質を抽出して調査を進めることになるのだが、これはと言う程の濃度を持つ物質は発見されない。しかし驚くほど多様な殺虫剤や農薬の成分が発見される事になる。相当前に使われなくなっている農薬成分が発見されたりもしている。 それが成虫を直接殺すものではないとしても人間におけるエイズのように免疫システムを破壊し今まではなんでもなかった病原菌にやられてしまうとか、方向感覚を司る神経系統を駄目にしてしまうとかでCCDを招いていると言うことは十分考えられる。

 蜂の群れは働き蜂の集めてきた蜂蜜や花粉を加工したもので幼虫を育てて代替わりしていくシステムになっているので、代替わりして行くにつれ殺虫剤や農薬の成分が濃縮されその何代目かの蜂たちに突然、集中的に影響が及ぶと言うことが考えられる。 農薬や殺虫剤そして遺伝子組み換え作物のもつ殺虫成分なども加えた化学物質の複合汚染が疑わしい。

 こんなところが私の理解なのですが、私たちは45年前にレイチェル・カールソンが警告した「沈黙の春」の世界を未だに歩き続けていることにあらためて驚かされる。 蜂の世界に起こったことが人間の世界に起こらないと誰が断言できようか。蜂の世界が大変だというのは間違いで、人間の世界が大変なことをやってしまっているのです。

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2009年6月13日 (土)

悔い改めるか、マイクロソフトは?!

新OS、閲覧ソフトなしで出荷 MS、欧州向け

 【ニューヨーク11日共同】ソフトウエア最大手の米マイクロソフト(MS)は11日、今年10月に販売を始めるパソコン用の新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7」について、欧州向けは同社のインターネット閲覧ソフト「インターネット・エクスプローラー(IE)」を搭載せずに出荷することを明らかにした。

 現行OSのウィンドウズ・ビスタなどにIEが無料で付属していることについて、欧州連合(EU)欧州委員会が独占的地位の利用に当たり、EU競争法違反の疑いがあると問題視していることに対応した。


 とうとう欧州向けの「windows7」にはIEのバンドルを諦めたようです。他のブラウザーを選択できるようにはしないで、PCメーカーに組み込ませるというのは意地なのか、IEバンドルの方が良いというユーザーの意見が寄せられることを期待してのものなのか?後者であれば未だ商売のやり方を変えるつもりはないと言うことになる。

 自分はOSにIEをバンドルすることで「Netscape」を潰したり、「ワード」や「エクセル」をバンドルすることで「一太郎」や「1-2-3」を駆逐していった商売のやり方に強く反発するもので、こちらも半ば意地でOS以外はマイクロソフト社の製品を使わないようにしている。通常はそれで困ることはないのですが、他人とのやりとりが増えてくるとそうとも言っていられない場面も増えてくる。「ワード」や「エクセル」形式のファイルが送りつけられるからだ。困ったことに日本政府や地方自治体のサイトでも平気でこれらの形式で資料が公開されていたり、手続き書式が提供されていたりする。 日本のソフトメーカーが駆逐されたのに・・・なんて思ったりもする。

 今更反発してもこの趨勢を覆すことは難しい。しかしこれほど普及させてしまったのならもうインフラと言えるのだから、マイクロソフト社もそれらしい社会的責任を果たしてもらいたいものだ。表示と印刷が出来るソフトを無料で提供すべきだと思う。 CADの世界では事実上の世界標準となっている「Autodesk」社のファイルを表示、印刷、コメントの追加を可能にするソフトを無料で提供している。 自社のソフトの市場占有率の高さを利用して買うことを強制するような行儀の悪いことはしていない。それが世界標準を握った企業の責任だと思うが、マイクロソフトは全然そうなっていない。 いくら「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」をつくって社会貢献をしても金の稼ぎ方がえげつなさ過ぎる。

 マイクロソフト社が社会的責任を自覚するまで独占禁止法で責め立てることは必要で、欧州委員会の行動は支持したい。日本政府も地方自治体もマイクロソフトの商売の片棒を担いでどうする!

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2009年6月10日 (水)

頑張れ!辻井伸行さん

 辻井伸行さんがバン・クライバーン・コンクールで優勝したことをマスコミが大騒ぎするのは当然ですが、ところでバン・クライバーンという人を知っていましたか?・・と聞きたい。彼のことを覚えていたなら辻井伸行さんへの接し方にも当然注意してくれるのでしょうね!と言いたい。

 クラシックのCDが売れなくなって久しいし、テレビカメラで追いかけ回す芸人にも不足している昨今だから、久しぶりの逸材にまとわりつく人たちは多いことと想像する。しかし激しく消費すれば、本人も激しく消耗する。それが心配なわけ。

 クライバーンは60年代後半に活躍し、もてはやされ、70年代には名を聞くこともなくなってしまっていた。チャイコフスキー、ラフマニノフ、ベートーベン、シューマンと続いた協奏曲はどれも素晴らしかった。今聴いても良い演奏だと思う。チャイコフスキーを除いてオーケストラがシカゴ交響楽団で指揮をフリッツ・ライナーがしているのだから悪くなりようがないかもしれないが、それでもやっぱり彼のピアノは輝いていた。 その彼、後に確かベートーベンのソナタ集を出したときに余りよい批評がもらえていなかった。「そろそろ成熟してもらわなければ・・・」と言うような批評だったと記憶している。その批評が当たっているのかどうかは分からないよ。しかし、世の中(批評家?)の評価の水準が引き上げられてからは新しい録音の噂を聞かなくなってしまった。

 クライバーンが彼の名をつけたコンクールが続いていることにどんな思いを持っているのかは分からないが、演奏家としてはコンサートや録音で活躍し続けていることの方に価値を見いだすのではないかと思う。日本人がたまたま優勝したから注目されているけれど、「バン・クライバーン?誰それ?」では悲しすぎる。

 マウリツィオ・ポリーニはショパンコンクールで優勝後10年間コンサートも録音も断って、研鑽に励んだ。レパートリーと成熟度を増した演奏家としてショパンの練習曲集をひっさげて再登場して世間をあっと言わせ、今や押しも押されぬ大家として活躍している。辻井さんは盲目なのでこの点でもハンデは負っている。だからこそ落ち着いた環境が必要なのだと思う。フジ子ヘミングくらいになればリストのラ・カンパネッラを「下手くそだ!」と言われても「これが私のピアノ、いいじゃない、機械じゃないんだから」と平気でやり過ごしていけるだろうが、二十歳の辻井さんには無理そうで心配だ。

 何時までも「盲目の」ピアニストだなんて枕を被せられて、マスコミや聴衆の好みやレコード会社の餌食にされないことを切に願うものです。

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2009年6月 8日 (月)

辻井伸行さん優勝おめでとう!

Kliburn005bバン・クライバーン コンクールで辻井伸行さんが優勝しました。

 世界的演奏家を多く出している「バン・クライバーン国際ピアノコンクール」の結果が7日(日本時間8日未明)、米テキサス州フォートワースで発表され、東京都在住の上野学園大3年、辻井伸行さん(20)が中国人ピアニストの張旻辰(ちょうびんしん)さんと並んで1位となった。

 辻井さんは全盲で、国際的なピアノコンクールを全盲ピアニストが制覇したのは極めて異例。

 同コンクールは、ピアノコンクールとしてはチャイコフスキー国際コンクール、ショパン国際ピアノコンクールなどと並ぶ難関。過去の日本人入賞者は3人で、これまで1969年の野島稔さんの2位が最高だった。

 辻井さんは書類選考で残った151人から、決勝の6人に残り、4日にショパンのピアノ協奏曲第1番、6日にラフマニノフの同第2番、7日はベートーベンのピアノ・ソナタ第23番<熱情>などを弾き、聴衆を熱狂させた。
(読売新聞)

 クライバーンが第一回のチャイコフスキー・コンクールで優勝したのが1958年で、その人の名を冠したコンクールが始まったのが1962年。歴代の優勝者で私が名を記憶しているのはラドゥ・ルプーくらいであまり活躍している人を知らない。あくまでコンクールというのはこの世界への船出を後押ししてくれる機会に過ぎず、その後の研鑽がものを言う厳しい世界なので、辻井氏には研鑽を重ねて名を残すような演奏家になってもらいたい。

 辻井伸行さんの優勝は嬉しいが、何よりバン・クライバーンの名が聞けたことが嬉しい。高校生の時に初めて買ったクラシックのレコードが彼のチャイコフスキーとラフマニノフの協奏曲の組み合わせ。今では傷だらけなのでCDを聴いていますが、今でもレコードのジャケットを眺めては初めて針を下ろしたときの新鮮な気持ちを味わっています。

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2009年6月 5日 (金)

『ぎょへー』くらい強烈な変革案を・・だそうです?!

 最近は新聞も週刊誌並みのタイトルをつけますが、今日の読売は--『ぎょへー』くらい強烈な変革案を--と、橋下大阪府知事の自民党への提言を取り上げています。

 「このまま衆院選を迎えれば、絶対に自民党、公明党は負けます」

 大阪府の橋下徹知事が4日、自民党の中川秀直・元幹事長、菅義偉選挙対策副委員長ら約20人が都内のホテルで開いた勉強会で講演し、与党に厳しい現状分析を披露した。

 橋下氏は「民主党が掲げる『政権交代』に対抗するには『霞が関解体』しかない。『ぎょへー』と思い、『そんなアホな』と言うくらい強烈な変革案を示せないと、国民は民主党の可能性にかける」と大胆な改革を打ち出すよう求めた。(2009/06/05 読売新聞)


 さすがにテレビを利用した大衆操作に通じている橋下ならではの提言だ。私も争点は「政権交代」そのもの!と見ているのでそれに対抗できるものを!と言う橋下氏の提言はもっともだと思える。しかし、政権交代は日本で長年にわたって続いてきた自民党によるアメリカ従属、官僚支配政策の行き詰まりが招いた「争点」であって、今度の選挙のために考え出された「為にする争点」ではない。今持ち出そうとしているのは全く国民の目を欺こうとするものであり、小泉郵政選挙の成功体験に血迷った者達の悪あがきでしかあり得ない。

 「霞ヶ関解体」に国民がギョヘーと唸るとは思えない。(イヤ、言うのは勝手だよ。) 何より「霞ヶ関解体」は政権交代の一部に過ぎないし、官僚依存を自民党が打破できると信じる国民も多くはないと思う。「御輿は軽い方が良い」と公言されているように、官僚にオンブに抱っこの麻生総理に「霞ヶ関解体」を打ち出せようはずもない。

 では、御輿を取り替えるか?橋下が御輿になるか?(それを真剣に考えているひともいると聞くが・・・) それで成功するほど国民は馬鹿ではないと思う。

もっとまともなことを考えろ!

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2009年5月31日 (日)

後ろ向きすぎないか民放各社は?

道内民放4社が赤字 3月期決算 地デジ設備投資響く (05/31 07:01、05/31 07:15 更新)北海道新聞

 道内民放五社の二○○九年三月期決算は、地上デジタル放送の設備投資に伴う減価償却に加え、昨年秋以降の経済危機によるCMの落ち込みで、経常損益で全社が減益や損失拡大に、純損益ではHTBを除く四社が赤字となった。


 デジタル放送を地上波でやるのは地方の民放各社の存続のためと言われている。その地方局存続のための地上波デジタル放送設備のための投資に民放各社が苦しんでいるというのは皮肉だ。また、STVだと思ったが、局の経営幹部に中央キー局の幹部を据える決定をしてキー局とのつながりを深め、系列局というよりも子会社化を強めている。 それなら無理矢理地上波でやる意味がなかったことになるのではないのか?放送衛星でやればずっと安上がりで合理的だったと言うことにならないか?

 上記の報道の前にこんな報道もありました。

日本のTV番組を無断で海外配信、ネット関連会社を摘発

 日本のテレビ番組を録画して海外に配信するサービスを巡り、警視庁は、サービスを提供していたインターネット関連会社「ジェーネットワークサービスインターナショナル」経営守谷和真容疑者(40)=広島県熊野町=ら2人を著作権法違反容疑で逮捕したと29日発表した。

 逮捕は今月11日。同社は、欧州やアジアなど51か国の在外邦人ら約5000人に番組を配信し、これまで約2億7000万円を売り上げていたという。

 同庁幹部によると、守谷容疑者らは2月18日、千葉県市原市内のアパートで、フジテレビのトーク番組「ごきげんよう」をサーバーに録画し、無断で海外の会員にインターネットで配信して、フジテレビの著作権を侵害した疑い。

 同社は、2007年2月から、在外邦人を対象に、NHKや民放など計21チャンネルの番組を月額5000円の基本料で配信し、最近では月2000万円前後の売り上げがあったという。

 日本のテレビ番組の海外視聴を巡っては、「ロクラク」と呼ばれる録画転送装置を使ってサービスを展開していた「日本デジタル家電」(浜松市)に対し、NHKと民放9社がサービスの差し止めなどを求めた訴訟の控訴審で、知財高裁が今年1月、「著作権侵害にあたらない」として、テレビ局側の請求を棄却している。
(2009年5月29日12時28分 読売新聞)


 上記の記事にあるように録画転送装置の場合は視聴者に代わって録画し転送するために個人的使用の範囲に含まれると判断され、「著作権侵害に当たらない」とされたが、今回は勝てると判断されて摘発されたのだろうか? 裁判でどう判断されるか分からないが、違法コピーのDVD販売に準ずるものとして処罰される可能性が高いとは思う。しかし、ちょっと違和感も残る。

 この商売が違法だとしても、ではこの儲かっているビジネスモデルを何故民放各社が取り組んでいないのかというもの。確かに著作権を侵害しているとしても、たとえば利用料を払うと言ったらどうなるのか?それは誰に支払われるのか? 訴えている民放各社にだろうか、出演者にだろうか? 彼らを有罪としても出演者には一銭も入らないことに変わりはないし、代わって民放各社が支払うビジネスをやっているわけでもないのではないか。民放各社の著作権を保護することにはなるが出演者などに何らの利益をもたらすものでもない。

一体著作権とは誰のものなのか? クリエイターのものなのか、放送局のものなのか?
このくらいのビジネスを考えてこなかった民放各社が彼らを非難する資格があるのだろうか?

