亀田判定でベネズエラ大使館にメールが殺到?
ランダエタ選手に対する激励メールがベネズエラ大使館に殺到しているそうだ。
世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王座決定戦で亀田興毅選手(19)に判定負けした、ベネズエラのフアン・ランダエタ選手(27)を激励する日本からのメールが、在ベネズエラ日本大使館に殺到している。 (中略) 差出人は日本人が大半。「あなたが勝者だ」「素晴らしい選手。応援したい」「ベテランらしい戦いぶり」などと、ランダエタ選手の健闘をたたえる内容ばかりで、中には「日本を嫌いにならないで」と訴えるものもあった。
(2006年8月5日2時5分 読売新聞)
視聴率は40パーセントを超えたそうで、他ならぬ私も観ました。もっとも終わったかなと思いつつチャンネルを合わせたのが8時半頃、未だ始まってもいないので「またぞろテレビに仕組まれた!」と白け半分でその後の試合を観ていくことになりました。初回のダウンを見せられて、最終ラウンドまで余り良いところはないように感じられた。たまに大振りすると実況アナが大騒ぎするのですが、それだけのことで余りダメージを与えているようにも思えなかった。
これは負けたなと思いつつ判定を聞いて唖然としたのは多くの人と同じ。しかし、ベネズエラ大使館に、しかも「日本をきらいにならないで」とまでメールを出したと迄聞くと違和感を覚えざるを得ない。亀田-ランダエタ戦は決して日本-ベネズエラ戦ではなく、結果を見せられてしまえば世界チャンピオン戦でもなく単なる興行だったと言うことに尽きる。
これまでの世界チャンピオン戦では、勝ったと思った側が大はしゃぎで、逆の判定には「怒り心頭に発す」と、大いに不服であることをアピールするのが常でなかっただろうか。それと比較するとランダエタ側は異常に淡泊だった。「ランダエタは亀田をノックアウトはしないこと」と言うくらいの密約があったのではないのか、とすら疑ってしまうのだが…。
具志堅が試合前に言っていたことに対して亀田パパや協栄ジム会長が反発しているそうだけれど、「俺たちが育てた金蔓にケチつけるな!」という程度の愚劣さだ。歴代のチャンピオンがまともに考えてやる程の世界戦では既にないのかも知れない。世界チャンピオンの決定戦だと思えば腹も立つが興行だと思えば腹も立たないかも知れない。インタビューに登場するタレント達がテレビ界のスターを攻撃しないのは当然としても、歴代チャンピオン達も具志堅以外にボクサーとしての矜持を示し得ていないことに日本の危機を感じる。
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