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2009年5月26日 (火)

いくら何でもやりすぎでは?

 余り気持ちの良い対応とは言えない。まるでテロリスト扱いだ。中央集権国家はだんだん「マイノリティ・リポート」の世界に似てくる。

新型インフル 北京で5人目 福建省でも初の感染者

 北京で確認された5人目の新型インフルエンザの感染者が発病当日、地下鉄10号線に乗車していたことを受け、北京市衛生局は25日、同じ車両に乗っていた乗客が健康状況に注意するよう、この男性が地下鉄に乗り込む一部の録画映像を公開した。

 この男性は発病前の22日、中関村の銀行に行くため、地下鉄10号線に乗った。25日午前、地壇医院で隔離治療に入った男性は、医療スタッフやメディアを通じて、自分と密接に接触して経過観察に入った人に心から詫びた。「皆さんすみません。本当に、本当に申し訳ない。私が自宅で健康観察をしなかったことを皆さんが責めるなら、私はその非難を受け止めます」と語った。男性はストレスが原因で血圧が上がっているという。写真は男性が地下鉄に乗車する録画映像。(編集KA)

 「人民網日本語版」2009年5月26日


 この報道を受けて自分の非を認めるコメントも痛々しい。日本でもどこかの校長先生が泣いて詫びたそうなので感情や社会の空気はそう違っていないのかもしれないが、指名手配みたいなやり方は明らかにやりすぎだ。

 だれだって感染したくて感染するわけでないし、感染させたくて出歩いているわけでもない。明日には告発者が感染者になっているかもしれないのだ。病人をテロリスト扱いするのは止めようよ!

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2009年5月23日 (土)

盧武鉉前大統領の自殺

韓国の盧武鉉前大統領が自殺したという。警察発表によると遺書は次の通りだ。

 あまりに多くの人々に迷惑をかけた。
 私のせいで多くの人が受けた苦痛はとても大きい。
  これから受ける苦痛も推し量ることができない。
  余生も他人の足手まといになるしかない。
  健康がよくなく、何もできない。
  本を読むことも、文章を書くこともできない。
  あんまり悲しむな。
  生も死も、みな自然の一かけらではないか?
  すまなく思うな。
  誰も恨みに思うな。
  運命だ。
  火葬してくれ。
  そして家の近くに、とても小さな石碑を1つだけ残してくれ。
  昔から考えていたことだ。
                  2009/05/23 18:50 【共同通信】

 政治家の自殺と聞いて松岡利勝農相のことを思い出してしまったのだけれど、金銭的な疑いを掛けられていたことは分かるのだが、それが何故命を絶つことに結びつくのか理解できないことが多い。今回もそうだ。しかし、残されたものにはなにがしかの感情を引き起こすことも間違いがない。そう考えると、どうしても残るのが「恨み」の感情だ。確かにマスコミを含めて責め立てていた方の胸にはかすかでも疼くものがある。

 盧武鉉氏は退任後は故郷に錦を飾り悠々自適の余生を送るなんてことを夢見ていたのかもしれない。それが、自分で親族にやらせたのか、それとも親族が知らないところでやらかしてくれたのかは分からないが、検察から起訴されるところまで追い詰められている。清廉潔白で通してきた人には耐えられない恥辱と感じたのかもしれない。

 在任中も、「植民地時代の歴史精算」のような革命まがいのことをやらせている。確かに民族の裏切り者と言える人もいたかもしれないが、普通の人民だってそう清廉潔白には生き抜いてこれなかったと思う。それをやらせる人間は神の如くに高貴でクリーンでなければならなかったはずだ。それが金に汚かったかもしれないというのは耐え難いかもしれない。毛沢東なら「皇帝」を自認してしていたので平気かもしれないが、彼の場合は「神」の高見から落っこちるのだから・・・。

 現世ではもはや静かに余生を送ることは出来そうもないので、あの世でと考えるのも分からなくもないのだが、現世での追求が止むかどうかは分からない。残された親族はどうすればいいのだろうか?結局「恨み」の対象は誰だったのだろう?

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2009年5月12日 (火)

「アイヌ文化の知的財産権保護」って???

 「アイヌ文化の知的財産権」なんて言葉をテレビのニュースで聞いて、・・・・エエーッ!???( ・_・;)

「アイヌ文化の知的財産権保護」報告書に盛り込みへ…有識者懇

 政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」の現地視察は10日終了した。座長の佐藤幸治・京大名誉教授は同日、釧路市内で記者会見し、今年8月にまとめる報告書の中に、アイヌ民族を審査認定する第三者機関の設置、アイヌ文化の知的財産権保護の確立などを盛り込むことを明らかにした。

 佐藤座長は、釧路市阿寒町のアイヌ文化と観光の融合の取り組みを「理想の在り方」と高く評価した。その上で、「アイヌ工芸の知的財産権をいかに保護するかが課題」とした。さらに、国が教育、生活支援を行う前提として、アイヌ民族を認定するためには、「透明で公正な手続きに基づいた第三者機関を設けることが必要」と語った。一方で、具体的な方法などについては実施段階で詰めていくべきだとの見方を示した。
(2009年5月11日 読売新聞)


 一体何を知的財産と言っているのか理解できなかった。観光地での見せ物としての生活ぶりや儀式を知的財産として保護するつもりかと考えると尚更???だった。どうやら「アイヌ工芸」を保護するとの意味らしい。しかし、どう保護するというのだろうか? 私の知り合いにも木彫りの修行に阿寒湖畔に修行に行っていたくらいだから、今やアイヌ民族の専売特許とは限らないだろう。多くのアイヌが工芸品販売で生計を立てているとしても、シャモ(和人)の民芸品を駆逐しようとするのだとしたらにわかには同意しかねる話だ。アイヌ文様を知的財産とするのも理解できない。アイヌ民族の独特な文化で、自覚したアイヌの若者の活動で、滅びるよりもむしろ盛んになってきているのではないか? とにかく知的財産権とか著作権という話は既得権益者の利害が陰にあって「眉唾もの」が多いので身構えてしまう。

 それにしても「国が教育、生活支援を行う前提として、アイヌ民族を認定する」第三者機関をつくるというのだが、こんなやり方を当のアイヌ民族は望むのだろうか?アイヌ民族をどう認定するつもりか?血で分けるとしたら、シャモとの結婚も進んでいるし、外国人との結婚だって多くなっている時代にどこに線を引くのか。そのこと自体によってアイヌ民族のなかに対立が持ち込まれることになるのは容易に想像できる。 確かにアイヌ民族に生活困窮者が多いとしても、教育や生活支援は民族によらず所得によって援助することが筋ではないか?教育や生活支援を必要とするのはアイヌ民族だけの問題ではないのです。 教育や生活支援をすると言うことに反対ではなくてアイヌ民族だけにと言う考え方に納得しないだけだ。まずアイヌ民族から始めるというなら賛成だし、やらないよりはやった方が良いのも間違いない。

 とりわけ北海道では民族差別や就職差別が以前ほど露骨ではないけれど強い。それが改められなければ結局は何時までも援助を必要とする民族として辱められることにしかならない。 保護と言えば聞こえは良いが、観光地で昔の生活様式を演じて見せたり、工芸品を売って生計を立てる人の割合が高いこと自体が民族差別の結果である。そうした状態を知的財産だとして保護されることを本当にアイヌ民族が望んでいるのだろうか? アイヌ民族を北海道の先住民族と認める事から出発する政策は知的財産として認めると言うこととは違うような気がするのだが・・・。

あるアイヌからの問いかけ(7)
あるアイヌからの問いかけ(7)

あるアイヌからの問いかけ(8)
あるアイヌからの問いかけ(8)

あるアイヌからの問いかけ(9)
あるアイヌからの問いかけ(9)

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2009年5月11日 (月)

小沢辞任!

 民主党の小沢代表が辞任した。渡部恒三氏が辞任を求める発言を開始していたので近いかもと想像していたので驚きはない。それにしてもマスコミはえげつない。北海道放送だけど、今まで散々辞任世論を煽ってきたのにも関わらず、辞めた途端に今度は「小沢辞任をどう思いますか?」とのアンケートを始めている。辞めても辞めなくても二度三度と味わい尽くすのがマスコミの流儀だと言うことをまざまざと見せつけてくれている。

 世論調査では一番目に「小沢代表の説明に納得しますか?」というのがくるようだが、一番説明責任を果たしていないのは検察だ。是非「検察の説明(そもそもまともな説明をしていない)に納得しますか?」と言うのを加えてほしいところなんだけど・・・まあ無理だろうね。

 私としては小沢代表での政権交代が一番良いと思っていたのでちょっとガッカリ。しかし政権交代が無になるのは一番望むところではないので仕方がない。それよりも、新代表選とともに民主党の政策がどう変化するかの方に関心がある。安全保障問題では米国からの自立の為に国連中心主義(こんな主義は実はない。自民党側からの悪口なんだけど・・・)は変えてほしくないので、前原氏が代表になるのは望まない。政権交代後は予算の使い道の変更と、行政改革の実行が大問題だが、誰が担えるだろうか? 小沢氏が後ろに控えるとしてもやや頼りないのは否定できない。 しかし、政権交代がなければ何も始まらない。性根を据えてやってくれよ!

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2009年5月 8日 (金)

釧路自主夜間中学「くるかい」がもうすぐ開校します!

 明日、釧路自主夜間中学「くるかい」の開校記念講演が行われます。実際の開校は12日となっています。 是非多くのひとに講演を聴いていただきたいと思います。

誰でも通える学びやを
   ~願い続けた夢をかなえよう~

 認めあい、支えあい、学びあう。そんな居場所が釧路にもほしい。
 私たち市民の思いがあつまり、かたちとなりました。
 開校を記念して、東京からおふたりをお招きします。
 学ぶことのすばらしさを再確認できると思います。
 お誘いあわせのうえ、ぜひご参加ください。

 1 自主夜間中学「くるかい」の紹介

 2 記念講演
    「夜間中学はぼくらのふるさと」
    講師 見城慶和さん (元公立夜間中学教師「映画「学校Ⅰ」のモデルのおひとり
                           現在自主夜間中学「えんぴつの会」代表)

 3 体験談
    「もう一度だけ勉強したい!」
    体験者発表 
    (東京都公立夜間中学夜間学級卒業生。小学校から不登校を経験。現在大学生)

 4 意見交換

 とき   5月9日(土)午後1時30分~午後4時30分(開場1時)
 ところ  釧路市生涯学習センター「まなぼっと」二階多目的ホール
       釧路市幣舞町4の28 ℡0154-41-8181
 参加費 500円

 私達も「北海道に夜間中学をつくる会」設立の前(2007年3月)に見城先生達をお招きして講演していただきました。その時の様子は今も「北海道に夜間中学をつくる会」HPで確かめることが出来ます。

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2009年5月 6日 (水)

憲法記念日は過ぎましたが…

 「北海道に夜間中学をつくる会」では「義務教育を受ける機会が実質的に得られていない人たちへの就学・修学保障についての請願」への署名を集めています。期限は6月20日までとなっていますので、ご協力をお願いします。

【請願趣旨】  日本弁護士連合会は、「学齢期に修学することのできなかった人々の教育を受ける権利の保障に関する意見書」をとりまとめ、2006年8月10日、内閣総理大臣・文科大臣・厚生労働大臣・衆・参議院議長に提出しました。この意見書は、国に対して、戦争や貧困などのために学齢期に修学することのできなかった中高年齢者、在日韓国・朝鮮人および中国帰国者などの多くの人々について、義務的かつ無償とされる普通教育を受ける権利を実質的に保障するよう要請したものです。  現在、全国の公立中学校夜間学級は8都府県で35校に設置され、在籍数は約2400人です。しかし、経済的な理由や近くにそうした施設がないという理由で、「学びたくても学べない」人たちが未だ多くいるのが現状です。  北海道においては、1990年4月、民間ボランティアの手で、札幌に「遠友塾自主夜間中学」が開設されました。以来、札幌近郊のみならず、全道各地から多くの問い合わせがあり、「札幌市民会館」で始まった「遠友塾」は19年間で300名以上の卒業生を送り出しています。現在、旭川でも開講し、函館市と釧路市でも本年4月開講の準備がすすめられており、「夜間中学」は広がりを見せています。近年は不登校で義務教育を修学できなかった人たちも受講しています。しかしながら、その設置・運営はすべて民間団体の手でまかなわれており、会場の確保や施設設備の問題、教材にかかわる費用等、財政面をはじめ、多くの問題があります。  私たちは、貴職に対して、日本国憲法第26条に「すべての国民はひとしく教育を受ける権利を有する」と明記されていることからも、北海道で推定10万人ともいわれる義務教育を受ける権利を奪われた人たちの就学・修学を保障するため、下記の事項を要請いたします。

【要請事項】
① 北海道におけるセンター校の役割を担う公立夜間中学(公立中学校夜間学級)を札幌市に開設すること
② 道内の自主夜間中学を運営する民間団体に対して、学校の教室使用を主とした施設の提供と財政的支援を行うこと

呼びかけ団体: 連合北海道 北海道に夜間中学をつくる会 民主教育をつくる道民連合 北海道教職員組合

北海道議会議長宛請願
北海道教育委員会宛請願
署名の送り先は
〒060-0808
札幌市北区北8条西3丁目 札幌エルプラザ2F
札幌市市民活動サポ-トセンタ-内
事務ブ-スNo16 「北海道に夜間中学をつくる会」

 呼びかけ団体のなかに抵抗を覚える向きがあるかもしれません。しかし、「北海道に夜間中学をつくる会」を除く団体がこうした活動に共感し手を貸そうとするのは画期的なことなんです。札幌市議会では公明党が2009年度予算編成への重点項目として「札幌市立夜間中学の設置検討」を盛り込みました。(直接依頼したわけでもないのですが・・・。)これらの動きは、請願趣旨にあるようにこの2年ほどで自主夜間中学が道内各地で開校し、義務教育未修了者が全道各地に存在し、学習することを強く求めている事を証明しているからです。 昨年来の派遣労働者の窮状によって憲法第25条以下の「人権」に関する条項が再認識されつつある状況とも関連しているのだと思います。

 アメリカ占領軍の置きみやげの現憲法ですが、国民が熱狂的に歓迎したことも事実です。しかし、改憲派が目の敵にする第9条の他にも色々重要なことを国家に求めているのが現憲法であることを見落としていたかもしれない。書いてあるから実現すると言うほど現実は生やさしいものではないのですね。そうしたことも国民はだんだん理解するようになってきたと私は思っています。そこに希望があります。

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2009年5月 1日 (金)

「弱みを見せたらつけ込まれる」って事です。

道新部長が密漁容疑 八雲署が聴取、書類送検へ (04/30 16:59)北海道新聞

 【八雲】八雲署は二十九日、渡島管内八雲町の海岸でホッキ貝を密漁したとして、道海面漁業調整規則(体長等による採捕制限禁止)違反の疑いで、北海道新聞小樽支社の山下俊之報道部長(55)を事情聴取した。同署は近く同規則違反の疑いで書類送検する方針。山下部長は容疑を認めているという。

 同署によると、山下部長は二十九日午後三時十分ごろ、同町黒岩四の海岸で、妻とともにホッキ貝九個、アサリ貝六個を所持していたところ、警察官の職務質問を受けた。

 山下部長はこの日、休暇中で、山菜採りに行った帰りだったという。

 北海道新聞社・須賀信昭常務編集局長の話

 責任ある立場の者が、このような容疑で事情聴取されたことを重く受け止め、関係者のみなさまにおわび申し上げます。捜査の進展をみながら、厳正に対処します。

 密漁とは穏やかではないのですが、内容がホッキ貝9個とアサリ貝6個とは何とも(^_^;)イヤハヤ…。

 夏に積丹などへ海水浴へ行くと漁師の監視船が出ているのを目にします。ウニの密漁を監視しているのですが、彼らに聞いても「自分達で食べるくらいは良いよ」と言ってくれます。要するに、市場に卸すほどの量を採るなと言うことです。であるとすれば北海道新聞部長の罪とされるものは通常はお咎めなしの範囲だと考えられる。だとすると、漁師の方よりも警察の方に話を大きくしたい動機があったのでは?と邪推されるのですが…。

本社が控訴 道警裏金本訴訟 (05/01 09:51)北海道新聞

 道警の裏金問題を扱った書籍で名誉を傷つけられたとして、元道警総務部長の佐々木友善氏が北海道新聞社や同社記者に慰謝料などを求めた訴訟で、北海道新聞社は三十日、同社などに計七十二万円の支払いを命じた二十日の札幌地裁判決を不服として、控訴した。被告の道新記者二人と講談社、旬報社(いずれも東京)もすでに控訴している。

 道警の裏金問題がまだ継続中なのですね。報道機関へ圧力をかけるために仕込んでいたネタの一つがこれだった? 「控訴するなら、このネタばらすよ!」ってことだったのでは?

 報道機関といえども警察・検察機関の不正を暴こうとしたら相当な覚悟がいると言うことですが、道警につけ込まれるのも北海道新聞に前歴があるからです。新聞協会賞を受けた後の腰砕けに道警が味を占めたと言うことです。一度弱みを見せると二度三度攻撃されるという良い例です。不退転の決意が必要ですよ!

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梅はもうすぐ、桜はまだかいな?

008a_2 雪が降ったと思ったら、今日(4/30)は20℃越えでした。 家内の熱も下がった(豚インフルエンザではなかったみたいです)ので、YUZUの三輪車を買いに出たついでに、陽気に誘われて平岡梅林公園へ行ってみました。満開までにはまだ2,3日かかりそうですが、歓迎して咲いてくれている花もありました。

春ですよ! 春! ヾ(^v^)k
4月30日の平岡梅林公園(期間限定)

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2009年4月26日 (日)

今朝は雪でした。

001a 一昨日あたりから気温が下がっていると思っていたら、今朝は雪が降っていました。すぐに溶けるのでしょうけれど緑の勢いが削がれるようで残念。

 YUZUは熱を出していたけれど直ったかしら?AYAは鼻水を垂らしていたけれど大丈夫かしらん?公園のエゾリスは元気かしら? 今日は散歩も中止です。

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議員の世襲制限は実現したい!

Pk2009042502100016_size0 いよいよ総選挙が近くなったせいなのだろう、世襲政治家の禁止問題が自民党からも民主党からも聞こえてくる。左の図(東京新聞)でも分かるように自民党で割合が高いので、それだけ論議も激しいものとなるのだが、誤解して憲法違反だといきり立つようには立候補そのものを制限するものではない。問題になっているのは親族に同じ選挙区と後援会等を継がせることの方である。言ってもいないことをさも問題になっているかのように言うのは世襲制限の検討自体を葬り去ろうとする心情から出ているものと思わざるを得ない。

 選ぶのは選挙民だから世襲でも良いのだという議論にも一理はあるし実際今までそれで行われてきたけれど、政党支部を私物化するものだし、家業の如く世襲していくというのも競争者にとっては不公平だ。何より政治家としての資質に問題のある者達(安倍晋三とか中川昭一とか)が輩出されるようになり政治の劣化が国民に意識されるようになった事が大きい。今後政治家たらんとする者は同じスタートラインにたって競争して勝ち抜いてもらいたいと切に願う。

 三親等以内は制限するとか何とか議論になっているが、それこそ憲法問題になる。誰が出ようとかまわないが同じ選挙区からは出馬できないと言うことで良いのではないか? 隣の選挙区というのでは近すぎるので少なくも数ブロック離れたところでなければならないと言うところでどうか? これくらいのことは政党の権限の強いイギリスなんかではとっくに実現していることだそうだ。

 選挙区を同じ親族が継ぐと言うことが今後出来なくなる可能性は結構あると思う。ところが現役の世襲議員達はどうだろう? 国替えが可能だろうか?これが出来ればたいしたものだ。筋を通す立派な政治家と認めるよ。

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2009年4月23日 (木)

「家宅捜索」までやるというのはどうでしょう?

 今朝、当ブログへの検索で「草薙剛」と言うのがトップになっているので何かやらかしたのか?と、気にはなったのですが放っておいたところ、驚くなかれ昼のNHKのトップがこの話題でした。

草なぎ容疑者宅を家宅捜索 押収物なし、24日送検

 公園で全裸になったとして人気グループSMAPメンバーの草なぎ剛容疑者(34)が公然わいせつの疑いで逮捕された事件で警視庁赤坂署は23日午後、東京都港区にある同容疑者の自宅マンションを家宅捜索した。捜索は約30分で終了。押収物はなかった。

 赤坂署は逮捕後に尿検査も実施したが、薬物反応は出なかったという。同署は家宅捜索について「動機や事件の背景を探るため」と説明。24日に草なぎ容疑者を送検する。

 赤坂署によると同容疑者は22日夜から23日午前2時ごろまで、赤坂の飲食店2軒で知人の男女と計3人で飲酒。店を出た後、女性と一緒に歩いて現場の檜町公園の近くまで行き、女性と別れたという。

 草なぎ容疑者は午前3時ごろ、檜町公園で全裸で騒いでいたところを通報で駆けつけた警察官に現行犯逮捕されており、同署は一緒に飲酒した男女からも事情を聴き、詳しい経緯を調べている。
2009/04/23 19:25 【共同通信】


 「公然わいせつ」と言っても夜中に酔っぱらって裸で騒いだだけでしょう?逮捕というのも大げさと思うのですが家宅捜索とは穏やかでない。 こんな事くらいで家宅捜索令状が降りるものなのか? 尿検査で薬物反応を調べたと言うから大麻もしくは覚醒剤あたりの使用を疑ったのだろうか? しかし尿検査では何も出ていないのだから家宅捜査をする根拠は薄いと思うのだが…。 「念のため」とでも言うのだろうか?それにしても「念のため」で家宅捜索まで許される社会というのはどうでしょうかネー?

 警察は「動機や事件の背景を探るため」と説明したようですが、酔っぱらってスッポンポンになった動機と背景を警察は調べてくれるというのですか? 誰も頼んでいないし、余計なお世話でしょう。

 自分にとってはあの不愉快な地デジのCMを当分目にしなくて済むことは歓迎だし、商品や企業イメージを壊してしまうのでCMを取りやめるというのは理解できるのですが、「あんな悪いことを」と言うような非難は度が過ぎている。 「迷惑」だけど「悪事」とまでは思えない。 酔っぱらって脱ぎ始めるという人間の噂は結構耳にしているでしょう??

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2009年4月21日 (火)

恐るべし!デヴィ夫人

 昨日はデヴィ夫人の行動をからかい気味に書いたのですが、至極まっとうな意見の持ち主でした。街宣車を繰り出した右翼との一戦、と言うよりも警察との一戦を自身のブログに書いておりますので読んでみてください。
デヴィの独り言 恐るべし!

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2009年4月17日 (金)

「福祉を食い物にした」極悪人ですか???

 「福祉を食い物にした」との決まり文句な物言いの社説(信濃毎日新聞4月17日)を目にした。例の障害者向けの割引料金を悪用して大量のダイレクトメールを発送していたという事件についてです。

 別にこの社説が間違っていると言いたいわけではないのですが、この事件に関わった人物達を「福祉を食い物にした」極悪人のように描こうとすることに違和感があるのです。「法律違反はしていなくとも道義的責任は免れない!(`_´プンプン)」との物言いに通じるが如くで、マスコミ人が聖人君子の高見から批判するような、そんな臭いを感じてしまう。

 「心身障害者用低料第三種郵便物」という制度を利用すると120円のものが8円で発送できるというのだから、大量に郵便物を送る業種の人は誰だって何とかしてこの制度を利用する手はないかと考えるに決まっている。悪用した人達が悪人でないとは言わないが、誰だって一度は考える。それを思いとどまるのは越えなければならないハードルを越せないと諦めるからだ。

障害者団体に成り済ますことが出来るだろうか?--無理だろうな。
広告を同封して窓口で見つからないだろうか?--見つかるだろうな。
こんなに大量に発送して変だと思われないだろうか?--あり得ないと思われるに決まっている。

 大体こんなところで諦めるだろう。それがやってみたら通ってしまったと言うのだから驚く。本当に驚くべきは通してしまったことの方にあるのではないか? これだけ悪意を誘発する制度を作っておいて、それを防ぐ機能を行使してきていなかったことの方を!

 誰が悪いのか?--って。悪いのは勿論、こんな事をやってのけた広告代理店や障害者団体(なりすまし?)と広告主と言うことになる。それに加えるとしたら、利用されたお人好しの議員(噂が本当なら)と言ったところか。しかし何より問題はチェック機能を果たせなかった郵政側にある。

いい加減「性善説」で行動するのはやめませんか?
マスコミも「道徳的高見」から非難するのをやめて、チェック機能を効かせるように持って行きましょう。

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2009年4月16日 (木)

漢検の理事長の思いは?

 漢検の理事長が頭を(渋々)下げている場面をテレビで眺めながら理事長の心の声を想像していました。不謹慎かもしれませんが、典型的な中小企業の経営者と見えました。自分がここまで大きくしてきたのに何でそんなに悪く言われなければならないのか?--と言うものです。勘違いと言えば勘違いですが、気の毒な気もします。

 マスコミの記者だかレポーターだかに、如何にも悪人のように責め立てられるのは理不尽な思いだろうね。「俺はおまえ達みたいな青二才に悪し様に言われる筋合いはネー!」と言いたいところだけれど、それを言うと何倍にもなって返ってくるのは雪印の社長以来幾人もの経営者がさらされたのでグッとこらえたと言うところだろう。

 元々財団法人を運営していくと言うような大きな志があったとも思えない。ちょっと商売になるかなー?と思って始めた仕事で、ハク付けに財団法人を名乗らせてもらったところ、いつの間にやら財団法人の方が一人歩きして企業や学校が権威を高めてくれ、それにこのところのテレビのクイズ番組の影響かやたら漢字検定を受けたいという人が増えて、ウハウハだったところが、今度は儲けすぎだという批判。全く訳が分からん!と言うのが正直なところではないのか?

 漢検の財団法人の資格を取り消したらどうなのよ?通常の企業活動としてやって行って、税金を払ってもらえばなんの問題もないのではないか? 勿論、財団の資格が取り消されたら、福武書店とか他の企業も参戦してくるだろうし、競争で検定料も下がるだろうし、漢字検定の資格も社会的に意味のないものになっていく。それで何か問題でも?

 財団法人なんかにしたから漢検が事実上の独占企業になり、利益が集中し、漢検の資格なんてものを有り難がる風潮が出来てしまったのだ。巷には何の意味があるのか分からない資格がたくさんある。ある職業への参入障壁として意味が当初はあったのかもしれないが、資格所持者が現在どれだけ意義を感じているかは疑問だ。ほとんどが資格認定を所管する役所の為に維持されているに過ぎないのではないか?

 これはあくまで想像ですが、漢検の理事長がふて腐れた顔の陰で本当に思っていたのは「文科省の役人にポストを幾つか用意してやったらこうはならなかったかもしれないなー?!!」ってところでないと宜しいのですが…。

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2009年4月15日 (水)

最高裁が痴漢事件で逆転無罪判決を出した。

 夕刊を見ながら家内から「あなたなら最後まで戦う?」と質問された。

痴漢で逆転無罪判決 最高裁「女子高生の供述に疑い」
(04/14 16:01、04/14 22:27更新)北海道新聞

 2006年に小田急線の車内で女子高生に痴漢をしたとして、強制わいせつの罪に問われた防衛医大教授名倉正博被告(63)=起訴休職中=の上告審判決で、最高裁第3小法廷は14日、「被害に関する供述には疑いの余地がある」と判断し懲役1年10月とした1、2審判決を破棄、逆転無罪を言い渡した。無罪が確定する。

 判決は、満員電車での痴漢事件について「客観的証拠が得られにくく、被害者供述が唯一の証拠となることが多い上、被害者の思い込みで犯人とされた場合は防御の手だてが容易ではないとの特質から、特に慎重な判断が求められる」と指摘した。


 40代くらいまででないのと思っていたのですが、この人も60代。私も今年で還暦なのですが決して他人事でないということに少々ショックを受けました。 こんな疑いをかけられたら無罪を勝ち取れても、冤罪のままでも「死んでも死にきれない!」と私は答えました。それにしてもシンドイことで、耐えきれるかどうか自信はない。

 多くの痴漢とされる事件では物証を確保する事なく、被害者(とされる人)の証言だけを頼りに訴訟が行われているようです。映画「それでも私はやっていない」を見るまでもなく、無罪の立証を弁護側が理不尽にも負わなければならないというのが日本の裁判の実情だ。 確かに痴漢行為を受けた被害者はかわいそうで、警察や検察が如何に正義感にあふれ、処罰感情に突き動かされるとしても「無実の人間を罪に陥れる」事があってはならない。 推定無罪の原則を心にとどめてほしい。

 最後にマスコミの取り上げ方に疑問を感じる。 見出しに『最高裁「女子高生の供述に疑い」』とあるのですが、これでは女子高生の訴え自体を否定したようにとれる表現だが、そう言っているのだろうか? 問題は被害者の証言だけで訴訟に持ち込んだ検察と、証言だけで有罪を言い渡した裁判官の判断とを問うているものだと思う。 最高裁は刑事裁判における「推定無罪」原則の徹底を求めたと見るべきではないのか?

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2009年3月30日 (月)

いよいよ腐ってきたか?自公政権!

 金曜夕方から体調が悪くダウン。ようやく起きてニュースに目を通しているとびっくりニュース。

 警視庁練馬署は30日、温泉施設の脱衣所ロッカーから財布や高級腕時計を盗んだとして、窃盗の疑いで東洋大の高橋洋一教授(53)=東京都板橋区=を書類送検した。

 元財務官僚の高橋教授は竹中平蔵元総務相のブレーンとして知られ、2004年には内閣参事官として郵政民営化推進に従事。08年3月に退官し、東洋大教授に就任した。

 送検容疑は24日午後8時ごろ、練馬区にある天然温泉施設の脱衣所で、鍵のかかっていなかったロッカーから男性会社員(67)の現金約5万円入りの財布や高級腕時計など計約30万円相当を盗んだ疑い。

 練馬署によると、盗難に気付いた会社員が同署に通報。駆けつけた署員が防犯カメラに映っていた人物と似ていた高橋教授に事情を聴いたところ、容疑を認めたという。

 同署によると、高橋教授は「高級腕時計を持っているのがどういう人なのか興味があったので盗んだ」と供述しているという。逮捕しなかった理由について、同署は「証拠隠滅の恐れがなかった」などとしている。


 何か植草氏と同じような事件のにおいがする。何で高橋洋一が窃盗なんだよー??植草氏の盗撮も??でしたが……怪しい。信じられなーい!

 最近の民主党小沢氏の大久保秘書に対して行われた、検察リークと受け売りマスコミによって流される「有罪心証」の形成と全く同じやり方だ。「容疑を認めた」という話も「高級腕時計を持っているのがどういう人なのか興味があったので盗んだ」という話も本当か嘘か分かったものではない。 「証拠隠滅の恐れがなかった」と警察は言っているようだが、そもそも証拠の品を高橋氏が持っていたのかい?証拠は没収していないの?おかしいでしょう? 証拠隠滅をしようと思えば高級腕時計と現金ならいくらでも出来るでしょう。「逃亡の恐れ」というなら有名人だからないかもしれないが…。

 どうにも警察の言っていることは筋が通っていない。何か別な事件として処理されたものを、警察か検察の誰かがまたはその裏で糸を引く人物か勢力が、高橋洋一をたたく良い機会だと無理矢理窃盗事件に仕立てあげた臭いがプンプン臭ってくる。

 植草氏の事件でも何か警察がつけ回していた形跡があるように、最近の自公政権は政権に批判的な人物をつけ回して引っ張るようになったのかい? 折しも今日は横浜事件の第4次再審請求に対する判決があったけれど、何か治安維持法の時代を連想させてしまうのですが…今は一体いつの時代なんでしょう? 記者をつけ回す中国政府のことも、記者を撃ち殺すプーチン政権のこともとても他人事とは思えない怪しさですねー。

 何か独裁政権末期の様相を呈してきたような感じなのですが、政権にしがみついているのは自民党ですか?公明党ですか?それとも官僚(警察・検察を含む)でしょうか? 

 変わるものが変わらなければ腐るばかりだ。

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2009年3月24日 (火)

野球も政治も似ている?

 明日(24日)、注目されているのは大方二つ。民主党小沢党首の秘書の起訴如何と再逮捕如何、そしてWBC決勝の行方だろう。この二つは片や政界の話、他方はスポーツで全く違っているようですが、どことなく勝負の綾と言うことからするとにているかも?

 日本と韓国は宿敵とされているけれど、第2戦、第3戦と打ちあぐねて負けた試合では日本選手の大振りが目について仕方がなかった。アメリカに行っての第4戦も途中までは明らかに大振りが目立った。とりわけ巨人に移籍した小笠原には次のような悪態をついていたのです。-- 大砲ばかりの巨人でミスター・フルスイングなんておだてられてその気になってんじゃーないよ (`_´)! そんなに振り回したって当たる訳ないだろー(`_´)! --ってな具合です。 それが聞こえたわけでもないでしょうが、8回に振り回してツーストライクを取られてからのバッティングから変わった。そして全員が見違えるようにコンパクトに振り始めた。

 多分、韓国との初戦にコールド勝ちしてバッティングに悪い癖がついてしまったように思うのです。その悪癖にようやく4戦目の終わり頃に気づいたと言うところだろうか? 本来ならコーチが叱って修正するところなのだろうけれど、何せ大リーガーや主軸選手ばかりなのでコーチの方が気後れしているってところでしょうか? 幸いにも今日のアメリカ戦で分かるように修正されたように思うので明日の韓国戦は期待できるかと…。 かえって韓国の方がベネズエラ戦で大勝ちしているので打線に悪い影響が出るかもしれない。

 話が変わって民主党の方ですが、私は先日このブログに「検事総長国会招致をためらうことはない!」と大層な題をつけて書いたのですが、結局民主党は決断しなかった。マスコミの書く世論に遠慮したのかどうか分からないがとにかく打つべき手を打たなかったと思う。結局は明日の検察の決定を待つという態度に終始してしまった。 積極的に仕掛けることをやめて受け身になってしまったということだ。 結果オーライと言うこともあり得るけれど、ともかく相手が技を自由にかける余裕を与えたと言うことになるので、対応に苦慮することになりかねない。相手が繰り出せる技の範囲を狭める行動をとっておく必要があったと思うのです。

 打つべき手を打たないとズルズルと負けが込むことになるのは野球も政治も同じだ!--というのは牽強付会が過ぎますか?

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2009年3月16日 (月)

JRに対する「取水取り消し」で良いんだろうか?

 ここ数日、ちょっと気になっていた記事について書きます。それはJRの不正取水の件。テレビのニュースを見ていたときはダムから放流が始まり川がよみがえると住民が喜んでいる姿でしたが、その後に取水停止となったJRの発電所は停止し、それが首都圏の運行に関わる電力量の23パーセントを占めていて、その穴埋めを首都圏の火力発電と東電からの購入でまかなうとの対応を聴きました。素朴に「炭酸ガスはいいんかい?」と思いました。

 国交省北陸地方整備局(新潟市)によると、同社は、信濃川流域に設置した3か所の水力発電所で、規定の最大取水量を超えても記録されないよう、取水量観測機器のプログラムを改ざん。2002~08年の7年間に計約3・1億トンを不正に取水していた。

 不正行為は超過取水だけではなかった。宮中取水ダムで、取水口近くにたまった土砂を流すゲートの巻き上げ機を無断で撤去。ゲートが常に水に漬かっている状態となり、国交省は「腐食する危険がある」と問題視する。無許可で放水路に仮設道路を設けてもいた。同整備局も「これだけ違反を繰り返すとは法律軽視も甚だしい」とあきれる。

 同整備局は10日、河川法に基づいて同社の取水許可を取り消し、同社は同日、3か所の水力発電所の稼働を全面停止した。

 信濃川の発電所は、JR東が使用する全電力の約23%(07年度)をまかなっていた。首都圏だけで見ると、06年度では36%に達するという。不足する電力は、川崎市にある同社の火力発電所をフル稼働させて必要量の5割近くを確保し、残りは東京電力からの供給に頼るという。しかし、電力需要が高まる夏に必要な電力をまかなえるかどうかは、同社幹部も「心配だ」と話す。

 取水停止翌日の11日、同社は清野智社長を「減給50%、3か月」とするなどの処分を発表した。同社は取水許可の再取得を目指すが、国交省や地元自治体の同社に対する不信感は根強く、夏までに発電所が再稼働する可能性は極めて低い。
(2009年3月13日14時53分 読売新聞)

 上記の通り取水量を記録するプログラムを書き換えたりと、かなり悪質なのですが取水取り消しが本当に処罰になるのか?との疑問を持っている。取水取り消しではなく、くすねた分の倍返し三倍返し十倍返しという金銭的なペナルティはあり得なかったのか? 川に流れは戻るけれど、国の温室効果ガス削減目標に直接反する結果を招くことはどうなのよ?と思う。 取水停止では万引き犯にしばらく入店禁止を通告するようなもので実質的には罰と言えないのではないか?

 もう少し長い目で見ると、この夏の使用電力量ピーク時には東電などからの買電が難しくなることが予想されている。そのときに電車の運休が出来るのか?と考えると首都圏で電車を止めることは大問題だろう。とすれば、困るのはJRというよりも市民の方で、いわば市民を人質に取られて取水停止というペナルティを続けるかどうかの選択を迫られることになりかねない。

 もう一つの解決法として持ち出されかねないのが柏崎刈羽原発の再稼働問題だ。

柏崎刈羽原発で「告発」=管の亀裂認め、隠ぺいは否定-東電

 東京電力柏崎刈羽原発1号機(新潟県)で1998年、原子炉内の水位計測などをする管に亀裂が見つかったが、下請け業者などの間で事実が隠され国への報告も怠ったという「告発」が、同県に寄せられたことが分かった。県が13日、明らかにした。
 東電は同日、社内調査の結果を公表、ミリ単位の貫通した亀裂が複数あったことは認めたが、完全に修復されたため安全性に問題はないとした。隠ぺいも否定した。
(2009/03/14-00:29)時事通信


 動かしてみたら火災が発生したとか、上記のように隠蔽が疑われることが起こったりと再稼働に向けて心配な出来事が続いている。一度揺さぶられて壊れた原発は二度と使えないのではないかとすら考えてしまう。東電は勿論再稼働したくてうずうずしているが地元の不安を払拭することに苦労をしている。この時に首都圏での交通麻痺のおそれは良い口実になり得る。こんなことでハードルを下げて再稼働を急ぐとしたら危険きわまりないことだ。

 これまで可能性として考えたことは陰謀論が過ぎるかもしれないが、不正に対する処罰方法を多面的に考える必要があったのではないだろうか? このままでは早晩処分撤回に終わってしまいそうな気がする。

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2009年3月13日 (金)

国民はこんな対応を求めているだろうか?

カルデロンさん一家、長女・のり子さんだけ日本残留

 不法入国で強制退去処分が確定した埼玉県蕨市のフィリピン人、カルデロン・アラン・クルズさん(36)一家が法務省に在留特別許可を求めていた問題で、同省東京入国管理局は13日、一家に対し、中学1年の長女のり子さん(13)の在留特別許可を認める方針を伝えた。

 アランさんと妻サラさん(38)については、のり子さんの養育環境の調整のため来月13日まで拘束を猶予される仮放免とし、同日に強制送還する。

 一家は3人で在留できるよう求めてきたが、同省は家族での在留は認めず、3人で帰国するか、のり子さんだけを残すかを決めるよう求めていた。13日が回答の期限となっていた。

 サラさんとのり子さんは同日午前、東京入管に出頭し、すでに収容されていたアランさんと面会して今後の方針について話し合った上で、入管側と協議。当初は「3人で残りたい」との従来の方針を訴えたが、最終的に、夫妻が帰国し、のり子さんが残ることを了承した。東京入管は今月中にも、のり子さんに対し在留特別許可を出す予定。

 一家は、サラさんが92年、アランさんが93年に偽造パスポートで来日。のり子さんは日本語しか話せない。06年にサラさんが入管法違反で逮捕されて有罪判決を受け、3人とも強制退去を命じられた。地元の蕨市議会は、一家での在留を求める意見書を議決していた。
(2009年3月13日15時45分 読売新聞)


 のり子さんの両親は娘一人を日本に置いてフィリピンに送還されるという選択を選ばざるを得なかった訳です。地元の蕨市議会も、一家での在留を求める意見書を議決していた位ですから入国の経緯はともかくとして、現在はまじめに働き生活も成り立っていると言うことだろう。であればこのような冷たい決定を押し通さなくても良かったのではないかと思う。法治国家としてやむを得ない措置だというならせめて両親が再入国できるような特段の配慮を用意しておいてほしい。日本国民の一人としてそうした行動を日本政府には望みたい。

 思い返すと、まだ私が小学生の頃まではブラジルに移民しようなんて人がいたもので、まだまだ貧しく国外に活路を求めようとしている人たちがいたものだ。親がその人達との別れを惜しんでいる姿を思い出すときもある。昨年はブラジル移民が始まって100周年だったとはいえ、今は日系ブラジル人の方が日本に働きに来る時代だとはいえ、そうした貧しい時代のことを、そして移民を制限された惨めな時代のことを忘れてはいけないと思う。そういう貧しい中から豊かな社会を築いたことを忘れてしまってはただの成り上がり国家となってしまう。自分たちの豊かさを分かち合おうとしない精神の貧しさは望むところではないのです。

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2009年3月 2日 (月)

カルデロン一家を何とか…

 兄の病気が再発したとの連絡が入った。週明け早々に入院し治療に当たることになった。苦しい治療になるのだろうけれどがんばり抜いてほしい。不安な気持ちを抱えたまま待っている父も母もいるのだから。

 こんな時には肉親の情がひときわ迫ってくるもので、他ならぬカルデロン一家のことです。

帰国日決めなければ強制退去へ 日本生まれの比少女家族

 強制退去処分を受けた日本生まれのフィリピン人、カルデロン・のり子さん(13)=埼玉県蕨市立中1年=ら家族3人が在留特別許可を求めている問題で、東京入国管理局は27日、出頭した父アランさん(36)と母サラさん(38)に対し、3月9日までにフィリピンへの帰国日を決めなければ、強制退去の手続きに入る方針を伝えた。

 一時滞在を認めた仮放免期限は3月9日まで延長されたが、延長の措置も今回が最後だという。

 入管側は既に、のり子さんだけなら在留を許可できることを伝えた上で、両親に帰国日を決めるよう要請していた。

 アランさんは出頭後の取材に「のり子はまだ1人では何もできない。悔しいです」と話した。

 サラさんは1992年、アランさんは93年に、それぞれ他人名義のパスポートで入国。のり子さんは95年に日本で生まれた。2006年に不法滞在が発覚、強制退去処分を受け、処分取り消しを求めた訴訟も昨年9月に敗訴が確定した。
2009/02/27 10:59 【共同通信】


 これまでも時々家庭内で話題にはなっていたのですが、揺れていました。人道上は認めるべきとは思うのですが、それでも不法入国も全くお咎めなしと言うことにはいくまいとの思いです。日本生まれの中学生一人を残して両親を国に帰すという判断はいかにも底意地の悪い判断に見えてしまうのですが、行政側としても法律を曲げることは出来ずに苦しんだ上での判断ではなかったろうか。冷たく平然とやったと考えるのも外れているだろう。

 ここは何とか大きな筋を外すことなく落着させることが出来ないものだろうか?公式に表明するわけにはいかないだろうけれど、両親には一度帰国してもらい、そちらの国の処置がすんだ段階で再入国してもらうというようなことが…。不法入国者は何年か再入国できないのだろうが、あちらの国とも調整して、何とか人道的配慮というか、政治的お目こぼしというかで速やかに入国を許可するというようなことを図れないものだろうか?外務省の密約は許し難いことが多いけれど、こんな密約なら国民も許すのではないだろうか。 一応入管行政の筋は通るのだから、何が何でも親子を引き裂きたいとか、日本で生まれ育って中学生にまでなった人間を追い出すことはないでしょう。

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2009年2月21日 (土)

ブログ炎上が何故刑事事件になるのか?

 ブログ炎上で一度に18人もの書類送検者を出した事件の続報が出ていました。

ブログ炎上、ネットカフェからも複数の「書き込み」判明

 お笑いタレント・スマイリーキクチさん(37)のブログ炎上事件で、キクチさんが殺人事件の関係者などとする内容の書き込みを行った18人のほかに、複数の人物がインターネットカフェなどから同様の書き込みを行っていたことが関係者の話でわかった。

 警視庁は、携帯電話や自宅のパソコンから書き込んだ18人を対象に、「表現の自由」を逸脱する書き込みをした人物を名誉棄損容疑で立件する方針だが、他の書き込みの内容も精査するなど、詰めの捜査を進めている。
--略--
 このため、同庁では、ネット犯罪の専門捜査員を投入するなどし、18人以外やネット掲示板への書き込み内容についても、キクチさんの名誉を傷つけるものかどうか、さらに慎重に精査しているという。
(2009年2月21日03時09分 読売新聞)

 この事件自体は書き込みの悪質さよりもスマイリーキクチ氏がコメント欄やトラックバック機能を開放したまま運用していたことの方に問題というか不自然さを感じています。コメント欄やトラックバック機能を閉じたまま公開しているブロガーが珍しいわけではない。ブログは情報発信が主な目的で、コメント欄は決して主要な目的ではないハズで、身に覚えのない事柄を書き込まれることが続くのであれば閉鎖することになんの問題もないはずである。それを敢えて公開し続けたところに恣意的なところを感じる。 勿論、閉鎖できると言うことを知らなかったと言うことも考えられるが、迷惑を受けた時点で周りに一人くらい詳しい人が居ただろう。イヤ、自分でやっているならそのくらいは知っていたと思う。

 確かに無責任に書き込んだ人達を弁護するものではないですが、内容が悪いとはいえコメント欄をわざわざ公開し続けているのでしょう?警察だって、普通なら訴えを受けた時点で「コメント欄を閉鎖すれば済むことでしょう」と諭して終わらせて良いのではないだろうか。ずっと切実なストーカー事件ですら簡単には乗り出さなかったはずなのに…。 ネットカフェからの接続を調べるために、プロバイダーに接続情報の開示を求めているそうですが、何を調べようと言うんでしょう?

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2009年2月15日 (日)

何で小泉が!

 久しぶりにマスコミは小泉元総理に食いついています。あまり見たくなかった顔ですがテレビ的にはおいしかった小泉時代よもう一度というところでしょう。 郵政民営化だけならまだしも定額給付金の話題も投げかけて、民主党への撒き餌も万端、ロシアで高みの見物、世論の動向を探っていると言ったところでしょうか。 森元総理も郵政選挙の時の「堅いチーズ」宜しく記者達に「うるさい!」と不機嫌を装う田舎芝居を見せてくれている。 政局に関する天才と持ち上げる向きもあるが、柳の下にドジョウが二匹いるとは思わない。それほど国民も馬鹿ではないでしょう。 それよりも民主党が変な色気を出さないように願ってます。

 何で今頃飛び出してきたのでしょう? それにしてもロシアに行って何をするつもりでしょう? 田中直樹のシンクタンクの顧問をやっているようですが、ハク付けのお飾りで世界情勢に関心があるようには見えないのですが一体どうしたことでしょう? 郵政民営化はアメリカのためと噂されている御仁ですから今度のロシア行きもアメリカの差し金でもあるのでしょうか? 現職の総理を批判してから出発するのですから日本政府の密命があるとも考えにくいのですが…。 まさか歴代の総理と同様にCIAのエージェントだなんてことは無いでしょうね。 中国はアメリカの国債を無条件で買い込むなんてことは考えていない以上、アメリカにとって日本の金の重要性はますます大きなものとなっている。 普通の国の政治家なら精一杯高く売りつけるチャンスと考えるのでしょうが、自民党にはアメリカに喜んで貢ごうとする政治家ばかりで、じっとしていることが出来ないもののようだ。 それで最近テレビ出演の多い竹中平蔵に続いて本命の小泉純一郎が飛び出してきたと考えると納得できるのですが…、想像が過ぎるだろうか?

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2009年2月 5日 (木)

自滅への道を辿るのか?

 昨日のクローズアップ現代で今話題のネットPCが取り上げられていました。ゲストが遠藤諭氏でアスキー総合研究所所長との肩書きが振られていたのですが、確かこの人はパソコン雑誌で自作機を作りまくっていた人では無かったろうか?自分の記憶間違いかもしれませんが、話はすこぶるわかりやすかったです。

 途中、富士通がこのネットPC対抗機を検討する場が映されましたが、技術者の「品質は落とせない」と頑張る場面がほほえましいというか、気の毒というか…「これは勝負にならないよ」と感じました。そもそも技術屋に相談するというのが間違っている。ASUSは技術者になんか相談していないだろう。自作機を作ったことのある人は分かると思うが、何年も前からパソコンは各種部品の単なる寄せ集めになっている。だから、高価で重いソフトを走らせないで、インターネット環境を利用し限定された作業をこなす低価格機を作ろうと考えるなら、まずは最低基準を満たす安い部品を集めることから始めるだろう。それを組み合わせて、うまく動かす為のマザーボードの設計とチューニングの段階で技術者の手を借りれば出来るだろう。技術屋から出発したのでは絶対出来ない。

 ITゼネコンという言葉がありますが、まさに富士通やNEC、NTTデータ、日立などがそうなのだろう。安倍総理の時に年金の名寄せを完了するために何億円か掛けてソフトを開発すると言っていたが、未だに何の解決もしていない。如意棒のようなソフトはどうしたのか、完成したのか、それは役に立っているのか、無駄金を使ったのなら誰か責任をとったのか?一向に明らかでない。そもそもデータがデタラメなんだからコンピューターでどうにかなる問題でないことはITゼネコンは知っていたでしょう。ついでに、名寄せくらいは市販ソフトに手を加えれば出来る位のこともITゼネコンは知っていたでしょう。官僚に教えたかどうかは知らないが、ともかく何億かの税金を国民からくすねることで厚労省と手を打ったわけです。

 官僚が馬鹿だからか腹黒いからだかは分からないが、一緒になって国民の税金を食い散らかして、オイシイ思いを続けている間に日本のメーカーは世界中の消費者からそっぽを、向かれるようになってしまったと言うことでしょう。 携帯電話しかり、薄型テレビ然りだ。

 日本のメーカーには立ち直って頑張ってもらいたいとは思うけれど、既得権を握った業界や役所が横柄なのには我慢がならない。テレビを見ていて一番我慢ならないのが地デジ移行の広告だ。スマップの草薙が平然と「アナログと表示されているテレビは映らなくなります」とやっている奴。(草薙君の好感度も私のなかでは大暴落です。) そちらの都合で国民に面倒と出費を強いるのに「映らなくなります」は無いだろう。テレビを買い換えろ、そうでなかったらチューナーを自分で買えと言うのは余りに横柄だ。クーポンを配るとかレンタルするとか国民の負担が少ないように考えて当然ではないか。 こうしたことをテレビ局を持つ新聞も何も言わない。地デジを視聴する方法はこうですと広告するのが仕事ではなくて、地デジ放送への移行責任は国にあるのですから、負担も国側でと主張して当然ではないか。

 今までは既得権を持つもの達が手を携えて国民を愚弄してきた。それがグローバル化のなかで立ち行かなくもなり、国民もインターネット化のなかでマスコミ以外の情報源を得て目覚めつつあるのが現在だと思う。企業にとっても厳しい時代だとは思うが官とつるんでオイシイ思いを続けていきたい企業は市場に淘汰される日も近い。自滅への道を辿っていると気付かないならば………。

それも良いだろう!…と思うのです。

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2009年1月 5日 (月)

中東における人間の正義?

09010119000 新年はいつもニューイヤーコンサートを眺めながらノンビリすることにしているのですが、今年は「美しく青きドナウ」の演奏前にバレンボイムの挨拶が入った。「2009年が平和の年となりますように。人間の正義が中東において実現しますように。」とのコメントでしたがこの時に中東の地では皮肉なことにガザへのイスラエルの攻撃が続き400人以上の死者が出ていたし、今日(4日)はいよいよイスラエルが地上戦へ踏み切ったとの報道がなされている。

 ユダヤ人のバレンボイムが言う「人間の正義」はヨルダン川西岸とガザ地区にパレスチナ人の国家が出来、イスラエルと共存するというあたりにあるのだろうと思われる。しかしいつものことだが主要にはイスラエル内部のシオニストたちの活動によって暗礁に乗り上げることが常である。ガザの封鎖なんかもハマス封じと言うよりもパレスチナ人追放ないしは虐殺にしか見えないのだ。

 アメリカから伝えられる声明は「ハマスのロケット弾攻撃」をまず強調してイスラエルの自衛権を認めるとの文脈で語られることが多く、自衛という割には死者数で100対1と圧倒的に一方的な攻撃に見えるところがいかにも白々しい欺瞞に見えて仕方がないのだけれど、他方ハマスの方も地上戦への突入を待ち望んでいるような言動が見られイラク状態を作り出そうとしているのか中東全域を戦争へないしは革命へ誘おうとしているかのようだ。今のところ圧倒的な軍事力を見せつけているようだけれど中東全域の親米政権の行方如何ではイスラエル滅亡への坂を転がり出さないとも限らないそんな危うさも感じられる。

 ブッシュ政権は残すところ2週間だ。オバマ政権が今回の軍事行動を見て中東政策においてどのような行動を起こすのだろうか? 少なくともオバマがイスラエルに外交政策の舵を握られることを好むとは思えないのだが…さて?

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2009年1月 1日 (木)

今年もよろしくお願いします。

 おめでとうございます。 昨晩は自炊時代を思い出して私手製の串カツで年越しと相成りました。スーパーで半額の串カツとは違って上等の肉を使っているので柔らかく美味しいことこの上ない…ハズ? さて、元旦の札幌は雪との予報でしたのでのんきに寝ていたのですが、お友達のツグミ君の鳴き声にブラインドを開けると晴れ渡っているではありませんか。ヤレヤレ、少なくとも気分だけは良く新年を迎えられたわい! と言うことで、今朝はツグミくんの姿を見ていただきます。手持ちなのでぶれますがご容赦を!

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2008年12月30日 (火)

福祉の貧困

 昨日(28日)は二人で蠍座まで映画「休暇」を観に出かけました。以前から注目していたのですが、北海道で観るのは無理かと諦めかけていました。以前ソクーロフの「太陽」を観たときには5人くらいでしたので、今回もそんなものかと覚悟して出かけたのですが、意外にも補助椅子を出すほど盛況でした。

 声高に死刑制度反対と叫ぶ映画ではないのですが、国家が刑を執行すると言っても国家ができるはずもなく、刑務官という名の生身の人間が執行する、その苦悩ぶりを描き、死刑制度そして来春からの裁判員制度を考える場合の一視点を提示するものと思いました。映画とはいえ、死刑執行のシーンでは館内に緊張が走るのが分かりました。できることなら議論の前提として国民全員に観てもらいたいもの。

 今日は今月の7日に逮捕されていた東金市の事件の容疑者が殺人容疑で送検されたことが報されていました。警察からの小出しの情報によって容疑者が真犯人との心証が形成されていく経過がどうにも不透明だ。容疑者は知的障害者だと言うのだから実名報道がそもそも適正なのかも疑わしい。

 千葉県東金市、保育園児成田幸満(ゆきまろ)ちゃん(当時5歳)が殺害された事件で、東金署捜査本部は28日、同市東上宿、無職勝木諒(かつきりょう)容疑者(21)を殺人容疑で千葉地検に送検した。


 発表によると、勝木容疑者は9月21日午前11時18分~午後0時26分の間、自宅マンションの浴槽で、幸満ちゃんを水につけて窒息させ、殺害した疑い。

 捜査幹部によると、勝木容疑者は、殺害時の詳しい状況などについて供述を始めているという。

 ただ、幸満ちゃんを部屋に入れた経緯や殺害の動機については、不可解な点があり、捜査本部は慎重に調べている。
(2008年12月28日19時25分 読売新聞)


 ちょうど、本屋で見かけた「自閉症裁判」--レッサーパンダ帽男の「罪と罰」と言う本を読んだところなので、尚更この事件との類似性に思い至らないわけにはいかない。「経過や動機に不可解な点があり」と捜査側は言っているが、できた調書は警察の描いた絵に過ぎない可能性が大である。

 警察も好きこのんでやっているのか仕方なしにやっているのかは分からないのですが、本来は福祉で対応すべきところを福祉の貧困さのために警察が対応するしかないという状態に陥っている一例のようにも思える。それは山本譲司氏が「累犯障害者」のなかで詳しく描いたところだ。若く健康であっても生活しずらいこの日本では障害者や高齢者の生きにくさは何倍にもなる。一度道を踏み外したものは二度と戻っては来られない。結局は警察のご厄介になるしか生きて行きようがないのではないか?

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2008年12月26日 (金)

時間がもったいなかった4時間半

081224185501 24日夜放送された「あの戦争は何だったのか-真珠湾への道」なる番組を観ました。考えてみるとクリスマス・イブで、子ども達と浮かれていたはずのこの日に放送するとは良い度胸をしている。もっとも我が家はケーキもなく、ホタテの炊き込みご飯で夕食と言うことで、既にクリスマスなんてどこの話?という風情なので抵抗もなかったですが…。

 軍部に引っ張られて泣く泣く戦争に突入していったという歴史観から、最近はマスコミも国民も戦争を望んでいたとの解釈がなされるようになったことをこの番組も示している。そしてそのことは正しいことだと思うし、今後の日本の進路を考えても必要なことだと思うが、「国民が気付いていないから教えてあげる」との上から目線を感じるのは私がひねくれているからだろうか?解説が長すぎるのだ。

東條の開戦決意時の、「日本は下手をすると未来永劫膝を屈しアメリカに石油を請い続けることになる」だから闘うのだとの言葉程、歴史の皮肉を感じた言葉はない。膝を屈しないために闘ったはずが、戦後60数年の今なお日本に米軍基地があり、強要されてのものかすすんで貢いでのものかは定かでないが思いやり予算なるものを米軍に支払い、グアムに移転すると言えば移転経費を負担させられている。これが闘った結果なのだから、これほど皮肉な話はない。戦犯として処刑された人達は敗戦という結果は見たが、遥かに長い期間に渡る無惨な結果を見ないで死ぬことができたのだからある意味幸せかもしれない。日本の歴史に残した爪痕の大きさに気も狂わんばかりになること間違いがない。知性があるならば…だが。

 それにしてもドラマとしては全くいただけなかった。戦争前夜の緊張感も何も感じられないのだから失敗作と言うしかない。何よりビートたけしの東条英機がいただけない。滑舌が悪すぎる。台詞からも表情からも心の中を窺い知ることができない。心の中を見せまいとする演技もあると思うが彼の場合はどうも空っぽにしか見えないのだ。台詞を喋ることに汲々としていて演技なんて考えている余裕もないのではないだろうか?役者は止めた方が良いと思う。

 それと野村万作の昭和天皇も毅然として立派すぎる。自分としてはソクーロフ監督の映画「太陽」でのイッセー尾形の姿の方が納得がいく。第一あんなにリーダーシップがあるならGHQとしても戦犯から救いようがなかっただろうと思ってしまうのだ。

 実はドラマとして興味があったのですが、役者が払底しているとの印象をますます強く持った。しかし本当は役者を選ぶプロデューサーの能力の方が問題なのかもしれない。この4時間半は総じて保坂正康の歴史観を解説してもらう番組だったとの印象しか残らなかった。だとしたら「時間がもったいない」。

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2008年12月17日 (水)

「休暇」がようやく札幌に来た

Qka_main_2 前から見たいと思っていた映画でしたがなかなか来ないので今年は無理かもと諦めかけていたところ、蠍座で29日まで公開しているとのこと。 蠍(さそり)座の名を目にしたときはポルノ3本立てなんてのを上映していたオリオン座だかオデオン座だかを連想してしまったのですが、上映作品をずっと見続けてきたところ至極上質な映画を上映し続けているので注目していました。ちょっと怪しげな名前のミニシアターですが、館主の選択眼は確かで、シネコンにかけられない良質な映画が続々と上映されています。 さて、師走ですが何とか時間をあけて見に行くことにしましょう。

ちなみに場所は
札幌市北区北9条西3丁目
タカノビルB1
TEL.011(758)0501

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2008年12月16日 (火)

スリリングな記者会見?!

 記者会見で靴を投げつけられるとはブッシュ大統領も驚いたことだろう。

 [バグダッド 14日 ロイター] ブッシュ米大統領は14日、イラクの首都バグダッドを予告なしで訪問し、タラバニ大統領やマリキ首相らと会談した。ブッシュ大統領のイラク訪問は2007年9月以来。2003年のイラク戦争開始以来4回目となる。来年1月の任期切れを控え、在任中最後の訪問になるとみられる。

 イラクと米国はこのほど地位協定締結で合意。同協定のもと、米軍は2009年7月までにイラクの主要都市から撤退、2011年末までにはイラクから全面撤退する。ブッシュ大統領の突然のイラク訪問はこの合意に続くもので、2003年のフセイン政権崩壊後に悪化した治安の回復に謝意を示し、米軍撤退後に治安維持に果たす役割が増大するイラク警察および軍関係者を激励することが目的とみられる。

 ただ、マリキ首相との共同記者会見中、イラク人記者がブッシュ大統領に靴を投げるハプニングがあった。記者はアラビア語で「これがイラク人からのお別れのキスだ、犬め」と叫び、靴を投げつけた。中東では靴を人に投げつける行為は最大の侮辱行為とされる。一方の靴はブッシュ大統領の頭上を通過。もう一方はブッシュ大統領が身をかがめたため、当たらなかった。マリキ首相も腕を伸ばし、靴がブッシュ大統領に当たるのを防ごうとした。靴を投げつけた記者は直ちに拘束され、会場から連れ出された。


 突然の訪問に驚いていたのですが、それよりも…ですね。何とか地位協定を結んで、かっこよく引退のセレモニーと行きたかったのでしょうが、イラク人の恨みの感情を見せつけられ、格好悪く引き下がるしかないようです。ただ、靴が当たらなかったことは残念!…じゃなくて、幸いでした。如何にブッシュといえども「蛙の面に小便」と言うわけにはいかないので、洒落にならない。(それにしても、記者さん大丈夫かなー?)

 記者会見の席で記者自身が手を出すというのは本来はまずいことだ。しかし、国をめちゃくちゃにされて、身内や友人に死者を抱えたであろう人間のやることとしてはものすごく共感できるものがあります。 以前、ブログに書いて随分批判されたのですが、グリーンピースが調査捕鯨のなかで鯨肉の横領が行われている証拠を挙げようと窃盗を働いた件と似ている。 靴を投げつけた記者を裁くのと、戦争で多くのイラク人と米兵を死なせたブッシュ大統領を裁くことのどちらに意味があるか?と、聞きたい。--多少の無理は承知で断言させていただきました。

 アメリカの記者会見は結構スリリングだと聞いていたけれど、イラクも負けずにスリリングだと言うことが分かりました。振り返って日本の記者会見はどうでしょう? 先日の麻生総理の記者会見なんかを聞いていて驚いたね。仕切っている人が「どなたか質問のある方は社名と名前を名乗って質問してください」と言ったかと思うと「ハイ、何々さん」と指名するのです。「何々新聞の方とか何々テレビ局の方」と言わずにいきなり個人名を呼ぶのです。---何だよ!知り合いかよ!?って感じ。 記者クラブ制度に守られてお友達なのかもしれないし、実は質問事項も、だれが質問するかも事前に調整済みなのかもしれない事をうかがわせるに十分な出来事でした。緊張感がないこと甚だしい! 記者会見は記者クラブ外の記者にも開放しましょう!

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2008年12月15日 (月)

可愛いとはいえ…

Dscn0512c 急ぎの仕事をようやく仕上げ、昨日は久しぶりに近くの公園へカメラを持って出かけました。一部に原生林が残っているところでエゾリスも住み着いています。老人達の心の友なんですねー。いつも数名の老人達の姿を見かけることができます。かくいう私も立派にお仲間なんですが…。 可愛いのは分かるのですが、餌付けをしようとするのはどうかな?と思っています。人間をはじめとする他者への警戒心が薄れることは野生にとっては致命的なことになりかねないので…。住宅街に囲まれているとはいえ、何せ上空には猛禽類が時々姿を見せるのですから決して「油断めさるな!」と言うことです。

 折しも昨日は佐渡のトキが一羽動物に襲われて死んだらしいとの報が入っています。 

環境省は14日、新潟県佐渡市で9月に放鳥した国の特別天然記念物トキ10羽のうち1歳の雌1羽が同市の山中で死んでいるのが見つかったと発表した。放鳥したトキの死が確認されたのは初めて。

 環境省佐渡自然保護官事務所によると、死んだトキは14日午前10時半ごろ、地元の住民が発見。現場では羽根が散乱し、肉がほとんどない状態で骨の一部が見つかった。同省はトキが動物に襲われた可能性があるとみている。

 個体識別用の足輪などから放鳥された1歳の雌と判明。死骸は同事務所が収容した。今後は佐渡トキ保護センターが新潟大学と協力して死因を分析する。

 環境省などは放鳥後から毎日、目視などによるトキのモニタリングを行っているが、死んだトキは今月9日に約5時間、歩かずにうずくまっていた様子が確認されており、けがをした可能性が指摘されていた。

 佐渡とき保護会顧問の佐藤春雄さん(89)は「唯一のペアを形成していた個体で、繁殖に向けて期待していただけに残念だ」と話している。
2008/12/14 20:09 【共同通信】

 人間に育てられた鳥を野生に戻すと言うことは想像以上に大変なことだと思わざるを得ない。外敵の存在を意識することなく育ってきた鳥には、いくら翼があると言っても警戒心をとぎすまして生き抜いていくことは並大抵のことではない。何とか生き残った個体達が二世、三世と世代を重ねていくのを待つ他ないのだろう。

 人間にできることは生存できる環境の維持にこれ努める以外にほとんどなすすべがない。この自然界に対する無力さを知ることが人類にとっては大事なことなのだとつくづく思います。

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2008年12月 2日 (火)

警察の正義が社会を壊すこともあり得る!

 日曜の昼から各テレビ局で取り上げているので、どんなに大きな問題かと思ったらタバコを吸っていたという話なのですね?

<黄柳野高>学生寮に喫煙室 県条例違反容疑で捜索 愛知
2008年11月30日(日)17時50分配信 毎日新聞

 愛知県新城市の私立黄柳野(つげの)高校が学生寮に喫煙室を設置したとして、県警少年課が県青少年保護育成条例違反(喫煙場所の提供)容疑で同校を家宅捜索していたことが分かった。同校は「禁煙指導室であり、喫煙室ではない」としているが、生徒の喫煙を黙認していた。県警は教職員らから事情聴取し、容疑が固まり次第、書類送検する。

 家宅捜索は29日に行われ、県警は灰皿などを押収した。

 私立高校がどんなトンでもないことをやっていたのかと詳しく聞いてみると、喫煙をそそのかしていたというのではなく、苦渋の選択として「禁煙指導室」という名の喫煙室を作ったと言うことに過ぎないではないか。高校と言うから未成年者と思いこみがちだが、成人した人も在籍している。しかも全寮制と言うことで学校にいる間禁止すれば済むという問題でもないところが難しいところだと言うことは想像に難くない。

 それにしても何故警察なんだ?? 分煙運動はいつから警察管轄になったのでしょう? 覚醒剤でも勧めているというなら警察が乗り出すことも分かるけれど、たかがタバコでしょう。しかも20歳以上では禁じられてもいない。 いくら条例に抵触するとはいえ警察が乗り出す問題ではないように思う。喫煙が問題だったとしても、成人も含む生徒の教育をしている場だと言うことを考えれば、教育委員会なりを通じて高校と指導方針を検討するという手順を経るのが筋ではないのか? 何でも警察が出ればいいと言うことではない。

 黄柳野高校のHPを見ると、本来は喫煙には元々厳しい態度をとっていたようだが、不登校の生徒を受け入れると言う趣旨で建学している事もあり、喫煙者は一律排除と言う姿勢をとり続けることができなかったのではないか? 受け入れた上で喫煙を止めさせようと考えたとしても理解できる。

 「学校へ来たかったらタバコを吸うな、タバコを吸うなら学校へ来るな」というのは警察の発想であって教育者の発想ではない。学校側は来期からは喫煙者は受け入れない方針に転換するというリアクションをとるようだが、医者を逮捕したら産婦人科医が逃げ出して各地の産科医療に大きな影響を与えた事例が思い浮かぶ。「タバコを捨てる生徒ばかりで学校を捨てる生徒がいない」と言う結果は多分得られないだろう。

 飲酒運転を取り締まる警官が飲酒運転して当て逃げすることだってあるんだから、そんなに人間や社会は割り切れるものではないでしょう。何にでも首をつっこんで正義漢ぶるのは如何なものでしょうか?

正義を振り回す保安官が社会にとっては迷惑なときもあります。

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2008年11月24日 (月)

「腫れ物に触るように」は育てられないものだけれど…

 昨日の朝は布団の中で小泉毅の父のインタビューで目を覚ました。何か喋っていると思って聞いていると昨夜遅くに出頭してきた元厚労省事務次官夫妻殺人事件の犯人の父親だという。民放なら、まー驚かないけれどもここはNHK。事件の惨さもさることながら、酷い時代になったものだとの思いの方が先に立ちました。

 「テロ」かと、大騒ぎしたが、捕まえてみれば「ペットを保健所に処分された仇討ち」であるとのことで、動機と犯罪の重大さとの落差に「信じられない」との意見が多い。「真の動機は何か?」と探る作業はこれからも続けられるのであろうが、私はこの動機以外には出てこないと思う。

 報道されている姿は「大仕事をなした」との誇りにあふれている。であればもっと「大言壮語」な理屈が表明されていてもおかしくない。普通はそうするでしょう? 「大きな理屈に隠された卑小な動機」を探るのが真相に迫るという作業になりそうに思うのですが、ペットを殺された仇を討つと言うのではこれ以上探りようがない。それとも、彼を「元厚労相事務次官に天誅を下した」との理由でも無理矢理見付けて英雄にしてあげますか?あり得ないよね。

 皆が思うように動機と犯罪がどうにも繋がっていない。しかし彼の中では繋がっているようだ。どこかで壊れてしまったとしか思えない。犯罪者をかばうわけではないけれど、父親が言うように容疑者が小学生の頃に保健所に処分してもらった一匹の犬のことに行き着く。この時に彼は壊れ始めたのだろうか?

 私にも似たような思い出がある。小学校に上がるか上がらないかの頃だったと思うのですが、「タマ」と名付けた猫を飼っていたのです。兄と可愛がったと言うか取り合ったというのか、しつけなんて事は頭の片隅にもなく育ててしまったために、ところ構わず粗相をするようになってしまい、父親が堪忍袋を切らせたというわけです。「捨てに行く」と言って自転車の荷台に括り付けた箱の中に入れて行こうとするところを必死で止めました。何度泣いて謝っても父は許してはくれなかった。しかしその時は二日ほどするとタマは帰ってきたので、しばらくは一緒に暮らせたのですが粗相のクセは直ることがなかった。二度目に捨てに行くときも泣いてすがって必死に追いかけたけれど諦めるしかなかった。 悲しい思い出で、父を恨みもしたけれど、しつけられなかった自分を責めてもみた。誰かに拾われて元気に暮らしたことを信じて泣き泣き諦めるしかなかった。

 自分は泣き泣きではあるけれど気持の整理を何とかつけた。泣いてすがって「タマ」を見送ったと言うことが大きいのかなと想像している。それに比べると彼は学校から帰ると忽然と姿を消していた、しかも保健所に連れて行かれたと言うことで「死」以外を想像することができなかったのではないだろうか。優しい子だったという小学生の毅少年の心はどうだったろうかと想像すると…壊れてしまっても不思議はないか?と思ってしまう。

 46歳にもななった人間の犯した罪を親に求めるのは酷だと思っている。その意味ではインタビューなんてトンでもないとも思っている。しかし、どんなトンでもない動機でも得るべき教訓はあるとも思う。

 親は子供を「腫れ物に触るように」は育てられないものだけれど子供の気持ちを考えた接し方はしなければならないものだと改めて思っている。

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2008年11月23日 (日)

ものすごく戸惑っています!?

 ちょっと前になるのですが、北海道新聞9月28日付の「旭川遠友塾」古野代表インタビュー記事を目にして非常に戸惑いを覚えています。公立ではない自主夜間中学が20年間活動してきた「札幌遠友塾」に続いて、「旭川遠友塾」が今年の春に開講し、来春には「函館遠友塾」が開講する見込みで、大いに力付けられていたのですが、その旭川の代表から思わぬ発言を聞かされて本当にとまどってしまっている。本当にこんな発言をしたのだろうかと数人の友人に尋ねた位です。

 道新旭川報道部長の山崎隆志氏が聞き手となってまとめた記事で、挑発的な質問も見受けられるので脚色されているのかもしれないのですが、今は「確かに代表がこう言った」との前提で、疑問を記しておくことにします。

--年間予算は?

「50万円ほどです。教材や保険料など学習費が19万円。残りのほとんどは会場の使用料です。」

--公的な会場に規定の使用料を払うのですか?

「遠友塾は自主、自由の事業。公の財産を、公の支配に属しない教育の利用に供してはならないという憲法89条の規定があるので、値引きや無料化は求めません」

 私は「札幌遠友塾」のスタッフではありませんが、「北海道に夜間中学をつくる会」の会員として札幌市へ「札幌遠友塾」への助成を訴えてきました。自主夜間中学としては会場費の負担は大きく、札幌市民会館の取り壊しで教育文化会館へ教室を移すことを余儀なくされたときには会場費が一気に倍の100万円を超えそうになり、市教委へ掛け合った結果、「児童生徒が利用する場合」に準ずると見なして札幌市は半額への減免措置をとってくださいました。 代表の発言を額面通りに受け取るならば札幌市の行った教文会館の使用料減免措置は憲法違反と言うことになってしまう。また、来年度より札幌市立向陵中学校の教室を夜間に週1回遠友塾の授業にお借りできるようになりました。この札幌市の措置も憲法違反と言うことになってしまうのだろうか? 私には理解し難い。

 確かに憲法第89条には「公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。」とあるが、この条文を自主夜間中学などへの助成を禁止するものだと解釈することには納得がいかない。あの太平洋戦争(大東亜戦争)の敗戦の反省に立っての憲法ならば「国家が宗教や教育を支配することを禁じたもの」と解釈するのが当然と思う。つまり「支配する手段としての公金支出や便益提供を国家に禁じたもの」と私は解釈する。と言っても私には何の権威もないのだけれど、条文だけを今の時代に取りだして解釈することは誤りに繋がると思う。

--公立の夜間中学を求める運動もあります。日弁連も文科省に意見書を出していますね。

「全国に35の公立夜間中学があります。これは教育委員会の学級編成権限を根拠にしていますが、教育制度上、公立の夜間中学が適法かどうかはかなり微妙なのです。私個人の考えですが、ただ公立をつくればいい-と走るのはどうでしょう。自主的個人の集まりであるボランティアには意味があります。」

 公立夜間中学が適法でないとなると撤廃でも主張する事になるのだろうか? 「ただ公立を作ればいい-と走るのはどうでしょう」とは、それはないでしょう…。 自主夜間中学にボランティアで参加している人達は尊敬に値する人が多いことは認めますが、公立夜間中学の設立を求めている我々は駄目ですか? 私が聞いた限りでは「札幌遠友塾」は公立夜間中学ができても自主夜間中学の必要性はなくならないと考えている。公立ではカバーできない生徒達が存在するし、自主では十分でない生徒達もいるのだから、決して「ただ公立を作ればいい」と考えているわけではないのです。

 憲法第26条には「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」とあります。また改正教育基本法の第5条3項には「国及び地方公共団体は、義務教育の機会を保障し、その水準を確保するため、適切な役割分担及び相互の協力の下、その実施に責任を負う。」とまで書いてある。国民の教育を受ける権利の享受を充足させるためには「自主夜間中学」だけでは力不足で、「公立夜間中学」が必要だと思うし、国や地方自治体は公教育だけでなく「自主夜間中学」やフリースクールなどに通う生徒達にも積極的に助成すべきものであって全然憲法違反なんかではないと思うのです。

 こうやって書いていても、本当にこのインタビュー記事は正確なのだろうかとの疑問が頭を離れない。本当にこのような発言をしたのだろうか?本当にこのようなことを考えているのだろうか? 嘘であったらとも思う。

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2008年11月15日 (土)

太陽は西からは上がらない!

 アメリカの力の衰えは多分オバマを持ってして如何ともし難いだろうと思うのですが、何とかしなければと言うアメリカ国民の選択は十分に示されたと思っています。しかしこの日本では沈みかけた夕陽が地平線にしがみついて、あわよくば再度天中に登ろうとしているかのような醜態を見せつけられている。しかし朝日はやはり西から登ることはないのではなかろうか? 単に私が感じたと言うだけかもしれませんが、最近幾つかそう思わせることが続きました。

 まず一つは、例の「定額給付金」のゴタゴタぶりです。ばらまきというのは誰でも思うのですが、普通はともかくもらっておこうとの欲が先に立って、このことの意味なんかは余り考えないと思うのですが、今回は選挙目当ての下心を余りに露骨に感じさせることになってしまったようで、「2兆円もかけるならもっとましな使い道があるのではないか?」という至極まっとうな思いを一般国民に抱かせてしまっている。どちらが政治家か分からないほどだ。

 二つめは、13日の参議院外交防衛委員会でのやりとりを見ていた時のことです。統合幕僚学校長時代の田母神空幕長が幹部教育課程に「歴史観・国家観」の課目を新設した問題で、講義内容の資料提出を求めたことに対して、防衛省は教授陣を黒塗りした資料を提出してきた。当然こんな都合の悪いことを隠す資料は認められるものではないのだけれど、今まではそれで通っていた。しかし、共産党議員の抗議の声を引き取る形で北沢委員長が「国会軽視も甚だしい」と一喝した事にはこちらもビックリ。そういえば参議院は野党が多数を占めている、この威力を改めて感じた一瞬でした。 結局、黒塗りされた下に書かれていた講師の名は「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバー2人(福地惇大正大教授、高森明勅国学院大講師)という事実でした。 後ろめたいことをやっているいたずらっ子をとっちめたような気分でした。

 三つ目はトヨタの奥田元会長のあからさまな脅し発言。

 トヨタ自動車の奥田碩相談役は12日、首相官邸で開かれた政府の有識者会議「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」で、年金記録問題などで厚労省に対する批判的な報道が相次いでいることについて、「朝から晩まで厚労省を批判している。あれだけ厚労省がたたかれるのはちょっと異常。何か報復でもしてやろうか。例えばスポンサーにならないとかね」とメディアへの不満をあらわにした。2008.11.12 23:54産経

 トヨタやキャノン、そして電力業界などへの批判は記事になりにくいとは以前から言われていたことで驚くにはあたらないのですが、企業が政治的な目的のためにもスポンサー料をマスコミコントロールのために使うと言うことを匂わしたことには驚いた。「使っていた」ないしは「使う」と言うことにではなく、スポンサー料の使い方を国民の前に晒したことが驚きだ。こうしたことは隠然とやるのが普通で、公然となっては逆効果もあり得るので絶対に秘密にしておきたいところだと思うのですが…奥田氏は「言わずにいられ」なかった。それほど迄に苛立つほど国民に対するコントロールが上手くいっていないと言うことなのだろうかと想像してみたりしているのです。

 私の妄想が過ぎるかもしれないのですが、麻生総理も自民党も、いい加減に醜態を晒すことを止めて、おとなしく地平線の下に没した方が良いのではないかと思う。「明けない夜はない」のだから再起の時もあり得るのです。それにしても「太陽は西からは上がらない」と言うことには思い至らないのだろうか?

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2008年11月 2日 (日)

田母神空幕長は恥ずかしいとは思わないのか?

「そんなの関係ねー」の空幕長が更迭された。

 防衛省の田母神俊雄航空幕僚長が、過去の中国侵略や朝鮮半島の植民地支配を正当化して「わが国が侵略国家だったなどというのはまさにぬれぎぬ」と主張し、政府の憲法解釈で禁止されている集団的自衛権行使や「攻撃的兵器」の保有解禁も事実上要求する論文を31日、発表した。浜田靖一防衛相は同日夜、防衛省で記者団に「政府見解と違うことは極めて明白。空幕長としてふさわしくない。要職を解く」と更迭を表明した。

 麻生太郎首相も同日夜、論文について「適切でない」と述べた。中韓両国などが反発し、シビリアンコントロール(文民統制)の観点から議論を呼ぶのは必至で、麻生内閣の政権運営にも影響が出そうだ。

 論文は「日本は侵略国家であったのか」と題し、19世紀後半以降の日本の朝鮮半島や中国への軍事的行動について「相手国の了承を得ないで一方的に軍を進めたことはない」と主張。同時に「わが国は蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者」「条約に基づいたもの」などとして重ねて正当化している。

 1941年の太平洋戦争開戦に関しては「日本はルーズベルト(米大統領)の仕掛けたわなにはまり真珠湾攻撃を決行することになる」として、やむを得ない戦争突入だったと強調した。

 田母神氏は今年4月、航空自衛隊のイラク空輸活動を違憲とした名古屋高裁判決について「そんなの関係ねえ」と発言し、批判を浴びた。
2008/10/31 23:00 【共同通信】

 航空自衛隊制服組のトップが、カビの生えた歴史観を臆面もなく持ち出してくる神経が信じられないが、それにも増して「蒋介石に引きずり込まれた」とか「ルーズベルトの罠にはまった」とかの主張を恥ずかしいと思わない人間が自衛隊のトップというのは困ったものではなかろうか。2005年の上海総領事館員自殺事件の時に叫ばれた「中国は卑劣だ」との論調と同様なものを感じるのです。国際政治の世界で騙されたとか罠にはめられたというのは恥ずかしいことであって、自己を正当化するものでは決してあり得ないと思うのだが、幹部達の頭はそうではないようだ。彼らが謀略を仕掛けてきていたとするなら、どう対応すべきであり、そうすれば今頃日本はアジアの強国、世界の強国であり得たくらいのことを論証して見せて欲しいものだと思うが、実際にやっている事は「騙された日本はアホです」と触れ回っているようにしか見えないのですが…。

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2008年10月26日 (日)

女子プロレスラーと自主夜間中学生との対話??

 昨日(昨日に限らないかもしれませんが…)は訳の分からない文章を書いてしまったなーと冷や汗ものです。(^。^;) ネットワークビジネスなるものを褒めそやすつもりは全くないのですが、「玄人が素人をだましているもの」と前提して非難するのは事実とは違っていると言うことを言いたかったのです。私が知っている限りではほとんどの人は椅子取りゲームの博打だと言うことは心得ている。勿論全部がとは言いませんが。会員の増加が止まって「金を返せ」と始まる頃には上は涼しい顔だ。その頃には麻生じゃないけど、自分とは縁遠い下々の会員同士の争いに過ぎなくなってしまっているから…。 今のサブプライムローンを組み込んだ証券を売りまくって、破格の高給と退職金をせしめて知らん顔の投資銀行幹部(社員も含む)と何も変わるものではない。

 魑魅魍魎の世界を離れます。 昨夜NHK教育の「一期一会」という番組で自主夜間中学札幌遠友塾の生徒さんと16歳の女子プロレスラーとの対話が取り上げれれていました。
NHKのHPから引用すると

2008年10月25日 学ぶ魅力の話@女子プロレスラーד自主夜間中学生"

 中学卒業後、入門した新人女子プロレスラーのピンキー真由香、16歳。プロレスの世界に飛び込むまでは、プロレスラーに教養は必要ないと考えていた。しかし現場に入り、勉強の必要性を感じている。しかし真由香は、どうしても勉強に前向きになれないという。学ぶおもしろさを知りたいと番組に応募した。

 真由香に相対するのは、札幌にある自主夜間中学に通って2年目の伏見裕子、23歳。中学高校と不登校を経験し、伏見も昔は勉強が嫌いだった。自主夜間中学に通い始めたことで、伏見は学ぶおもしろさを見つけたという。

 学ぶとはいったいどういうことなのか?真由香が伏見と出会って見つけ出したものとは...。


 私もこの放送を知らなかったので途中から見ました。再放送が火曜日の深夜にあるそうですので見逃した方は是非見てください。

一期一会(1)
一期一会(1)
 真由香さんは「学ぶおもしろさを見付けたい」と伏見さんと対話を重ねるのですがなかなか納得がいかない。私の方は過去に勉強に関することや学校で、何か嫌なことがあったのかなーと想像しつつ見ました。いくら話を聞いてもおもしろさは分からないだろーなーと思いましたよ。それは、おもしろさというものは感情であり、頭で理解するものではなくて多分、心で、体で感じるものだと思うからです。学びに一歩踏み込むことの方が先に立つのでしょうね。--自分なんかが言うのはおこがましいのですが…。

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2008年10月25日 (土)

ネットワークビジネスねー、どこが悪いのだろう?

 ネットワークビジネスなんて懐かしい言葉が聞こえてきたのは先週だったろうか?民主党の前田雄吉議員が離党したと言う。本人の信念なのか金がらみなのかは分からないがネットワークビジネスを擁護した発言を国会で行っていたからだという。彼の主張の肝は「違法な業者は駄目だけれどそうでない業者はよい」というもの。自民党の野田聖子氏も日本アムウェイにパーティ券を買ってもらっていた件について「アムウェイ自体は業務停止命令処分を受けた企業ではない」と反論している。 果たしてネットワークビジネス自体を悪として非難したり、合法・非合法に分けて擁護することが正しいのだろうか?

 自分の中ではネットワークビジネスの走りはネズミ講「天下一家の会」です。初めて遭遇したのは私が20代の頃でした。会社の先輩二人から「君にいい目を見させてあげたいから」とか何とか言われて誘われたのが初めてだ。どうやらSさんが親でJさんが子になり私は孫会員と言う事になり、私が自分の子会員を増やす手伝いもしてあげるから一緒にやろうという。絶対に損はさせないとも言われたが、この話は古典的なねずみ算の問題で、何代もしないうちに日本の人口を超えると話すとJさんは理解した。しかしSさんは理解しようとしなかった。Jさんまで抜けることになってしまったのでSさんは私を恨んだかそれとも後悔したのかは分からないが…。

 二度目の遭遇は野田聖子氏のアムウェイ。子供が小学生になったばかりの頃でした。その時はマルチなどと言う意識もなく、良い洗剤を売って稼ごうという話だとしか思っていなかった。彼は営業マンなので出張先で本業でない方に精を出す事もできるでしょうが、私の方は建築関係の仕事で景気の良い頃だからとても副業に精を出すことなどできそうもなかったので一緒にやることは無理でした。彼は今ではあるコンビニチェーンの店主です。私なんかとは違って商売っ気があったと言うことでしょうか?

 三度目は今から10年ほど前。今度ははっきりマルチとの意識を持っていました。勤めていた会社が破産して再就職もままならず身の振り方に悩んでいた頃です。倒産やリストラが続いていた時代ですから同じような境遇の人達が一つの選択肢として考えていたのではないでしょうか?私に勧めた人からは、こちらから聞く前にこれはネットワークビジネスでマルチ商法でもネズミ講でもないと説明された。出資を募るだけのネズミ講とも違うし、マルチのようにいい加減な商品でもなく、素晴らしい健康食品を普及するんだと言われた。だからといって健康食品を売ってその利益で生活するんだというわけではない。確か60万円分くらいの商品を購入してその人の子会員になり、同じように自分の下に60万円分の商品を購入した孫会員をつくり、その下に云々と、やっぱりネズミだ。会のプレゼンテーションでは、毎月一千万円の入金があるなんて人がスタンディングオベーションで迎えられ、入会を煽るのですが夢中になる人もいれば引いてしまう人もいる。自分は引いてしまう方で…。

 私を勧誘した人は私に「俺は信用がないから…、お前なら信用があるから勧めれば会員になる者が増えるからやろう」と、まじめな顔をして言うのです。残念ながら私は荒稼ぎして「ハイさようなら」とできるような性格ではありませんと断りました。あなたが儲かったとして、私がペイしたとして、友達が損したのを観て笑って暮らせますか?とてもできない。

 確かに商品は良いものらしい。健康ブームの日本では高くも売れるでしょう。しかし会員はそう増えるものでないのはネズミ講と同じ理由による。ピラミッド状の会員組織の頂点付近にいる少数者が多額の報酬を受け取るシステムはネズミ講そのものだ。ネットワークビジネスと言われるものは次から次へと生まれていっているだろう。成功するためには頂点部分にいち早く席を確保している必要があり、会員数は爆発的に増えた後、瞬く間に行き詰まるので別の講(ビジネスと称している)をつくらなければならない。私に勧めた人も間もなく立ち上がったばかりのネットワークビジネスなるものを探し始めていた。

 席取りゲームに似ているけれど、違っているのは早い者勝ちで、その後座れない人が圧倒的に多くて、座った人は決して席を外さないと言うことだ。このときの決断に決定的な作用をするのは欲だ。次々と多くのネットワークビジネスという名のゲーム盤が設けられるだろうが、席を占めている人達は真実を知っている確信犯だ。多くの出資詐欺事件も摘発されているがゲーム盤をつくっているのは同じような人種と思って間違いがない。ただし、違法とされないだけの化粧を施して。

 野田議員で問題になったアムウェイは今もネットワークビジネスと言えるのだろうか?私は今もアムウェイの歯磨きを愛用し続けている。私のところに届けてくれる人は決して熱に浮かされているような人ではない。多分、数十万円の商品を購入して会員になったのでしょう。それでよい目を見たのか見なかったのかは分からない。しかし今は商品を売って利益を得ているに過ぎない。

 だからネットワークビジネスという分類で現在のシステムを判断しても始まらない。ネットワークビジネスとして許されないのは会員数を爆発的に増やしている疾風怒濤の時代であり、先に席を占めている人達である。この時代を過ぎるとチェーン化した無店舗販売とあまり変わらないように思える。そうなると席取りゲームの勝者達も欲望を満たすだけの報酬は上がってこないのではないだろうか。だから次のゲーム盤を作り続けていく事になるのです。果たしてこの疾風怒濤の時代を有効に規制することは可能だろうか?と、考えると…まあ不可能だろうね。席取りゲームは一種の賭なんです。賭に飛び込む人間を止めることなんかできるものではない。

 ただ言えるのは、安定した所得を得ている人達が多いなら博打に飛び込む人は少なくなるだろうと言うこと。堅気な暮らしを好む人が敢えて飛び込むにはそれなりの事情があると言うこと。

 それともう一つ。ほとんどがアメリカ発のビジネスで、日本の市場でまともに競争しようとすると相手は花王とかカネボウとかライオンとかで、参入は困難を極めるだろう。別なマーケットを作るしかなかったからなのかなとも考える。まー手法としては詐欺っぽいかなとは考えるが…。

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2008年10月19日 (日)

美瑛の朝は初霜でした。

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 17日の美瑛は初霜でした。 昨日は仕事に運転にと忙しく夕食後間もなく寝てしまった為に、新年のご来光も拝んだことのない私もぱっちりと日の出前に目覚めてしまい暫くまどろんでいたのですが、こんな機会は滅多にないことに気付きベッドを抜けだし、近くの「四季彩の丘」から十勝岳連峰のだんだんクッキリとなっていく稜線を眺めていました。間もなく朝日が美瑛富士(多分)の頂から金色の光を放ちながら姿を現し、山腹から美瑛の丘を覆う朝霧を徐々に薄紅色に染めていく様を惚けたように眺めていました。 Dscn0398b
 帰りにはアルテピアッツァ美唄にて休憩。安田侃さんの彫刻の数々が配置されている庭を眺めながらのコーヒーの味も格別でした。犬を連れたご婦人の散歩姿もなかなか様になってましたが、犬の粗相を見せられるのは勘弁ですよっ。coldsweats01

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2008年10月10日 (金)

NHKは何を謝ったの?

今日の朝刊に次の記事が載せられていた。

番組問い合わせに「自民党のPRです」、NHKが処分

 NHK視聴者コールセンターの対応責任者が、自民党総裁選をめぐる報道について問い合わせた女性視聴者に対し、「自民党のPRです」などと発言していたことが9日、わかった。

 NHK側は女性に謝罪し、この責任者を電話応対業務から外し、処分した。

 NHKは9月10日の「ニュース7」で、時間を30分拡大して自民党の総裁選を放送。ニュースを見た女性が、「総裁選報道が長すぎるのでは」などと問い合わせた。

 NHKはコールセンター業務を関連団体の「NHKサービスセンター」に委託。NHK広報部は「誤解を与える不適切な発言で、視聴者の方々におわびします」としている。
(2008年10月9日18時56分 読売新聞)


 この記事を読んで事情を飲み込める人がどれ程いるだろうか? 普通に想像すると--「NHKに変な発言をした人」がいて、その発言内容が「NHKの番組を自民党のPRです」と言うものだったらしい。それで処分されたというなら、さすが「公正中立」を旨とするNHKだ。--位のところだろうか? NHKにとってはめでたしめでたしと言うところなんだけど事の性格は全く違っている。

 事の始まりは、9月10日のNHK午後7時のニュースが枠を延長して45分間も自民党の総裁選候補者5人をスタジオに呼んで発言させたことにあります。自民党員でもない我々に公共の電波を使って政策を話させることが「自民党の総選挙へ向けての宣伝」の手伝いではないかとの批判を呼んだ。このことで多くの視聴者が抗議の電話をNHKにしたなかで、このNHKの担当者が非常に横柄な態度をとったと言うことでした。

正確なところは内野光子さんの9月10日のブログを参照してください。

 勿論、この人間のとった態度は許し難いことではあるのですが、多くの視聴者の批判点はそもそもこの不届き者にあるのではなく、「NHKがニュース番組を自民党の宣伝に使わせた」と言うところにある。事はNHKの公共性の問題にあるのですから、謝るとしたらまずはこの点を謝らなければならない。「自民党のPRです」と言った人間を処分したからと言ってあのニュース番組が「自民党のPRではない」と証明することにはならない。不届き者は正直者であったかもしれないのです。

 不届き者を処分したことでNHKの公共性が担保されたとは全く言えず、逆にNHKの公共性を偽装するものに過ぎない。従って、役回りとして新聞各社はNHKが「謝罪を自慢話にしてしまうこと」に手を貸したに過ぎないといえる。

 ネットで各新聞社の記事を見てみても読売新聞と五十歩百歩で、NHKの何が問われているのかを示したものはなかった。新聞記者は読者がこの記事を読んでどう受け取るかを想像したことがないのだろうか?この程度で十分だと見くびっているのか、それとも記者自身に報道に対する問題意識が欠如してしまっているのだろうか?

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2008年10月 9日 (木)

有頂天もいい加減に!

 一昨日はノーベル物理学賞を日本人三人(南部陽一郎、小林誠、益川敏英)が受賞と興奮冷めやらぬ中、昨日はノーベル化学賞を下村脩氏が受賞するとの知らせが舞い込み、私も非常に嬉しい。